植松靖夫のレビュー一覧
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やっと出ました。しかも完全新訳。
奇怪で奇妙、わけわからないけどなんだかゾクゾクする、
そんなホラーの名品です。
ジョン・サイレンス博士自体は、
そんなに活躍するわけではないのですが、
持ち込まれる話が奇怪なのですよ。
「秘密の崇拝」とか、あの廃墟を吹き抜ける
冷たい風を想像しただけでねぇ、
背筋と...続きを読むPosted by ブクログ -
作者の作品を読むのは三冊目で、どれも出版社が違い多分訳者も違い、そういう背景が違うことによって結構な印象の差が生まれる作風ではないだろうか。興味があって手に取ったはずなのたが、ひねりがなく盛り上がりにも欠け、終始淡々とした調子にて物語は進み、怪奇ハンターが呼ばれて事件を解決して帰ってゆく。別にだめじ...続きを読むPosted by ブクログ
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新訳版、読みたかった本がようやく手に入りました。いろんな人の訳文で同じ作品を読み比べるのが面白い。
古の妖術(1978年 ブラックウッド傑作選では「いにしえの魔術」)はじめとして、ジョン・サイレンスものだけを6編揃えて収録しているわけですが、こんなにも演出がバラエティに富んでいるのかと驚きました。...続きを読むPosted by ブクログ -
古い作品ですが、新訳ということもあってか、古風な雰囲気がありながらも読みやすかった。持ち込まれた怪しい事件を心霊現象に詳しい医師が解決するオカルト探偵もの。怖さはあまり感じないですが、精神的に追い詰められてしまった依頼者や相談者の体験の奇妙さに、何が起こっているんだろうと毎回引き付けられるものがあり...続きを読むPosted by ブクログ
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正しい怪談、って感じかな。
事件簿っていうタイトルから想像するような、推理も野ではありませんので念のため。
所謂クトゥルーもの群より古い作品に当たりますので、コズミックホラーものではないのですが、ちょっとだけそんな雰囲気も匂いますね。
もちろんどっちが影響を受けたかといえば、ラヴクラフトですが。(^...続きを読むPosted by ブクログ -
名作古典が文庫として復刻、とあり、勝手にゴシック・ホラーっぽいミステリかと期待して購入。ミステリじゃありませんでした。怪奇小説。ジョン・サイレンスというイギリス人の博士を主人公にした連作。6篇の不思議事件が淡々と語られます。期待したままの内容と違ったので最初はとまどいながらあれーと思いながら読んでま...続きを読むPosted by ブクログ