あらすじ
地方局の一番組から、全国の人気番組に!奇跡の大躍進をとげたワイドショー「ゴゴスマ」の立役者・石井亮次アナが、「話し方」「会話」の極意を初公開!視聴者からも、共演者からも、なぜか好かれる無敵の会話術とは? 手の内、全部明かします!
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Posted by ブクログ
PIVOTでのインタビューをみて、「すごく好感の持てる話し方の人だな!」と興味が湧き本書を手に取りました。
内容もその印象に違わず非常に面白かったです。
話は逸れますが、これは本書を手に取ったもう一つの理由でもあるのですが、石井さんの話し方を見ていると、今親しくしている友人に似ているなと感じます。友人の彼から受ける対人関係の姿勢や接し方、話し方は接するたびに凄いなぁとファンになってしまうのですが、本書を読むと共通点が面白いほどあることに気づきました。
その中でも大きな共通点があって、まず決して偉ぶりません。その友人は別の知り合いから聞くまで、複数の店舗を経営するオーナーであることは一つも私に言いませんでした。二つ目に知識を安易にひけらかさないこと。私は彼の口から自慢らしい自慢を彼発信で一度も聞いたことがありません。そして、三つ目にとにかく相手を否定しないことです。これは大分打算的でもあるんですが、とにかく人を否定しません。その準備として人と壁を作らせない上品なアホっぽさを演じることができます。おそらく相当なストレスを抱え仕事も膨大にこなしているから自分の仕事力に自信があって然るべきなのですが、それでもアホそうな人物像を貫き通しています。これは本書や映像から受ける石井さんの人物像と重なるところがあります。そのおかげもあって、なるほど、言葉にできなかった友人の印象の良さはこういったカラクリがあったのかなと合点がいくところがありました。
この手の雑談力系の書籍は、どこか独善的な印象がどうしても拭えない本が多く、しばらく手に取っていませんでした。しかし、三方よしやサービスを土台にした石井さんのコミュニケーション術はそれらとは一線を画していて本当に目指したくなります。
Posted by ブクログ
今まで忘れていたことを思い返すことができました。
いつも前向きに相手の良いところを見つけて素直に【相手が好き】と言う気持ちとセットで褒めることが楽しい空間となり、更に相手のことを知ることができる。自分から笑顔で挨拶して楽しい空間を作っていきたいなと思いました。
Posted by ブクログ
むつかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
ゆかいなことはあくまでもゆかいに
by 井上ひさし
笑顔と挨拶
会話は合気道
あいづち定番 さしすせそ
石井流 はひふへほ
一番うまい最後の別れ際(褒め言葉も最後のタイミングで言うと更に効果的)私も増田さんのトレジャーハンター好きです❤️
楽しいから笑うんじゃない笑うから楽しいんだ
批判よりも提案を
嘆きよりもユーモアを 等々
た~め~に~な っ た ね ~
ありがとうございました
私も相手の気持ち考えて話したいと思います
Posted by ブクログ
当たり前といえば当たり前ながら、大人になるにつれてできなくなっていく挨拶がどれだけ大切なのかということや、会話というものがそもそも相手を尊重してこそ成り立つものなんだということに改めて気付かされ、また自身の会話の仕方を変える必要があるなと、自分の未熟さを実感した1冊でした。
読みながらシチュエーションを想像し練習してみようと思える、ちょっとした会話のコツも書かれています。
後書きで「ここに書いてあることは全てホンネです!」とあるように、石井さんがアナウンサーとして日々生活の中でとても敏感にアンテナを張られて生きてきたんだなということを真っ直ぐと、分かりやすく寄り添って私達読者に伝えてくれている、とても優しい本でした。
Posted by ブクログ
最近、上司とのやりとりでうまくいかないことが増えてきたと感じていたので、コミュニケーション術の本を探していたところ、本の表紙と帯を見て、久しぶりに衝動買いした。
たまにゴゴスマを拝見していて、失礼ながら「なんでこんなフツーに見えて、イケメンでもなくて、そこまで有名でない人が、昼過ぎの帯番組のMCができるのだろう」と思っていた。しかし、少し読み進めただけで、石井氏は心をつかむ力がとてつもなく長けているのがよくわかった。確かにその通りだと思えることばかりで説得力があり、すぐにでも実践できそうなことばかりなので大変参考になった。心なしか、近頃上司との会話がうまくいっている気がする。
Posted by ブクログ
非常にためになった!楽しい会話のコツは自分がどう思われるかを気にするよりも話してる相手を気持ちよくすること。SNSなどで悪口が溢れる時代に石井亮次さんのように振る舞って周りを温かく、優しい雰囲気にしていきたい。悩んだら何度でも読み返したい本。
Posted by ブクログ
在阪ラジオ局の番組で、石井さんの番組を聴いているので、勝手な親しみを持っている 番組で聴いたことのある内容も、多々あり
つくづく、気遣いの人だと思う 誰も傷つけない、優しさの塊
近江商人の言う「三方よし」を実践
たまに、あざとい?と感じる部分もあったが、サービス精神旺盛な大阪人、見習いたいところがたくさんあった
10歳違えば外国人、20歳違えば宇宙人
なるほど!心得ておきます
今からでも、感じのよい人を目指して、挨拶から元気よく始めようと思った
次は、石井さんの時間の使い方、みたいな本も読んでみたい
Posted by ブクログ
相手がどう受け止めるかをまず一番に考える
第一印象が笑顔の人になる
挨拶で大事なのは相手を選ばないこと
人の言うことを訂正することはあまり意味がない
全ての言葉を肯定からはじめる
10歳離れたら外国人、20歳離れたら宇宙人
Posted by ブクログ
人をいじらない、自分をいじる。
笑顔は警戒心を解いてくれる。やらないと損。
「何でも笑っとけ」
挨拶はノーリスク、ハイリターン。言ったもん勝ち。挨拶にスランプはない。
勇気を出して話しかける。
自己紹介をつくる
名前誕生日出身地。誕生日や出身地は、誰と一緒か調べる。
すべったら、「以上です」と終わる。
相手の出身地は褒める。一番行きたい場所です。
今のお仕事一筋ですか、は万能。みんな自分の仕事に就いて語りたい。
あいづちは、さしすせそ。感嘆詞ははひふへほ。
ナイス返し=相手の言動に合わせる=部長までは出世できる。相手の言動を否定しない。
人の言うことを訂正するのはあまり意味がない。
褒めことはは最後のタイミングで使う。
上機嫌なフリをする。
謝る=誤れることだけについて、まず謝る。いいすぎた、生意気な言い方、など。内容についてでなくてもいい。
お見舞いは2回行け。大は小を兼ねる。心配や心遣いは思っているだけでは伝わらない。
アドバイスを求める=人は相談されるのが好き。
モーニングノートをつける。必ず朝に書く。夜書くと記録になる。
ひとりごとほめ、間接ほめは効果120%。
嘘も方便。ネガティブな理由は伝えなくていい。
ギャラの交渉は、これまでの最低と最高を言う。
心の実況中継=怒りを抑える方法。
世の中にはすごいがあふれている。
10歳離れたら外国人、20歳離れたら宇宙人。
Posted by ブクログ
名古屋をキーとするテレビ局のアナウンサーからフリーに転身し、全国番組で活躍する著者による一冊。
地元が近いため、若いときからよく見かけていましたが、いつの間にか全国的人気アナウンサーになってしまいました。本書では、その人気の根底にある著者の心がけや思いがあふれています。書いてあることはシンプルですが、実践できるとなるとなかなか難しい。著者は若い頃からきっと同じ思いを貫いてきたからこそ、今の立場を作ったんだろうと感じさせます。テレビから感じる印象と本の印象が心地よく一致します。
決してテクニック論ではないのですが、こういう心がけで話す人が増えてこれば、もっといい世の中になるのかなあと思わせる、心が暖かくなる一冊でした。
▼昭和は「スポ根」、平成は「いじり」、令和は「やさしさ」
▼「優しさ」は「易しさ」
▼相手と強弱を競わず、優劣を争わない。「気(呼吸)を合わせる」と書いて合気道。そして「型」をつくって、美しく舞う・・・。これって、まさに会話のテクニックに通じると思いませんか。
▼会話の中で「これ言っても大丈夫かな」と迷った時には、その結果が「損か得か」を考えると、とてもシンプルに答えが出ます。
「損得」というものさしは、判断基準としてとてもわかりやすいんです。
▼2往復の会話で相手が話したいかジャッジする
<目次>
序章 基本は「誰も傷つけない」話し方
1 会話以前の「笑顔」と「挨拶」
2 初対面でがっちり心をつかむ
3 一緒に楽しく場を盛り上げる
4 臨機応変に「空気」をあやつる
5 こんな時どうする?「ゴゴスマ石井的モノの言い方」
終章 「楽しい会話」は一日にして成らず