異郷人発のノスタルジー
日本大好きなイタリア人の著者マッシミリアーノ・スガイさんが、日本で出会った様々な美味しいグルメに関わるお話を連ねていく本。
取り上げられた食べ物の種類は広範に渡り、コンビニのお菓子やチェーン店のごはん、町の料理屋のお話などもあり、そのどれもから著者の好感、日本とそのグルメに対するノスタルジーを感じられる。
日本とイタリアは違う国ですが、通じるところもあるとする著者の論はグローバル社会における狭い地球観、友情で結ばれた国家と民族の交流を表現している。
なお著者が甘い食べ物が好きなのでお菓子の話が割と多い。