井手敏郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今年、とてもつらく感じたニュースがありました。その中でぱっと目にとまり、読んだ本です。
私にとってはなのですが、今年読むことができて良かったと感じました。
「人を亡くすという体験は、自分の身体を奪われる体験と一緒」というくだりがあり、
自分なりの理解なのですが、
外傷におきかえてイメージしてみると、(私は)突然身体半分が引きちぎられたような状態で、悲しみやショックもあったんだなと、あらためて思い返すことができました。
そんな身体で、仕事に行っていたんだな、それは苦しいことだったよね、ともあらためて思うことができました。
心に残った箇所です。
「喪失体験をきっかけに湧き出た感情で、心の風船はいっぱいいっぱいになっている。その感情や想いを吐き出せないのは、心が便秘をおこしてしまうのと似ている」
「欠ける、傷ができる。そのことに対して、金継ぎした器は作品、作成者によって、元の価値の何倍もの値がつくこともある。そんな見方もできる」 -
Posted by ブクログ
実在の人物を想定して対話形式で書かれたグリーフケアの本。個人的には対話形式なのは余計だと感じたが、これが読みやすいという人もいるかもしれない。グリーフケアについては先日読んだ本で知り知識を深めたいと思い(実際に誰かを亡くしたわけではない)読んだのだが、人やペットの喪失経験以外に傷ついた経験なども「グリーフ」に数えられるのだと知り驚いた。
全体としては喪失経験に苦しむ人々に寄り添い、「人(またはペット)」の喪失経験以外にも目を向けており良書なのだが、一点、例として母との確執のあった男性のエピソードとして「親への赦し·共感」のようなものが描かれ、「お母さんも大変だったんだ、仕方なかったんだ」といったような理解をしたのを美談として扱われていることに毒親育ちの人間として抵抗があった。親のことを許さなくともよいし、いくら大変だったとは言っても許されないことはたくさんあるし、許すことにも不要な苦しみが伴う。筆者は確執の経験も「グリーフ」だと言うのならばそこはしっかりと意識してほしいと思った。 -
Posted by ブクログ
義姉の死がきっかけで、グリーフというものがあることを知る。知らなかったので勉強のため読んでみる。
”グリーフとは「悲嘆」大切な人やものを失った体験による悲嘆と反応”
私も悲しい出来事があった際には、グリーフケアを頼ろうと思う。
本は先生にケアを受ける複数の患者してんで、どのように進んでいくかを小説形式で説明してくれている。
なるほど、こういうことをやるのだでも実際に行ってみないと結局はわからないよなと思いつつ、本の途中にあるワークには興味があり、自分でもやれるなと思う。
ワーク
・バタフライハグ
・ロスライン(失ったものを確認する)
・思いをあの人へ届ける
グリーフを知るには良い1冊でした。