作品一覧

  • わたしのアメリカンドリーム
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
    ミアには秘密があるー―。 移民としてアメリカで厳しい生活をしている、5年生のミアとその家族。 一家は住み込みで、モーテルの管理人をすることになりました。 しかしオーナーがとてもいじわるで、モーテルでは毎日おどろくような事件がたくさんおきます。 ミアはモーテルのフロントデスク(受付)で知恵をしぼり、しあわせをつかもうとがんばります。 アジア系移民や黒人をめぐるリアルな姿が描かれる、新しい移民の物語です。 New York Times Best Seller List Asian / Pacific American Award for Literature New York Historical Society Children's History Book Prize Honor Book Parents' Choice Gold Medal Fiction Award Winner NPR Best Books of the Year Kirkus Reviews Best Books of the Year Publishers Weekly Best Books of the Year Washington Post Best Books of the Year Amazon Best Books of the Year School Library Journal Best Books of the Year New York Public Library Best Books of the Year Chicago Public Library Best Books of the Year Top Ten Debut Novels 2018 - ALA Booklist 他受賞多数 ケリー・ヤン 児童文学作家。中国からの移民として、カリフォルニア州で育つ。小さい頃は本の内容と同じく、モーテルで働いていたが、13歳で大学に進学し、カリフォルニア大学バークレー校とハーバード大学ロースクールを卒業する。アジアやアメリカの子どもたちに書き方やディベートを教える、ケリーヤンプロジェクトの創始者。主な作品に『Three Keys』など。 田中奈津子 翻訳家。東京外国語大学英文語学科卒。『はるかなるアフガニスタン』が第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』『橋の上の子どもたち』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選らばれている。翻訳は他に『こちら「ランドリー新聞」編集部』『ぼくたち負け組クラブ』(以上、講談社)など。

ユーザーレビュー

  • わたしのアメリカンドリーム

    Posted by ブクログ

    2024年ヨーロッパ、アメリカ、そして、日本では移民問題がニュースで話題になっていた。
    文化、宗教、生活習慣の違いによる衝突。
    治安の悪化とアイデンティティの喪失。
    このままでは、日本でなくなってまう!!等々
    とかくネガティブに報道され、拡散されてしまうなかで、移民側の思いを知りたいと思い
    AIに「移民小説教えて下さい」と聞いたらこの小説を紹介されたのだ。

    物語は中国からの移民の両親と娘のミアが、チャイニーズレストランの従業員を経て、モーテルの管理人になることから始まります。
    そこにまつわる、人種差別や、同じ中国をルーツにもつオーナーに意地悪されたり、学校での出来事。著者の経験がベースにあ

    0
    2025年01月20日
  • わたしのアメリカンドリーム

    Posted by ブクログ


    中国からアメリカへ移民したミアと両親を待ち構えていたのは過酷な人生だった。溢れるほどいる中華系移民にまともな仕事はなく、安い賃金でアパートすら借りられない。

    やがてミアの両親はラッキーにも住み込みでモーテルを管理するという仕事を見つける。だがラッキーだと思ったのは最初だけ。オーナーの中国人は信じられないほどケチでおまけに悪どい。賃金契約を勝手に書き換え、設備が壊れたら全て請求してくる。

    ミアは両親の手助けをするためにフロント係を買って出て、自分にできる工夫でモーテルへ貢献する。お客様カードを作ったり、忘れ物を郵送するサービスを思いついたり。
    そして手紙。

    だんだん覚えてきた英語を駆使し

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    2024年03月01日
  • わたしのアメリカンドリーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何か明るいお話を読みたくて、タイトルから明るそうなこの本を手に取りました。
    勝手にそんなイメージを持って読み始めたもんだから、中国人の移民の女の子のお話で、しょっぱな家族3人で1つのハンバーグをを食べている時は、ん?ってなりました。

    主人公のミアはパパとママと3人暮らしです。ファミリーはアメリカンドリームを夢見て移住してくるのですが、その暮らしはあまり良いものではありませんでした。そんな時あるモーテルで住み込みで働くことになりました。そこのオーナーはヤンさんといって同じ中国人ですがとてもお金に執着春のあるケチな男性でした。

    そしていざ働き始めてみると、急に労働条件が変わったり、清掃や管理に

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    2022年10月29日
  • わたしのアメリカンドリーム

    Posted by ブクログ

    作者も少女時代にモーテルで働いていたことがあると言うので、自身の経験がある程度反映されているのだろうか。黒人差別についても書かれている。

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    2022年05月16日

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