桐生環のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前回の続きだった。
ある日、手品見物にハマっている老人から若豆屋に「きんとん」(あんこ玉や甘く柔らかな団子の周りに、そぼろのようにした色とりどりのあんこを、まぶした美しく上等な和菓子)のリクエストがくる。
とても高価な材料でつくられるため、若豆屋ではつくっていなかった。若旦那は、豆吉に大金を持たせて、おつかいをさせることに。しかし、途中でスリにあって、利き手首を怪我した。
犯人は、男の子の格好をした女の子(子供)だった。しかも、その女の子は、親分からスリの方法を学んだという。
そのスリの親分から習ったスリの技を、当時、見世物とされていた手品やサーカスがあり、その手品に、生かしたらどうだと、豆吉たちが提案し、その修行に励んだ。
きんとんが完成し配達した後、スリの子供や豆吉たちは、大人に許可をとり、本物の手品を見に行くことに。スリの子供は、姿を覚えてる人もいるだろうから、正体が絶対バレない、女の子の格好をしていった。
しかし、きんとんをリクエストした人は、警察の仲間でスリの親分をずっと追いかけていた。やっとスリの親分の家などを見つけた。豆吉たちは、その情報を入手しスリの親分を、みんなと協力して逃がそうとした。しかし、親分は、一向に動かない。
結局、きんとんをリクエストした人と親分が直接会うことになってしまった。
しかし、お互い、「自分が知っている人とは違う」と言って、その場を離れた。豆吉たちは、笑顔になった。
その後、親分は、スリをやめて、スリをした子供を応援するため、スリをした子供がめざしている「手品師」の仕事道具をつくる仕事をはじめた。
スリをした子供は、手品の修行の成果を若旦那や豆吉たちに見せる。予想以上にできていて、おどろく物語だった。
続きがありそうな終わり方だっため、続きが気になる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前回の続きだった。
盆が近づき、藪入り(盆と正月帰省すること。)しようか考えていた豆吉。
若旦那の手元をみながら見よう見まねで和菓子作りをするが、なかなか上手くいかない。最近は、饅頭の作り方を修行している。
その頃、和尚さんの幼なじみで絵師の弟子をしている若者が、若旦那の饅頭を「のろいの饅頭」だとおびえながら騒いでいた。
それをみかけた読売(瓦版の記者や、その配達する人などのことをいう。)が、おもしろおかしく「のろいの饅頭」のことをかいてしまったため、客足が減ってしまった。
騒いだ本人と、若旦那、豆吉、和尚さん、常連客の「建具屋の辰五郎」と「髪結いの お竜と妹のお駒」が集結し、原因を調べ(愛想の悪い絵師の師匠が仕事中に饅頭を食べようとしていた絵師の弟子をしている若者を怒ったのに、仕事おわりの真夜中に笑顔で「饅頭を食べないか」と誘ったのが怖かったらしい。師匠がいうには、仕事中、人体に悪影響を与えることがある絵の具などで汚れた手で飲食をしてほしくなかった。綺麗な状態の仕事おわりなら大丈夫。その時に一緒にたべたかった。)、のろいがないことを巷に広げるために、和尚さんのアイデアで、それぞれが渾身の演技で、のろいは消えたから大丈夫だと伝え、読売でも そのことを ひろげてもらい、店が大繁盛した物語だった。
そして、豆吉と若旦那の和菓子屋を「若豆屋」と名付けた。
豆吉は、藪入りをせずに若旦那の手伝いに励んだ。
絵師の師匠の理由をよみ、仕事中でも飲食する前に必ず手洗い・うがいをすればよいのでは?と思った。