山根精一郎のレビュー一覧

  • もしもがんを予防できる野菜があったら 「遺伝子組み換え食品」が世界を救う

    Posted by ブクログ

     山根精一郎は、植物病理学の農学博士であり、日本モンサントで、41年間在籍し、遺伝子組み換え技術に携わってきた。著者は、「日常的に特定の野菜、特にキノコやアガリクスを摂取することで、がんの予防や免疫力の維持に役立つ可能性がある」と考えている。彼は、これらの食材に含まれる特定の成分(β-グルカンなど)が、免疫細胞を活性化させ、結果的にがん細胞の増殖を抑制する可能性があるという。それを遺伝子組み換え技術で達成しようとしている。

     遺伝子組み換え食品で、健康被害がない。世界保健機関(WHO)や米国科学・技術・医学アカデミーなど、公的な機関によるこれまでの調査によれば、承認された遺伝子組み換え食品が

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    2025年09月28日