かんそうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文章を磨きたい全然人間が見るべき本。
死ぬほど笑ったし、死ぬほどタメになる奇跡の書物だ。
結局文章においても小手先のテクニックではなく、狂気レベルの熱量さえあれば天上天下唯我独尊(ヤンキーの特攻服定期)で無双できるとうことだ。
ただし、誰かから依頼された文章と自分が伝えたい文章は切り分けることだけは忘れずに金を稼ご。
また、自己啓発本の側面もあるので、精神安定剤になる。私にとっては、暗闇で体育座りをしながら小林さんのメイドラゴンの視聴していたときくらいの救いになりそうだ。
なので、辛くなったら本棚に「嫌われる勇気」「夢をかなえるゾウ」「いいからやりたいことをやりなさい」と一緒に「書けな -
Posted by ブクログ
目次が面白い本は初めて見た。おそらくブログタイトルのノウハウで書かれている。
この本自体がブログみたい。話としては、何でもいいからとにかくインターネットの海に載せる、みたいな場面で役に立つ文章術だった。
とはいえ、文章とはキモさの見せ合いで恥ずかしさを超えたところに面白さが出てくるとか、こんなもの人に見せて大丈夫なのかと思う文章にこそ唯一無二の価値があるとか、インターネット物書きとしては首肯するところが多い。
文章は初速が大事で、読者の知りたいことを直球でぶつけないと興味を引くことができないという指摘は身につまされる。疲れた時は確かに140字も読めんのよ。
よく見ると、テレビで使われる -
Posted by ブクログ
『思ってたより50000倍良かった最強の感想指南書』
めっっっっっっっっっちゃええやん、この本( ̄∇ ̄)
ふいに道端で人生の師に出会った感じ(笑)
パワーワード優先&内容ゲキ薄のフザけきった本かと思いきや、分析・考察が圧倒的に鋭い。
「文書」に対してプロはここまで掘り下げるのか…舐めきっててスミマセンm(_ _)m
本書の中で、今後活かしたいことを下記。
グルーピングすると意外にも4点に、コレなら何とか意識できそう。
①タイトル、初速に命を懸ける
・タイトルに命を懸ける
・息の根を止める掴み
②オチを先に決める
・「起結」と親友になる(「始まり」と「オチ」を先に考えて間を結ぶ)
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルが強くて読んだら「ごめんなさい…」ってなりそうで逃げていた本だけど、やっと重い腰を上げて読んだ。
著者が対ネット民極振り型エンタメブロガーなので、基本的に「ネットでウケがいい日常エッセイ〜エンタメ感想文」あたりをはてブロ/note上で自分の納得できるクオリティで書きたい人に刺さりやすい内容だと感じた。アカデミックな文とか小説を書くのが目的の人には向かない。
「何かについて一定以上のクオリティの文章を書くなら、そのことについて徹底的に深くインプットした上で自分がなぜ伝えたいと思ったか解像度をバチクソ上げた状態で、『何を伝えたいか』のゴールに読者を持っていくために最も効果的な体裁で書け」