棚田健大郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
資格の勉強方法について筆者のノウハウを記した本。「紙1枚」とあるが、勉強スケジュールの表を紙1枚にまとめるという意味であり、アウトプットなど直接勉強に用いるわけではない。また、本書で説明されている勉強スケジュールは、エビングハウスの忘却曲線を応用して復習のタイミングを考えたものであるが、忘却曲線について一切触れていないのは如何なものかと思った。
勉強スケジュールの作り方の説明は初めの1章のみであり、他の部分にも資格勉強するうえで有用な情報が載っている。特に第2章の、イヤホンを使って全てを勉強時間にする「耳学」は、斬新さがあって良かった。また、筆者が合格したという宅建士の勉強を例に、具体的で分 -
Posted by ブクログ
著者はサラリーマンをしながら3年で9つの資格試験を取得した。そのやり方は「大量記憶表」を使って、「覚える」ことよりも「忘れない」ことを意識した勉強法です。
参考になる部分がいくつかあったので、取り入れたいと思います。
① 大量記憶表を使って、「忘れる一歩手前」で思い出す。1ユニットの問題数は増やしすぎない。初日は必ず2回勉強する。
② 教材は「分野別過去問題集」を徹底的に使う。
③ 「耳学」で勉強時間を確保する。
④ メロディに合わせて覚えることを口ずさむ。
⑤ 問題集はまずは解説を読み込む、それから問題文を読む。
⑥ 問題は「点」ではなく周辺知識の「面」で理解する。
⑦ モチベーションを上 -
Posted by ブクログ
忘れないように、表を作って計画的に復習しよう、
という内容。
エビングハウス付箋を、表にした感じ。
私は語学の勉強中(英語ではない)で、この本の紹介文に「語学にも」と記載があったので読んでみた。
読んでみて、いまさらながら気づいた。
勉強には、試験というゴールがあるものと、ゴールがないものがあるんだなって。
試験に合格するためには、期限内に必要な知識を獲得し、試験日まで忘れないようにしなければならない。
この場合の語学とは、入試やTOEICなどの試験を受けることを指していたんだなと思う。
私の場合は、人と会話したり曲の歌詞がわかるようになりたいための語学勉強なので、
試験のためだけではない。