天野眞也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレキーエンスの本、2冊目。
著者の天野眞也氏は、1992年に新卒1期生としてキーエンスに入社して、営業の第一線で活躍された方。2010年に営業コンサルのして独立、起業。
感想。
世にありがちな武勇伝や自身の体験談的な本だったら残念だと思って、多少そういうところもありましたが、学びになる部分も多かったので、読んで良かったです。
備忘録。
・法人向け営業では、投資対効果を証明することを意識すべし。
・法人営業は、法人の中の個人に営業しているということを忘れずに。法人にとっては素晴らしい提案でも、それを採用する担当者にとっては迷惑千万だったらうまくいかないよね。法人の利益と、法人の中の個人の利益の両方を満たす必要あり。
・自分たちが、できれば自分たちだけが提供できる価値をしっかり示す。大事なのは競合との差別化。
・営業では、圧倒的な量をこなすことも立派な戦略。どんだけ上手くプレゼンしても、相手側とのタイミングが合わない可能性もある。
・ホームページからの問い合わせから営業を始めるインバウンドマーケティングが進化してきているが、それだけでは難しい。大概、決裁権のある人からの指示で、部下の人がホームページにアクセスするだろうが、そこまで整ってやってくるお客様の絶対数は少ないのではないか。
・日本企業に、帝国データバンクの評点が51点以上の会社の数は38万社。日本企業数385万社(H28)の約10%。そういった情報から、自社と契約する可能性のある法人数を理解しよう。
・営業先の担当者1人の見解は、営業の法人全体の見解とは異なるケースがあるだろう。1人の担当から断られても、他の部署にもあたるべき。
・法人営業では、対人折衝力、製品・業界知識力、情報力が大切。中でも情報力が競合との差別化ポイント。対人折衝力は先天性や性格もある。知識はそこまで差別化できない。
・営業時の自己紹介シートの活用。
・アイスブレイクで、忙しい?→土日休めてますか?→休めてる土日で何してますか?、で相手の趣味をヒアリング。
・個人と個人の関係で打ち明けてもいない人に、わざわざビジネス上のお悩みを打ち明けてくれるか(いやくれない)。
・テレアポについて。決して電話で提案内容を安易に伝えない。伝えたら「それは要りません」で終わってしまう。まずはアポイント取得に全力を。とにかく自分の話を聞くのは貴方とメリットだと打ち出したい。
・提案内容におけるメリットのすごろく表。
・先ずは価値の提示に拘る。安易に価格の話に入らない。「これからご説明する提案に価値を感じていただけたら、ぜひご購入下さい」くらい、清々しくいく。 -
Posted by ブクログ
キーエンスの元営業の方による営業のノウハウ本。最近読んだ『付加価値のつくりかた』にも通じるところがあり、当たり前といえば当たり前なんだけど、それをシステマチックに誰でもできる形にしてしまうのがキーエンスのすごいところだと思う。
本書のポイントは、お客様の立場に立つこと。お客様としてどうしたいのかを考えて、そのために必要なアクションを提案すること。まずはこの考え方がベースになる。
その上で、費用対効果で提案すること。単に費用だけを伝えると価格競争に陥るだけだけど、費用対効果なら、大きな効果が刈り取れるなら費用が高くても買ってくれる。
そして、バリュープロポジションを考えること。お客様が望んでいること、自社が提供できること、競合企業には提供できないこと。このうち、自社が提供できて、顧客が望んでいて、かつ競合が提供できないことがバリュープロポジション。普段からこれについて考えておいて、営業時に訴求できるようにしておくことが重要。
その他、ファンをつくる。ファンから情報提供を受けて優位に提案活動を進める。提案のタイミングなど、様々役に立つことが記載されている。
営業に関わる人なら読んでおいて損はない。 -
Posted by ブクログ
2488
営業しない営業
★行動原理:ギバー精神で、お客様に得をさせる
★商談ゴール:価値を感じ契約してもらうこと
→前提:圧倒的な量
良いお客様との出会いのチャンスが増える
→①観察眼:状況を正しく理解すること
→②戦略眼:顧客起点でゴールへ伴走
★→③情報力:競合と最も差別化でき信頼に繋がる
お客様から情報が集まる仕組み=ファンづくり
アイスブレイク:雑談で友達になれ
法人の存在理由:利益を出すこと、買うことは投資
→投資対効果を証明
★法人の中の個人、人間は理性より感情の生き物
最も強い評価軸=親密度
コロナ禍:会いたい人とだけ会う価値観への変容
人との人との繋がりの重要性、大ファンづくり
-
Posted by ブクログ
帯の"キーエンス"というワードに惹かれ購入。
"シン"とタイトルにあるが、特定の商材に捉われない課題解決型の営業に携わっている人からしたら、当たり前の営業の基本動作を非常に平易に、わかりやすくまとめている。
(ただ、この基本動作を徹底することが意外に難しい)
ライトに読める分、人によっては"薄い"と感じる内容かもしれないが、逆に言えば同意できないことは何一つない。
ここから全てが始まる。といった内容であるため、営業に初めて携わる人向けの、課題図書等にしても良いかもしれない。
以下、気付き。
・法人の中の"個人"をより強く意識する
・バリュープロポーションにおける、"競合ができないこと"の意識
・"営業リーグ"における自身の立ち位置の再確認
・スピード感は顧客に合わせる
・工程情報を捉え、最適なタイミングで最適な情報を繰り出すことの重要性
・商談のゴールが"契約"であることを合意する
・ギバーの気持ちに関連して…、会社/仕事に骨を埋める気がなくなった場合、完全なギバーであることは難しいかもしれない。 -
Posted by ブクログ
○目的
アポイントの取り方知りたいから
○学び
・量によって受注するケースも大いにありうる
・優先度高いアプローチ先は投資余力のある企業
・よく知っている営業をお客様は信頼する
・テレアポはアポを取ることが第一
"すごくお客様に評判の良いサービスなんです。御社にも絶対にメリットがあると思いますので、ぜひ詳しいご紹介のために御社を訪問させていただけませんか?"
・営業ツールを準備しておく 視覚の有効化
・アンケートシートはヒアリング内容を組み込めばデータになる
・"これからする私の提案に価値を感じていただけたら、ぜひ御社で弊社サービスを採用してください"
・すごろくのように契約までのストーリーを描く