藤原七瀬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読後のソーカイ感 ★★★☆☆
読後のジワジワ感 ★★★★☆
推奨集中レベル ★☆☆☆☆(低いほど読みやすい)
何者かになりたい高校生の主人公が喋る猫との対話を通して、都合よく脚色された過去を見つめ直し、本当の自分を理解するというお話だと解釈しました。あとがきでのフィクション・ノンフィクションの説明で胸がキュッとなりました。
私はナナオさんのYouTubeをよく見ていて、この人の語彙力で書かれた小説はどんなものなんだろうと楽しみにしていました。
結果から言うと、20歳位の処女作(童貞作?笑)でこんなにも小説らしい小説が書けるんだ!というのが1番に来た感想です。
本の中で「自分のクズ -
Posted by ブクログ
ネタバレ藤原七瀬ことナナオ著「賢者飛行」
正直に言うと読みにくいです!ファーストシングルの雷轟と猫のほうが読みやすかったです…。ナナオの語彙力が大学のときより成長したのだと思います。読者置いていかれています。
ここからネタバレになります。
ユーチューバーの末裔
賢者飛行よりもこっちの方が好みの小説でした。ナナオの本音というか伝えたい事がストレートに書かれていて、キャラに憑依して書いたんだなと思えます。また、こっちの方が被害者ヅラというのがよく似合う気がします。
賢者飛行
加筆時にマコを追加したのはとてもいい判断だったと思います。マコが加わったことで、可哀想に思われたい、被害者ヅラして生きているとい -
Posted by ブクログ
ネタバレユーチューバーの末裔、賢者避行の2本立て。
・ユーチューバーの末裔
めちゃ面白かった。気づけば吸い込まれるように続きが気になり一気に読み終わった。本当にユニスの様な立場のこういう子出てきそうだし、リアルだなーと思った
・賢者避行
よ、よみにくい……。場面説明や心情説明が私的にはスっと入ってこず。それもまた高校生らしい思春期の子の心情なんだなと思うと納得。(偉そうにすみません)
でも言わんとする事はかなり共感できた。可哀想を自分の出来の悪さの言い訳や盾にする、、誰しもハッとするのでは無いかなと思いました。
ナナオさんの事を普段からファンとしてYouTubeで見てますが、知ってる人が書く物語小