ケリー・ヤンのレビュー一覧

  • わたしのアメリカンドリーム

    Posted by ブクログ

    2024年ヨーロッパ、アメリカ、そして、日本では移民問題がニュースで話題になっていた。
    文化、宗教、生活習慣の違いによる衝突。
    治安の悪化とアイデンティティの喪失。
    このままでは、日本でなくなってまう!!等々
    とかくネガティブに報道され、拡散されてしまうなかで、移民側の思いを知りたいと思い
    AIに「移民小説教えて下さい」と聞いたらこの小説を紹介されたのだ。

    物語は中国からの移民の両親と娘のミアが、チャイニーズレストランの従業員を経て、モーテルの管理人になることから始まります。
    そこにまつわる、人種差別や、同じ中国をルーツにもつオーナーに意地悪されたり、学校での出来事。著者の経験がベースにあ

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    2025年01月20日
  • わたしのアメリカンドリーム

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    中国からアメリカへ移民したミアと両親を待ち構えていたのは過酷な人生だった。溢れるほどいる中華系移民にまともな仕事はなく、安い賃金でアパートすら借りられない。

    やがてミアの両親はラッキーにも住み込みでモーテルを管理するという仕事を見つける。だがラッキーだと思ったのは最初だけ。オーナーの中国人は信じられないほどケチでおまけに悪どい。賃金契約を勝手に書き換え、設備が壊れたら全て請求してくる。

    ミアは両親の手助けをするためにフロント係を買って出て、自分にできる工夫でモーテルへ貢献する。お客様カードを作ったり、忘れ物を郵送するサービスを思いついたり。
    そして手紙。

    だんだん覚えてきた英語を駆使し

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    2024年03月01日
  • わたしのアメリカンドリーム

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    ネタバレ

    何か明るいお話を読みたくて、タイトルから明るそうなこの本を手に取りました。
    勝手にそんなイメージを持って読み始めたもんだから、中国人の移民の女の子のお話で、しょっぱな家族3人で1つのハンバーグをを食べている時は、ん?ってなりました。

    主人公のミアはパパとママと3人暮らしです。ファミリーはアメリカンドリームを夢見て移住してくるのですが、その暮らしはあまり良いものではありませんでした。そんな時あるモーテルで住み込みで働くことになりました。そこのオーナーはヤンさんといって同じ中国人ですがとてもお金に執着春のあるケチな男性でした。

    そしていざ働き始めてみると、急に労働条件が変わったり、清掃や管理に

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    2022年10月29日
  • わたしのアメリカンドリーム

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    作者も少女時代にモーテルで働いていたことがあると言うので、自身の経験がある程度反映されているのだろうか。黒人差別についても書かれている。

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    2022年05月16日