野口里奈のレビュー一覧

  • 火星の歩き方

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    フェルメールの《天文学者》と《地理学者》の作品が印象的なプロローグ

    火星の地理についての本

    気球でぐるりと周ってみたら
    太陽系最高峰の火山、オリンポス山を登山してみたら
    氷冠もつ北極と南極のこと
    アイスランドの火山活動による地形など、地球で見れる火星に似た場所の紹介

    コラムも面白く
    昔々、熒惑(けいこく)という名前で呼ばれていた星の話に
    歴代の火星探査機の痕跡を巡る話

    最後に、文字通り人の手の全く入ったことのない環境の保全について
    わくわくする

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    2024年07月08日
  • 火星の歩き方

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    米中などで有人火星探査の動きが出てきている。その時期に合わせて火星案内の本がいくつか出てきた中の一冊。火星の地形・地質など中心に現在わかっていることを旅行案内的に描こうとしている。ただ、まだ人類は火星に到達していないし、無人探査機でわかることも限定的。若干隔靴掻痒の感はあるが、現状を知るためには必要な本だろう。
    とはいえ、火星旅行ができるとしても早くても数十年先。当然私には無理だ。無駄な知識といえばそうなのだが、興味があるのだからしょうがない。

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    2022年09月23日
  • 火星の歩き方

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    『ブラタモリ』が南極大陸のVRロケを敢行した回がなかなか良かったけど、タモリ好物の地質学的なトリビアが満載なこの本を丸ごとパクってやっても面白そう、と思えたほどブラタモリ的教養無くしては本作は楽しめません。

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    2022年07月22日
  • 火星の歩き方

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    これ以上無いほど、火星について詳しく書かれている本。楽しくしようとしたかったのだろうが、まだ人類が足を踏み入れていないだけに、学術寄りの内容になっている。

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    2022年04月11日
  • 火星の歩き方

    Posted by ブクログ

    火星については、まだ判ってることが非常に少ないので、なんか全体にもどかしい感じ。
    これから研究者を目指すような若い人が読むには
    良さそう。
    むしろ火星本土?から、二つの衛星がどう見えるのか知りたい。

    本の目的とは違うのだろうけど、第5章の火星アナログサイトの紹介が一番面白かった。むしろここは姉妹本的に別にして、3か所ピックアップとかじゃなく、フルに紹介してほしいくらい。
    あと、マップでも紹介されてるのはほんの一部、とあるけど、火星アナログサイトとして認定するよつな仕組みというか機関というか、そういうのがあるのかどうかも、説明がないので判らない。
    個人的には、ヨルダンのワディラムなん火星っぽい

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    2022年01月02日