駒ヶ嶺朋子のレビュー一覧

  • 死の医学(インターナショナル新書)

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    「死の探求によって思いがけず、生かす力、細胞や個体の危機の際に発動する「解離」にたどり着いた。そしてそれは、芸術表現の源でもあった」
    (あとがき)より

    死をテーマにしながらあたたかく読みやすい文章と驚きの「エピソード」に引き込まれ一気読み。本書をきっかけにすればどんよりとせず、自分達の「生きることと死ぬこと」の話ができるんじゃないかな。実に魂消た一冊でした!

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    2022年06月05日
  • 死の医学(インターナショナル新書)

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    VRで人工的に体外離脱を体験すると死への恐怖が和らぐ→緩和ケアに有用っちゅーのは素晴らしすぎる

    安楽死は合法にしないの意味不明すぎる
    ALS患者が〝今〟死にたいと思うの全然当然と思うし、じゃなくても誰でも死にたい人は死ねばいいじゃん

    悲嘆幻覚の研究もっと進むといいなぁ
    おばけは絶対いるっしょ信じるよ!

    右半球(右脳)の傷害では世界の左半分を忘れる
    →お皿の左半分だけ食べ残す、漢字の偏が抜ける
    でも漢字は右側(つくり)だけで読める&意味わかるものが多い…右空間偏重(左半球至上主義)傾向
    英語の場合はさらに、右が「right 正しい」で左は「left 残っているほう」で右重視が顕著

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    2025年10月12日
  • 死の医学(インターナショナル新書)

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    脳神経内科医が、臨死などの非科学的とされるものを科学的にアプローチした一冊。

    どれもスピリッチュアルな要素はなく、面白かった。

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    2023年05月14日
  • 死の医学(インターナショナル新書)

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     幽体離脱や金縛りは脳を刺激することで再現できる、というのがまず驚き。
     後半に、死後の世界などもっと切り込んでいくのか?と思ったが失速したように思った。

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    2022年11月29日
  • 死の医学(インターナショナル新書)

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    臨死体験、憑依、金縛り、体外離脱など、いわゆるオカルトといわれることもある現象を、科学的に分析した一冊(著者は詩人&医師の駒ヶ嶺朋子さん)。脳科学研究が進んだことで、金縛りなどの現象は「この脳のこの部分がこうなって」といった感じ深くまで判明しているようで、勉強になった。前半は不思議現象の脳科学的分析、後半は死生学の話になっている、本書を読むと、いざ金縛りとか起こった場合にも慌てることがなくなるかも。金縛りの経験者は結構いると思うので、発生のメカニズムを知りたい人にオススメ。

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    2022年03月21日
  • 死の医学(インターナショナル新書)

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    駒ヶ嶺朋子(1977年~)氏は、早大第一文学部卒、獨協医科大学医学部卒、国立病院機構東京医療センターにて研修,獨協医科大学大学院卒、等を経て、獨協医科大学大学病院脳神経内科に勤務。詩人でもあり、2000年に現代詩手帖賞を受賞(駒ヶ嶺朋乎名)している。
    本書は、医師であり詩人でもある著者が、最新の医学的知見と芸術に対する深い造詣をもとに、魂と死についての考えを綴ったものである。
    私は50代であるが、人並に死や脳の働きについての関心を持ち、これまでに、本書にも出てくるエリザベス・キューブラー=ロスの『死の瞬間』やハーバード大学の脳外科医エベン・アレグザンダーの『プルーフ・オブ・ヘヴン』のほか、岸本

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    2022年03月09日
  • 死の医学(インターナショナル新書)

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    ネタバレ

    引用
    「『最後のあり方』を家族と共有すること
     元気なうちから、人生の最終段階における医療に対してどのような希望を持つかを考え、表明すること、家族と共有していることを、アドバンス・ケア・プランニングと呼ぶ。
     根本治療の対象でない臨終間際の救急搬送は、無駄に苦しみを負う上に、治癒の見込みがないまま医療費もかかってしまう。必要な医療を誰もが受けられるよう、過剰な医療は受けたくない、受けないと言う当たり前のことを誰もが納得して選びとることができれば、国の財政も医療資源も、それから人生の最終段階における苦痛や恐怖も、大いに改善が期待できる。
     瀕死の状態で治療の限度を自ら決定する事は、現実的には難し

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    2022年07月09日