クリストファー・ボグラー&デイビッド・マッケナのレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ロシアのプロップがおとぎ話の構造を分析したツールの紹介や、物語の細部を豊かにする環境的事実のツールを紹介。最後のチェックリストのところに予算の話が出て来て、確かにと思う。どんなに素晴らしい物語でも作る費用と想定される収益が見合わないと作れないしな。物語作家もそう言うそう言う観点を最終的に持たないと辛いよな。しかしロシア人もそうだが、こう言う構造的な理解や分析を示して一般化するのは欧米人は上手だよなと思う。ロシアを欧米に入れていいのかと言うのもあるが。ロシアは文学の巨大国家だし、蓄積もあるのかな。物語りを良くするために適切な問いを投げかけて行くのが大事だと言うようなくだりもなるほどと思った。こう
-
-
-
Posted by ブクログ
2022年2月刊(2013年9月に邦訳が出版された『物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』を改題・一部再編集の上、二分冊化)。ハリウッドで、映画会社に持ち込まれた映画脚本の査読、映画のストーリー開発、映画脚本の執筆などを手がけてきた二人が、面白いストーリーとは何か? を解き明かしていく一冊。この筆者たちの本は初読み。
現在、某創作講座を受講中なので、参考になると思い、取り寄せ。全12章からなり、「テーマの大切さ」「登場人物に持たせるべき、"求めるものリスト"」「観客との契約」「ドラマに両極の対立を持ち込め」「英雄の内面的な旅路について」「キャラクターが -
Posted by ブクログ
上巻に続き、読みました。下巻はこの本で言うところの、「環境的事実」について。舞台設定についての分類がなされてます。
あえてこの本の難点を言いますと(いや、気にならない程度なのですが。。)翻訳の言葉が、ハリウッドやエンタメぽくなく、頭にスっと入ってこない、腹落ちしない気がします。。
上巻に、映画の配役には「相互アクション」が大事、みたいな章があるのですが、おそらく(原文を見たわけではありません。。。)「インタラクション(interaction)」でいいのでは??? この「環境的事実」と言う言葉も、なんなんすかね。。原文がわからないのですが、もうちょいわかりやすい言葉にした方がいいんではないか。。 -
-