藪本晶子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレもうすでに見たこともない動作から、これからなくなると予測される動作まで、100種類の動作をイラストと短い文章で紹介している本です。
最初に著者から個人の主観と書いてある通り、全てにまったく賛同する人はいないかと思いますが、ぱらぱら眺める分には楽しい本です。
レベル5には「やったことがない、日常生活で見たこともない動作」が紹介されていて、たしかに井戸水を組むとかカツオ節を削るなどは私もないけど、うさぎ跳び、見たことですか…。
蕎麦屋の出前は東京に住んでた時にしょっちゅう見てたし、メンコ遊びも児童会館とかに置いてあるところもあると思うんだけどなあ。
そして、お風呂をかき混ぜることが、レベル5の絶 -
Posted by ブクログ
そういえば、こういう動作ってあったっけ。
そんな、絶滅しそうな100種類の動作をイラストと共に紹介。
レベル5 やったことがない 日常生活で見たこともない動作
レベル4 ちいさい頃に何度かやったことがある動作
レベル3 かつてはやったけど、今はやらない
生活の中でもあまり見なくなった動作
レベル2 そういえば全然やっていない動作
レベル1 ここ最近でだいぶ頻度が下がってきた動作
レベル0 今は普通にやっているけど、
今後なくなってもおかしくない動作
【巻末特別対談】自分も「絶滅危惧種」かもしれない
みうらじゅん×藪本晶子
こういう「動作」 -
Posted by ブクログ
シンプルでミニマルな挿絵で、どんな動作なのかがよくわかった。懐かしいもの、「えっ、今もそれ普通にやってるけど?!」というものもあった。
著者とみうらじゅんの巻末特別対談がこの本の真骨頂だと思う。「うーん、マンダム」…昭和の男の子たちが全員やってた!(笑) 。イヤミの「シェー!」はリアルタイムでは知らないけれど、なんとなくこんなポーズだろうというイメージをあった。私がぼんやり思い描いているそのポーズは、絶滅行動が伝達ミスで少しずつ変わっていった「変異動作」だったとは!
「結局、真っ先に絶滅していく行為っていうのは、人が工夫してやろうとしたことなんじゃないかな」という三浦氏のお言葉、深イイ。