原貫太のレビュー一覧

  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    YouTubeを見たことが、この本を手に取るきっかけとなりました。
    アフリカの現状を良い視点から教えてくれる一冊です。古着の寄付が、実際にはゴミを海外に送り出す行為になっていることに気づかされました。彼らが自立した生活を送れるよう支援することこそ、正しい応援のしかたですが実践が難しいでしょう。
    また、肉食問題や水資源問題が非常に深刻であることを改めて認識しました。地球と共存できる社会へ発展していくことの難しさを、痛感させられる内容でした。紛争地域の性暴力の意味も考えさせてくれた一冊でした。

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    2025年08月11日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    世の中の複雑な事象は、善と悪でクリアカットに見れば、分かったつもりになる。そもそも、世の中のことなんて善悪、正義と悪の二元論で語れるはずがない。

    そんな社会問題を、データを示しながら客観的な視点で伝えてくれる。筆者の謙虚な姿勢が伝わる文章にもとても好感が持てる。

    衣服ロスや肉食が水不足に繋がることなど、授業に使えるテーマがたくさんあって参考になった。
    良い本でした。

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    2025年07月21日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    寄付が必ずしも途上国の支援になるとは限らない、かえって害になることもあるのは知りませんでした。
    社会問題に幅広く触れられ、入門書としておすすめです。私はこの本のおかげで社会問題を自分事として考えられるようになりました。

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    2023年07月30日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    卒論を書く為に読みました
    古着ってすごく良いイメージを持っていたけど、
    結局は日本やアメリカのような先進国が途上国にゴミを押し付けているだけという内容に納得した
    それで自国の衣服廃棄量は減ってお金になり、メリットしかないけれど、相手国はアパレル産業が危うくなったり、大量の古着は売れ残り廃棄される為、大気汚染に悩まされたり
    環境についてとても考えさせられた

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    2023年05月07日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    この方のYouTubeを良く見るのでどういう興味本位で読んでみたらYouTubeの内容をまとめたものでした。

    自分的には良い行動はどこの国かも分からない見ず知らずの人を傷付けてしまうんだなと考えるきっかけになった。

    本当に世界を正しく見れるようになる良書です!!

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    2023年01月28日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    自分が良かれと思って行なった寄付が実は迷惑をかけていたと考えたことはありますか?
    タイトルのとおり世界を正しく見る技術が身につく本です

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    2022年11月28日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    紙の書籍にて。

    読んでいて心がざわざわする、そんな本にたまに出会う。
    この本もまさにそんな1冊。

    アフリカで社会貢献活動をする著者から見たSDGs。
    「私たちの未来を最も脅かすものは、無関心である」
    という環境保護活動家ジェーン・グドール氏の言葉を引用して、アフリカのファクトフルネスとともに社会問題を「問題」として「認知」させてくれる。

    衣服、肉食、スマートフォンといった自分の身近な毎日の行動が、巡り巡って発展途上国にどんな影響を与えているか。
    事実を「知ってしまった」以上、関心を持ち続けられるのか?無視してしまうのか?
    私たちは選択を迫られることとなる。

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    2022年09月01日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    SDGsの17の目標のうち、主に貧困問題にフォーカスして「世界を正しく見る」視点について論じられている

    極端な意見に飛びつくことなく、安易な解決策を主張するでもなく、「世界を正しく見る」ためのデータと視点を提供することに徹している著者の姿勢に信頼を持って読み進められる

    「資本論」の解説本を読んで「どんな社会を目指すべきか」なんて理想論を考えてしまうけど、革命で理想を実現することを考えるよりも消費者としてできることに手をつけていくことも忘れちゃいけないよなぁ

    いい歳して読んだ本にすぐ影響されることも反省

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    2022年05月05日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    企業の取り組みがメディアで取り上げられたり、学校の宿題でも関係することについての作文の宿題が出たりと、身近な課題となっているSDGs。

     これからの世界を生きていくためには考えなくてはならない重要な課題なのだけれど、この本に痛いほど、いかに自分が本質を知らないかを知らされました。

     経済発展だけでなく、環境や社会が抱える問題にもバランスよく取り組み、その根本的な解決によって世界を持続させようという17個の目標が設定されましたが、解決すべき問題の本質がわからないと具体的に何をするべきかわからず、おそらく多くの人にとってどこか他人事感があるのではないかと思います。

     この本を読むと、見えない

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    2022年05月05日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    SDGs
    牛肉1kg穀物12kg
    豚肉1kg穀物6kg
    鶏肉1kg穀物4kg
    穀物消費は8割弱が飼料、かたや7億弱の人口が飢餓。

    穀物1kgに水1800l
    Tシャツ一枚に水2700l

    輸入する品物の製造で予め消費された水はバーチャルな水の輸入。

    資源があると、狙われ搾取される。資源の生む富は寡占され、資源に甘えて産業発展せず、貧困がほうちされる。

    善意の寄附は産業発展の妨げだが、寄付されることで生まれる仕事もある。

    いまや生活必需品となりつつあるスマートデバイスに必要なレアメタルのために、児童労働と現地コミュニティ破壊のための性暴力が現在進行形で行われている。

    多産なのは労働力と死

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    2022年02月18日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    ☆先進国で集められた大量の古着は、その多くが、国外に輸出されている。
    2016年、アメリカ:75万トン. ドイツ:50万トン、イギリス35万トン、日本:24万トン。
    ☆東アフリカ共同帯(ケニア、ウガンダ、タンザニア)古着屋や靴の輸入額は1億5100万ドル以上(2015年)
    ☆売れなかった古着は最終的にアフリカにて埋め立てへ流れる。このことを受けてアフリカの国々では自国の繊維産業を盛り上げるために輸入をSTOPしようとし、2016年に、国外から輸入される古着に高い関税を段階的に引き上げ2019年を目安禁止しようした。しかし、自由貿易協定に反するとアメリカが反発。それはなぜか。アメリカで古着に従事

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    2022年02月01日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    YouTubeで寄付の実態に衝撃を受けて本書を読んだ。私達が享受している当たり前の便利な暮らしは、誰かの犠牲の下に成り立っているという事実を理解した上で過ごしたい。関心を持ち続けることを大事にしたいと強く思った。

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    2022年01月09日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    sdgs関連の本では珍しく、その根本を身近なテーマに惹きつけて考えさせてくれる秀逸な一冊。魚の釣り方を教えるのではなく「引き出す」という表現は、非常に教育的なテーマである。

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    2022年01月08日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    私たちが普段からこよなく愛するスマホ、肉、衣服など私たちにとってはそういったごく普通のモノが実は誰かの生活を脅かし、後に社会問題となって浮き彫りになっている。そうした社会問題に対して1分1秒でも良いから関心を持つことが全人類の使命でもある。

    そのことを教えてくれる良書。

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    2021年12月24日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    ネタバレ

    アフリカやコンゴの現状を知った
    良かれと思ってやっていたことが
    アフリカを逆に苦しめていることも衝撃だった

    関心を持つこと以上に、関心を持ち続けること。
    分かってはいるがこれが一番難しい

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    2025年11月01日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    「重要なのは関心を持つことだけでなく、持ち続けること」当たり前だとわかっていても難しい奥深い言葉だと思いました。アフリカに対する見方が変わったのと、これからは鳥の目、魚の目で世界を見たいと思う。

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    2025年04月13日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    SDGsの主要なトピックをピックアップしながら、読者に対して問題を提示する本。
    意識する必要があるのは大きく分けて以下の3つの視点。
    ◯遠く離れた国で起きている貧困や紛争が日本に暮らす私たちとも無関係ではなく、むしろ私たちがその原因を作り出していることがあることを理解すること。
    ◯普段私たちが着る服や口にする食べ物は、いったいどこで誰がどのように生産し、社会や環境にどのような負荷をかけているのかを考えること。
    ◯私たちが当たり前のように享受してきた「便利な生活」というのは、途上国の貧しい人たちや地球環境の「犠牲」の上に成り立っている事実があることを理解すること。

    これらの視点をもって、初め

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    2024年12月11日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    非常に分かりやすい良本。「世界を正しく見るために、事実ときちんと向き合え」この姿勢こそが大事なのだ。
    数年前の大ベストセラー書籍「FACTFULNESS」(ファクトフルネス)に通じるものがあった。
    昨今の「SDGs」という言葉に踊らされず、きちんと足元を見ることは本当に大事だと思う。
    しかしながら、今の社会では、情報が洪水のように溢れている。
    正しい情報を取捨選択しようにも、それを見極めるのは相当に難しい。
    その審美眼を磨けということだと思うが、簡単な話ではない。
    当然ある一定の知識力が必要だと思う。
    しかしそれこそ情報は溢れるくらい流れてくるのだから、必要な知識力がどれぐらい備わっていれば充

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    2024年06月23日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    切り口としては目新しいものはないが、アフリカ現地に行き、現状を見た著書だからこその説得力がある。

    相対的貧困のみんなと同じことができないという辛さという表現がしっくりきた。

    自立とは、多様な依存先を持つこと。それが自分らしく生きることにつながる。

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    2023年05月16日
  • あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

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    SDGsについて学ぶ機会があり、たまたま目についたこの本を手に取りました。より多くの人、特に若い世代に伝わるように分かりやすく書かれていると思います。地球規模、世界規模の社会問題について考えるきっかけはなかなか無いけれど、まずは知ることが大事であると痛感しました。無知、無関心な人間にはなりたくないと思うので、この本をきっかけにまずは知ることから始めたいです。

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    2022年07月07日