立石光子のレビュー一覧 中世の写本ができるまで クリストファー・デ・ハメル / 加藤磨珠枝 / 立石光子 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 題名の通り、羊皮紙の作り方から装丁にいたるまで写本の作り方を解説した本。実際の写本の図版がカラーでたくさん載っていて、読んでいてとても楽しい。写本の隅にある写字生の愚痴や下準備の罫線を引いた跡、装飾の手順や金箔の張り方など、当時の人々の生活が浮かび上がってくるような解説で面白かった。色とりどりの装飾で飾られた中身のみならず、皮に型押しや宝石や象牙などで豪華に飾られた本たちがぎっしり集められたという図書室、見てみたかったなあ。 0 2022年09月17日 中世の写本ができるまで クリストファー・デ・ハメル / 加藤磨珠枝 / 立石光子 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 中世の写本を作るのに使われていた紙や羊皮紙やインクや羽ペンの作り方やペンの持ち方、彩飾がどんな順番でされていたのか、写本の依頼がどう行われていたのかなど、細やかでわかりやすい解説が面白かったです。内容的には入門編のようなので、同じ著者の本をもっと読んでみたくなりました。 0 2021年07月09日 中世の写本ができるまで クリストファー・デ・ハメル / 加藤磨珠枝 / 立石光子 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 技術や書き方等、内容面白かった。 「ベリー公の時祷書」単品で技術や顔料のことも含めて、1冊出してほしいので、マイナス★1つ。 0 2022年07月05日 中世の写本ができるまで クリストファー・デ・ハメル / 加藤磨珠枝 / 立石光子 学術・語学 / 教育 4.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ ヨーロッパ中世のいわゆる写本の作り方を、羊皮紙のなめしから、写字、装飾、装丁の各工程を、豊富なカラーの図版付きで紹介している。といっても、事細かに技巧的なことを追っているというより、エピソードやコスト感など含めながら、中世史としても楽しめるものとなっている。何より写本のカラー図版が見ていて楽しく、本棚に納めて愛でたい一冊だ。 0 2023年11月17日 <<<1・・・・・・・・・>>>