佐々木誠のレビュー一覧

人生を変えるマインドレコーディング

佐々木誠

「人はなぜ続けることができないのか？」の帯に興味を惹かれて読んでみた。
自分もその経験があるのだが、思い立ったことが続けられないのは、「信念」がないからだと著者は説く。
信念がなく「理屈」だけだと人は動かない。
信念はその人の過去からの経験やエピソード、原風景などから成り立っており、自分の秘密を他人に話すことで、悲しみの囚われから解放されて、自分の人生を生きられるのだと。
そして信念には他人に対する「共感」が必要であり、「心を揺さぶる仕組み」が共感であると。
信念を細分化して具体化することで、初めて行動することができる、という事実はすんなりと受け入れられた。
自分の人生を他人に受け入れてもらい、「誰かのためになりたい」という想いに突き動かされて働くことが本当の仕事だという一説はその通りだなと思った。
本著が言う「マインドレコーディング」は自分の過去を省みて落とし込む作業が必要であるが、実践的ですぐにやってみようという気にさせられた。
色々な気づきが多い良書であった。

IT業界の病理学

司馬紅太郎 / 秋山浩一 / 森龍二 / 鈴木昭吾 / 都築将夫 / 堀明広 / 佐々木誠 / 鈴木準一

『あるある』ばかりで楽しく読める。
経験が浅い方にもおすすめ。『このケースはあの病ではないか？』と感じてもらえるのではないか。

IT業界の病理学

司馬紅太郎 / 秋山浩一 / 森龍二 / 鈴木昭吾 / 都築将夫 / 堀明広 / 佐々木誠 / 鈴木準一

進捗が90%どまりなんて、あるある、とクスリとくるようなものから、身に覚えがありすぎて笑えないものまで...

一人の力で改善しえくのが難しい、値の深い問題が多いけど、心がけていくことが大切と思った。

IT業界の病理学

司馬紅太郎 / 秋山浩一 / 森龍二 / 鈴木昭吾 / 都築将夫 / 堀明広 / 佐々木誠 / 鈴木準一

あるあるネタが多かったです
まぁ、あるあるネタなので、なかなか解決も難しく、病理学というタイトルも納得できるような


IT業界にいる身として、この書籍の内容をあるあると思えて良かった

IT業界の病理学

司馬紅太郎 / 秋山浩一 / 森龍二 / 鈴木昭吾 / 都築将夫 / 堀明広 / 佐々木誠 / 鈴木準一

問題とその原因については、共感し、参考になる内容が多かった。対策については、実現が難しそうなものや抽象的であまり参考にならないものが多かった。考え方が古いと感じる内容もあった（ex. チャットを利用することでレビューを非同期に行う。ユーザー、メンバーが同じ場所で作業できないとスクラムは難しい。）。
また、病理学というタイトルは個人的に微妙。問題も前向きに捉えて解決していきたい。

IT業界の病理学

司馬紅太郎 / 秋山浩一 / 森龍二 / 鈴木昭吾 / 都築将夫 / 堀明広 / 佐々木誠 / 鈴木準一

実際の人間にとっての病理学ではなく、IT業界のあるあるとその対処法。タイトルだけではどっちなのか判断に迷うので、タイトルで損しているのでは？　ピンポイントの日付での納期必達主義とか、エビデンス第一主義などは業界全体で早く改善してほしい。

IT業界の病理学

司馬紅太郎 / 秋山浩一 / 森龍二 / 鈴木昭吾 / 都築将夫 / 堀明広 / 佐々木誠 / 鈴木準一

業界あるある的な諸問題を挙げてその解決策を提示します。これらを活字にして共有するのはとても意義深いと思いますが、病巣はもっと深いところにあり、それが、開発、レビュー・テスト、保守・運用、マネジメント、そして業界の諸問題と様々な症状として発症するのだと思います。もっと掘り下げて本質を抉るような解明が待たれます。