こゆびたべるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ枢木縁『横溝碧の倫理なき遊戯の壊し方』は、デスゲームという定番の枠組みを超え、人間の「理性」と「救済」を真正面から問う野心作である。
本来、命を奪い合う舞台で描かれるのは恐怖や猜疑の連鎖だ。だがこの物語が際立つのは、そこに倫理を見失った世界であってもなお“他者を救おうとする”意志を描ききった点にある。
探偵・横溝碧という人物は、まさに現代における“理性の化身”だ。
彼の推理は暴力的なまでに鋭く、すべてを見透かす知性は神の視点に近い。
だが、彼の魅力はその万能さではなく、その知性の果てに立つ“孤独”にある。
何もかも見えてしまう者の絶望と、それでも人を信じたいという微かな希望。
碧の行動には、冷徹な論理の奥に潜む人間的な温かさが滲む。
彼は「倫理なき遊戯」を壊すのではなく、人の理性が生き残る余地を守ろうとしているのだ。
そして、彼を導く存在であり対となる姫野心音の描かれ方も見事である。
無垢でありながら残酷なゲームを司る少女。その存在は“秩序の崩壊”そのものであり、同時に“希望の原点”でもある。
碧と心音の関係は、単なるバディではなく、世界を対極から見つめ合う二つの魂の共鳴と呼ぶべきだ。
彼らの対話には、理性と感情、正義と混沌が交錯し、読者はその狭間で揺さぶられる。
物語構成はテンポが速く、緻密に積み上げられた伏線が後半で鮮やかに結実する。
デスゲームという極限状況の中でも、安易な衝撃や残虐さに頼ることなく、論理と人間性のせめぎ合いで緊張感を保っている点は特筆に値する。
また、現代社会の“倫理崩壊”を暗示するようなテーマ性が全編に漂い、娯楽性と思想性が高い次元で融合している。
読後に残るのは恐怖でも快感でもなく、「理性を失わないことの尊さ」だ。
この物語は、知性を武器に戦う者が、同時に心を守るために戦っているという逆説を描いている。
著者の筆致は若々しい疾走感を持ちながらも、語られる内容は実に重い。
だからこそ、ページを閉じたとき、読者はただ一人の探偵の孤独な信念に、深い敬意を抱かずにはいられない。 -
購入済み
どぅーいっとゆあせるふ
ツリーハウスは完成して、これからもみんなのDIYは続く…。続きがあれば見たいですが、綺麗にまとまっているので欲張るのも憚られます。
良い作品でした。なんでぷりんが「ぷりん」なのか結局分からずじまいでしたが、その理由はせるふだけが知っているというのもなかなかに良いと思うのでまあよしです。 -
購入済み
ツリーハウス完成に向けて〜
ジョブ子にしーちゃんで主要メンバーは出揃いましたね。あとはツリーハウス完成に向けて〜どぅーいっと〜ゆあせるふ〜!
ぷりんの心の移りゆきなんかが止め絵の漫画だといっそう感じられてアニメでは感じられない魅力があります。よいコミカライズです -
購入済み
失敗も成功も一点もの
アニメが非常に面白かったのはよく覚えています。放送から1年経ちましたし、漫画も読んでみようかな、と。相変わらず面白い。DIY自体の楽しさ、それを通じて描かれる人間模様、どれもこれも素晴らしいです。たくみんや部長とすぐさま仲良くなったせるふも、なかなかぷりんとの仲を以前のように戻すことは出来ず悩んだりから回ったり、でも一緒にいるだけで楽しいって思ったり。失敗も成功もかけがえのない一点もの。すれ違いや喧嘩の傷や凹みも込みで愛しく感じられるってもんです。
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匿名
購入済み次巻も読みたいかも
デスゲームがーーっと運営が頭を抱えちゃう様子とか、主人公とヒロインの会話とかに思わず笑ってしまう。どういう関係性なのか気になるところがあったので、今後どうなるのか、どんな事実があるのか楽しみです。