リチャード・ブロディのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シンプルに、自分にピッタリだった。
社会人キャリア19年、オンライン事業責任者として評価も高く、インドの駐在員としてこの5年弱バリバリやってきた。でも仕事が全然楽しくない、日々が苦しい。このままだと自分が壊れそうと感じた。
結果、グローバルの経営者候補にも入っていたけれど退職することにした。
でも、「私は何がしたいのか?」が全然わからなくて苦しかった。ひょっとして私は退職間違いだったのか?とも自問自答した。夢とか目標が初めて無くなって困っていた。
その中でこの本が紹介するのは、「人生の目的を見つけること」。
ここでポイントなのは、「○○になる!○○を達成する!」みたいないわゆる夢や目標では -
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Posted by ブクログ
本書に記載されていたワークショップを実際にやってみました。実際のところ、本書のワークショップだけでは足りないので、1ヵ月ごとにこれまでの人生で何が起きたのか、どんな気持ちだったのかを掘り下げるのを自分でさらにアドオンをして実施しました。結果として、自分の根源的な欲求を見つけることができ、自分の真の人生のミッションステートメント構築することができました。このミッションステートメントは、空疎なお利口そうな文章ではなく、僕の濃い欲望に根ざしたものなのでとてもしっくりきてます。そのてんで、これまでの自己啓発本のようなお利口ちゃん向けの本とは違うなと思いました。ちゃんと自分の欲望を認めて、それに根ざして
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Posted by ブクログ
「自分には強みが無い」「サラリーマンをするしかない」というバイアスにかかっていることに気づかされました。
本来なら得られたチャンスが見えないことがあったのかもしれません。
「絶対に正しい信念なんてない」
「ガーガー無くアヒルを黙らせないと心の余裕は出てこない。本当に重要な極楽鳥のさえずりは聞こえない」
「利己的にみえる欲求を抑え込むことに君の全エネルギーが費やされてしまって利他的に振る舞うために使えるエネルギーが君の中には大して残らなくなってしまうことがありえる」
「まあまあ」の日々を過ごしている40代の自分にとっては刺さる言葉が盛りだくさんの良書でした!
意識を傾けるのは「やらなければい -
Posted by ブクログ
深くて端的で本質的。「人生の目的」を見つけ、そこに向かって生きることこそが至高の幸福。
筆者の経験から導き出されたリアルかつ共感できる名著。
個人的ハイライトは以下(一部要約)。
・「人生の目的」とは、君が人から「やめろ」と言われてもやめられない、好きで好きでたまらないものであり、自身が「本当は何を至高の喜びだと感じるか?」を言語化したもの
・大切なのは、既存の何かから「答えらしいもの」を探してくるのではなく、世間の評判を基準にするのでもなく、自身に最高にフィットする、独自のまったく新しい「人生の目的」を、自らの手によって見出すこと
・「人生の目的」を見つけるための問い
-子どもの時に楽し -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
最近、結局仕事というのも人生における目的ではなく
どんな自分になりたいかのための手段の1つなんだなーと
思っていたことと本書の内容が合致した。
「人生の目的」を見出すためには、「自分が本当は何に対して喜びを感じる人間なのか?」という結晶のありとあらゆる欠片を拾い集める必要がある。
本書を一文で、というとこの一文だろう。
何なりたいのかというよりも
自分はどんなことに対して喜びを感じるのか、そこを
掘り下げていくことで自分の人生の目的がわかる。
問いの形式で書かれていて
段階的に自分がこれまで何に喜びを感じてきているのかが把握できる。
自分という一人の人間を客観的に見る。
自 -
Posted by ブクログ
帯には「ビル・ゲイツが認めた!」みたいな言葉が書かれていて、
興味がある方は目を引く一冊ではないかと。
内容として印象に残ったのは、やはり「人生の目的を見つけること」の大切さ。
自分が何のために生きているのか、どこに向かって進むのか――
その軸を定めることで、人生はより充実していくというメッセージが心に残りました。
本書では、その「目的」を導き出すための“問い”がたくさん紹介されていて、
読んでいて本当に目からウロコでした。
「自分は何をしているときに時間を忘れるか?」
「誰にどんな影響を与えたいか?」
「人生で後悔しないために今できることは何か?」
こうした問いを一つずつ掘り下 -
Posted by ブクログ
◼︎読書の目的
今までwillが弱いタイプだと思っていたが、最近やはり拘りが強く、頑固なタイプだと感じた。自分で意思決定している。
だとしたら、異動後、仕事もプライベートも「(日常的に自分に健全に向き合い)意図的にやりたいことを選択して、自己効力感に満ちた生き方がしたい」と思った。
そのための手段に繋がる何かを見つけたくて読み始めた。
◼︎心が動いたワード
・人が成長するのは、自分なりの世界観がアップデートされる時。その一方で、石頭になって、いつまでも既成の自分なりの世界観にしがみついている人もいる。(p83)
→部署異動してから、自分が正しいと信じ込んでいることの「逆」「そうでないとしたら -
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Posted by ブクログ
ご機嫌で生きていくため、「自分の人生の目的を意識して行動しよう」というのが主旨とみた(違っていたらゴメンなさい)
一見目的に思えるものでも、実は目標や手段に過ぎないことも多々ある。思いを言語化し、よくよく精査し、本当にやりたい「目的」のために行動に移す。そのためには、自分自身を信用し、言い訳や躊躇なしで一歩を踏み出す。自分がどこへ向かっているのか目的地をはっきりさせるだけでなく、今いる「出発地点」も明らかにしておく。大海原のどこに自分が居るのかはっきりしないことには、向かうべき方向や距離感も掴めない。
具体的な目的を見出す際、それによってどういう「経験」や「感情」を味わいたいのか…という問いを -
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