佐藤慧のレビュー一覧

  • しあわせの牛乳
    だれにでも読みやすく書かれています。
    岩手県岩泉町で山地酪農(やまちらくのう)をされている『なかほら牧場』の中洞さんが牛にとっても人にとっても自然な酪農を目指し、山での放牧を行う山地酪農を定着させるまでのお話です。

    これを読んでとても衝撃を受けました。
    今まで何も考えず、私たちが飲んできた牛乳、そ...続きを読む
  • しあわせの牛乳
    飼育委員の人が小さいころから育てて病にかからないように一生懸命育てているところが一番心に残ったからです。
  • しあわせの牛乳
    以前「フードインク」って動画見た時
    アメリカの養鶏場見て何とも言えん気分になったけど
    この本読んだ後も同じ気持ちになり毎日飲んでる牛乳っていったい…
    たくさんの牛がなかほら牧場の牛のように過ごせたらと思うけど現実問題無理なんだろう
    大量大量ってこんな狭い日本でそこまで何もかんも必要なのかな?
    一生空...続きを読む
  • しあわせの牛乳
    山で自然に育てた牛から絞った牛乳、美味しいだろうなぁ。近代酪農とか農協の乳脂肪分3.5パーセントの強制とか、知らなかったな。低温殺菌牛乳だとビタミンも減ってしまうのか。
    アニマルウエルフェア、動物も幸せに生きたいよね。
    読んでよかった。こういう事がもっと知られるといいな。
  • しあわせの牛乳
    山北「薫の牧場」の牧場主、花坂薫さんの御師匠のお話。すばらしい写真は報道写真家の安田菜津紀さん。
    当たり前のことが、経済と各種制度のなかで成り立たない世界に、ひとりのオリジネターの苦闘の物語。
  • しあわせの牛乳
    人はもちろん、現代の多くの酪農で見過ごされる、乳牛のニーズを満たそうとする牧場。「千年後の未来を考えた酪農」、この言葉に酪農に限らず、これからの生き方も考えさせられる。
  • しあわせの牛乳
    フォトジャーナリストの佐藤慧が、2014年の夏から3年にわたり通って取材した牧場について書いた。牧場は、中洞正さんが経営する宮城県泉町にある「なかほら牧場」。この牧場は、放牧酪農の中でも山で放牧する山地酪農を行っている。
    中洞さんの子どもの頃、生活の中に牛が当たり前にいた事、その頃から牛飼いになりた...続きを読む
  • しあわせの牛乳
    児童書だけどすごく面白かった!!
    そしてすごくわくわくな気持ちになった!

    牧場のこと、牛乳のこと、自分はまだまだ無知だなあとつくづく思った。
    牛を自然な気持ちで大切にしたいだけでビジネスじゃないんだな。
    そして苦労の仕方も半端ない、自分もまだまだだなと思いました…。

    放牧酪農と著者にすごく興味を...続きを読む
  • しあわせの牛乳
    近代酪農に疑問を持ち続けていた著者が長年かけて山地酪農を成功させたドキュメンタリー。近代酪農の実態はみんなが知るべき事実。その上で私たちが毎日牛乳を飲んでいるということも改めて考えさせられた。
  • しあわせの牛乳
    中洞牧場の中洞さんを題材にした一冊。

    素敵な写真に文と、中洞さんの生き様、魅力が詰まっています。

    一本軸が通っている人は強い、借金しても、結果がなかなかでなくても、自分の信じた道を行けばいつか必ず報われ、認められる。

    牛乳飲んでみたいです。
  • しあわせの牛乳
    岩手県岩泉町にある「なかほら牧場」。牧場主の中洞正(なかほらだたし)さんは、幼い頃から牛を普通に飼って生活してきて、大人になったら牛飼いになると決めていた。ほとんどの友達が成長するにつれ都会に出ていき牛飼いになる夢など持たなくなってからも、中洞さんは牛のことしか考えていなかった。16歳で、埼玉の牧場...続きを読む