テレビマンユニオンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家事労働の研究からケアの社会学へ。振り返れば著者は「安心して弱者になれる社会をつくること」を一貫して考えてきた。女も男も勇気をもらえる本。
大変遅くなって恥ずかしいのだが、本書で紹介される家父長制システムの指摘に脱帽。市場の外側で家族はイノチの再生産をしてきた。そして女性は不払い労働をさせられてきた。いまだに日本はそこから脱却できずに、静かに衰退に向かっている。十把ひとからげにはできないものの、「保守」の男たちの罪深さ、不勉強がよく分かる。
年をとるのも悪くない。若いうちはむしろアタマが固い。年をとれば、柔軟で寛容になれる。その通りだ。
祈ることを禁じたという。「この世のことはこの世で解決