石井亮次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
PIVOTでのインタビューをみて、「すごく好感の持てる話し方の人だな!」と興味が湧き本書を手に取りました。
内容もその印象に違わず非常に面白かったです。
話は逸れますが、これは本書を手に取ったもう一つの理由でもあるのですが、石井さんの話し方を見ていると、今親しくしている友人に似ているなと感じます。友人の彼から受ける対人関係の姿勢や接し方、話し方は接するたびに凄いなぁとファンになってしまうのですが、本書を読むと共通点が面白いほどあることに気づきました。
その中でも大きな共通点があって、まず決して偉ぶりません。その友人は別の知り合いから聞くまで、複数の店舗を経営するオーナーであることは一つも -
Posted by ブクログ
当たり前といえば当たり前ながら、大人になるにつれてできなくなっていく挨拶がどれだけ大切なのかということや、会話というものがそもそも相手を尊重してこそ成り立つものなんだということに改めて気付かされ、また自身の会話の仕方を変える必要があるなと、自分の未熟さを実感した1冊でした。
読みながらシチュエーションを想像し練習してみようと思える、ちょっとした会話のコツも書かれています。
後書きで「ここに書いてあることは全てホンネです!」とあるように、石井さんがアナウンサーとして日々生活の中でとても敏感にアンテナを張られて生きてきたんだなということを真っ直ぐと、分かりやすく寄り添って私達読者に伝えてくれている -
Posted by ブクログ
最近、上司とのやりとりでうまくいかないことが増えてきたと感じていたので、コミュニケーション術の本を探していたところ、本の表紙と帯を見て、久しぶりに衝動買いした。
たまにゴゴスマを拝見していて、失礼ながら「なんでこんなフツーに見えて、イケメンでもなくて、そこまで有名でない人が、昼過ぎの帯番組のMCができるのだろう」と思っていた。しかし、少し読み進めただけで、石井氏は心をつかむ力がとてつもなく長けているのがよくわかった。確かにその通りだと思えることばかりで説得力があり、すぐにでも実践できそうなことばかりなので大変参考になった。心なしか、近頃上司との会話がうまくいっている気がする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人をいじらない、自分をいじる。
笑顔は警戒心を解いてくれる。やらないと損。
「何でも笑っとけ」
挨拶はノーリスク、ハイリターン。言ったもん勝ち。挨拶にスランプはない。
勇気を出して話しかける。
自己紹介をつくる
名前誕生日出身地。誕生日や出身地は、誰と一緒か調べる。
すべったら、「以上です」と終わる。
相手の出身地は褒める。一番行きたい場所です。
今のお仕事一筋ですか、は万能。みんな自分の仕事に就いて語りたい。
あいづちは、さしすせそ。感嘆詞ははひふへほ。
ナイス返し=相手の言動に合わせる=部長までは出世できる。相手の言動を否定しない。
人の言うことを訂正するのはあまり意味がない。
褒 -
Posted by ブクログ
名古屋をキーとするテレビ局のアナウンサーからフリーに転身し、全国番組で活躍する著者による一冊。
地元が近いため、若いときからよく見かけていましたが、いつの間にか全国的人気アナウンサーになってしまいました。本書では、その人気の根底にある著者の心がけや思いがあふれています。書いてあることはシンプルですが、実践できるとなるとなかなか難しい。著者は若い頃からきっと同じ思いを貫いてきたからこそ、今の立場を作ったんだろうと感じさせます。テレビから感じる印象と本の印象が心地よく一致します。
決してテクニック論ではないのですが、こういう心がけで話す人が増えてこれば、もっといい世の中になるのかなあと思わせる、心