佐藤慧のレビュー一覧

  • しあわせの牛乳

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    中洞さんの牧場で暮らしている牛も幸せだし、中洞さんも幸せ。
    ただし、そこに至るまでの苦闘が半端ないです。
    山地酪農への信念と情熱がすごいです!

    できれば、消費者がこういった牛乳を選び、こんな酪農が増えていってほしいです。

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    2024年12月28日
  • しあわせの牛乳

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    だれにでも読みやすく書かれています。
    岩手県岩泉町で山地酪農(やまちらくのう)をされている『なかほら牧場』の中洞さんが牛にとっても人にとっても自然な酪農を目指し、山での放牧を行う山地酪農を定着させるまでのお話です。

    これを読んでとても衝撃を受けました。
    今まで何も考えず、私たちが飲んできた牛乳、そしてその牛乳を搾られる牛の暮らし、このままで大丈夫かな、と不安になりました。

    人間でもそうですが、母親の食べ物によって母乳の味が変わり、脂肪分を多く含む食事をとる母親の母乳はドロッとしていて、魚や野菜を中心の食生活をおくる母親からは後味すっきりな母乳が出るので、本来牛が食べている草ではなく、飼料を

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    2022年05月29日
  • しあわせの牛乳

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    飼育委員の人が小さいころから育てて病にかからないように一生懸命育てているところが一番心に残ったからです。

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    2019年01月23日
  • しあわせの牛乳

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    山地酪農、知りませんでした。
    なんとなく、「放牧の農場は良さそう…」くらいの認識しかない状態での読書。
    そこでどんな苦労を経てどんな商品を作っているかを知ると、その商品への興味も高まるし、その業界への理解も進む。農場、行ってみたい。

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    2025年02月18日
  • しあわせの牛乳

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    以前「フードインク」って動画見た時
    アメリカの養鶏場見て何とも言えん気分になったけど
    この本読んだ後も同じ気持ちになり毎日飲んでる牛乳っていったい…
    たくさんの牛がなかほら牧場の牛のように過ごせたらと思うけど現実問題無理なんだろう
    大量大量ってこんな狭い日本でそこまで何もかんも必要なのかな?
    一生空を見ることなく乳を搾られ狭い柵の中で身動きも取れず乳が出なくなったら食肉へ…
    牛肉は食べんけど牛乳も飲むのが辛くなった

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    2023年06月18日
  • しあわせの牛乳

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    山で自然に育てた牛から絞った牛乳、美味しいだろうなぁ。近代酪農とか農協の乳脂肪分3.5パーセントの強制とか、知らなかったな。低温殺菌牛乳だとビタミンも減ってしまうのか。
    アニマルウエルフェア、動物も幸せに生きたいよね。
    読んでよかった。こういう事がもっと知られるといいな。

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    2021年10月30日
  • しあわせの牛乳

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    山北「薫の牧場」の牧場主、花坂薫さんの御師匠のお話。すばらしい写真は報道写真家の安田菜津紀さん。
    当たり前のことが、経済と各種制度のなかで成り立たない世界に、ひとりのオリジネターの苦闘の物語。

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    2021年07月04日
  • しあわせの牛乳

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    人はもちろん、現代の多くの酪農で見過ごされる、乳牛のニーズを満たそうとする牧場。「千年後の未来を考えた酪農」、この言葉に酪農に限らず、これからの生き方も考えさせられる。

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    2021年01月18日
  • しあわせの牛乳

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    フォトジャーナリストの佐藤慧が、2014年の夏から3年にわたり通って取材した牧場について書いた。牧場は、中洞正さんが経営する宮城県泉町にある「なかほら牧場」。この牧場は、放牧酪農の中でも山で放牧する山地酪農を行っている。
    中洞さんの子どもの頃、生活の中に牛が当たり前にいた事、その頃から牛飼いになりたいと思っていた事、それから数々の苦難を乗り越えて、現在の形になったことを描いている。「中洞正物語」と言っても差し支えなさそうな本。
    中洞さんの不屈の精神には驚かされる。自分が常識より自分を信じることが出来るのかを問われる。
    食のこと、家畜のこと、世間、常識など考えさせられた。
    また、この本を読んで、

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    2022年02月23日
  • しあわせの牛乳

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    児童書だけどすごく面白かった!!
    そしてすごくわくわくな気持ちになった!

    牧場のこと、牛乳のこと、自分はまだまだ無知だなあとつくづく思った。
    牛を自然な気持ちで大切にしたいだけでビジネスじゃないんだな。
    そして苦労の仕方も半端ない、自分もまだまだだなと思いました…。

    放牧酪農と著者にすごく興味を持ち、別の本を早速購入してしまった。
    牛乳も是非飲んでみたいなあと思いました。

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    2019年11月02日
  • しあわせの牛乳

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    近代酪農に疑問を持ち続けていた著者が長年かけて山地酪農を成功させたドキュメンタリー。近代酪農の実態はみんなが知るべき事実。その上で私たちが毎日牛乳を飲んでいるということも改めて考えさせられた。

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    2018年10月14日
  • しあわせの牛乳

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    中洞牧場の中洞さんを題材にした一冊。

    素敵な写真に文と、中洞さんの生き様、魅力が詰まっています。

    一本軸が通っている人は強い、借金しても、結果がなかなかでなくても、自分の信じた道を行けばいつか必ず報われ、認められる。

    牛乳飲んでみたいです。

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    2018年06月11日
  • しあわせの牛乳

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    ネタバレ

    岩手県岩泉町にある「なかほら牧場」。牧場主の中洞正(なかほらだたし)さんは、幼い頃から牛を普通に飼って生活してきて、大人になったら牛飼いになると決めていた。ほとんどの友達が成長するにつれ都会に出ていき牛飼いになる夢など持たなくなってからも、中洞さんは牛のことしか考えていなかった。16歳で、埼玉の牧場で近代酪農を学びました。牛飼いに勉強はいらないと思ってきた中洞さんだったが、高校・大学で酪農を学ぶ事にしました。
    近代農業を学び、最先端の酪農をしようと意気込んだのですが、効率的に、牛をモノのように扱う近代農業に疑問もあった。そんな時、山地酪農を知り、これこそ自分が本当に求めていた牛と一緒に幸せに暮

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    2018年09月09日