松田純佳のレビュー一覧

  • クジラのおなかに入ったら

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    パワフルだった!
    自分の夢を叶えるための才能(頭脳と努力)と運に恵まれていて、読んでいて心地よかった。

    書かれている研究内容も、易しい言葉で書かれている。
    思わず、◯◯を調べたら☓☓についてわかったんだって、と話したくなるような感じだった。
    生き物ってすごいなあ、と思えた。

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    2023年12月15日
  • クジラのおなかに入ったら

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    自分の好きな研究を学部時代に見つけられて、そこからどんどん突き進めて、、、私も理系学部にいたけれど研究は好きじゃなかったなぁ、
    知りたい、楽しい!と思える研究に出会いたかったなぁと思わせてくれる。それと同時に今は大学の学部とは違う分野にいるけれど、ここでもっと頑張ろうと奮い立たせてくれる。そんな本でした。
    もちろん、イルカやクジラのストランディングの話は臨場感たっぷりで面白かったです。

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    2022年01月15日
  • クジラのおなかに入ったら

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    ストランディング調査(打ち上げられたクジラの調査)で
    クジラやイルカが生前何を食べ、生活していたかを研究する
    学者の、歩みと研究の苦労、人間関係、そして鯨類愛を綴る。
    ・はじめに
    ・北海道略地図
    CHAPTER1 イルカやクジラを研究するということ
    CHAPTER2 鯨類研究者への道
    CHAPTER3 「イカ」の研究者に弟子入り
    CHAPTER4 イルカの種類によって餌が違う?
    CHAPTER5 まだまだ続くよ研究は
    CHAPTER6 ストランディングの研究機関をつくる
    ・おわりに
    コラム、参考文献有り。

    田島木綿子「海獣学者、クジラを解剖する。」を読んで、
    解剖と調査、研究施設での「剥製」

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    2025年08月07日
  • クジラのおなかに入ったら

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    「クジラのおなかに入ったら」 

    タイトルが面白くて良い。
    ちょっとピノキオとゼペットのような。(いやあれはサメだった…。)

    それはともかく、本書でクジラのおなかに入る松田さんは、バリバリの現場の研究者です。メルヘンな物語ではないです。

    打ち上げられたクジラを解体して、胃の中を調査して、食性を解明する為に、北海道全域を通報が入ればどこへでも向かいます。
    悪天候でも向かうし、飲み会が入っていてもキャンセルして向かいます。
    クジラの通報はいつ入ってくるかわからないからです。
     
    本書は、松田さんの学生時代のクジラウォッチングの始まりから、現在地点までの研究人生を紹介したものです。

    イルカやク

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    2024年03月06日
  • クジラのおなかに入ったら

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    著者は小さな頃から好きだったイルカを大学での研究のテーマに据え、海岸に座礁(ストランディング)するイルカやクジラを解剖して、食べているものや生態を調査する。
    北海道の厳しい自然と、打ち上がるイルカ、クジラ。
    イルカやクジラというと、水族館のショーで見るバンドウイルカやカマイルカ、シャチ、ザトウクジラやマッコウクジラ、シロナガスクジラ……知っているのはそれくらいだったが、思っていたよりも種類が多かった。コマッコウは本書で初めて知った。すこし間抜けた顔がかわいい。
    本書でも登場する田島木綿子さんの「海獣学者、クジラを解剖する」も本書も、危険が伴う研究の現場を書いているからか、とても臨場感がありおも

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    2022年08月14日
  • クジラのおなかに入ったら

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    研究者が書く、一般書籍というのは毎度面白い。文章自体は結構淡々としているが、学術的な記載はほどほどにかみ砕かれ、専門でなくても読みとれる上、研究者としての生活が垣間見えるのが良い。
    ストランディングという言葉も、鯨類が日本周辺で41種いもいることも初めて知れた。生物学には多種多様な調査方法があり、同様に研究内容が存在しているのだなぁと改めて実感した。
    NPO法人化した、著者の松田さんが副理事を務めるストランディングネットワーク北海道が、より今後のストランディング調査・研究に拍車をかけられる存在になれることを祈って。

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    2022年02月07日
  • クジラのおなかに入ったら

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    丹後で生まれ育った女性が、クジラに興味を持ち、北大へ。北海道でのストランディング調査を本に表している。

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    2023年02月19日
  • クジラのおなかに入ったら

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    鯨類への好きが溢れている。大学生活が楽しくて、ストランディング調査が楽しくて、胃の内容物を分けるのが楽しくて、勉強が楽しくて。やりたいことが定まっている人はなんて人生が充実しているんだろう。羨ましいなあ〜鯨の解剖話は別の方の本の方が面白かったが。

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    2022年11月18日
  • クジラのおなかに入ったら

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     先に海獣学者の田島さんの著書を読んでいたので、ストランディングの話は記憶に残っており、するすると話が入ってきた。
     そのストランディングしたクジラから胃を取り出し、内容物を調査しているという著書は、研究者の道のりを必死に進んでいる姿が記されていて、また違う面がわかり面白かった。

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    2022年11月07日
  • クジラのおなかに入ったら

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    小説ではなく、
    哺乳類に関する研究をまとめた書籍。
    解説がわかりやすい。面白い。
    クジラ用の包丁の大きさがハンパない。
    鯨愛が溢れている。微笑ましい。
    胃の中身を一つ一つ確認していく作業は、本当に大変そう。
    女性の研究者は少ないそうで、大変なのが伝わってくる。
    自分の好きなことを仕事にしたいと思っている中学生に希望がみえるような楽しさ。
    輝いている人は、魅力的。たくさんの人に読んでほしい本。

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    2022年03月07日