石原大史のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これまで読んできたドキュメンタリー書籍の中でも、極めて完成度の高い一冊だと感じました。できるだけ多くの人に読んでほしいと心から思います。
冤罪発生の事前事後という幅広い時間軸の中で、警察、検察、被害者、告発者や協力者それぞれの行動や考えが細かく丁寧に述べられています。それを報道する立場の心情も絡ませてあり、極めて完成度の高いと言えます。
どうか警察、検察を中心に冤罪を生んだ組織が本件を徹底的に検証し対策を講じることで、二度と同じような過ちを侵さないよう務めることを祈るとともに、多くの一般市民が本件を知り、公権力に対する抑止的理解力を深めてほしいと願ってやみません。