三浦愛美のレビュー一覧

  • 「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ

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    ネタバレ

    本人がP11 で言うように、自殺の問題を徹底して掘り下げた先に、この生きずらい社会の正体を明らかにすることができたなら、’自殺社会’は、’き心地の良い社会’踏み出す足掛かりになる。というように、行政に、社会にどう自分たちがかかわるかで、社会はどんどん変わると思う。

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    2014年05月27日
  • 「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ

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    こんなに自殺が多いいんだとは思わなかった。かなり目からウロコが、というビックレの話題が満載。知っておかなきゃいけないことばかり。

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    2015年09月09日
  • 「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ

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    今週おすすめする一冊は、『「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ』。文化人類学者の上田紀行氏と、NPO法人自殺対策支援センター「ライフリンク」の代表・清水康之氏が自殺について語り合った対話の記録です。

    日本では、1997年の金融危機の直後に自殺者が急増し、初めて年間3万人を超えました。以来12年間、毎年3万人以上の方が自ら命を断っています。一日に直せば80人以上。数字だけではなかなか実感がわきませんが、東京マラソンの出場者数がちょうど3万人と言われると、その数字がとたんに重みをもって迫ってきます。

    でも、自殺について大っぴらに語られることはありません。自殺は忌むべきものであり、語られるこ

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    2010年10月04日
  • 「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ

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    いまの日本の社会は年三万人、一日三百人が自殺している社会。
    確かに通勤電車が人身事故でよく止まるが自殺がこんなに多いとは。
    日本より経済状況が悪い国が必ずしも自殺が多いとは限らない。
    日本の社会特有の問題があるらしい。
    日本の学校でイジメが起きやすい構造に似ているようだ。
    日本の学校は、イジメが起きやすい環境。アメリカの学校では陰湿なイジメがめったに起きないらしい。アメリカの学校は人間環境が固定されていなくて《逃げ場》が出来る。
    日本の学校は人間関係が1年間クラスで固定され《逃げ場》がない。
    日本の社会も《逃げ場》がないから自殺に追い込まれしまう人が多いのではないか。
    この不景気で自分自身も会

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    2012年02月02日
  • 「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ

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    日本はいつから、どのようにして1日約100人の自殺者を生み出す社会になってしまったのか。自殺予防の具体的な取組の提言を含んだ対談集。巻末に相談先リストを付した点も評価したい。
    隔週誌のビッグイシューで組んだ対談がもとになっているようなのだが、ビッグイシューがオリジナルで出版するのは難しかったのだろうか。一般書の出版は、ビッグイシューの知名度を高めるチャンスになると思うのだが。資金面など簡単なハナシではないのだろうな。

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    2010年06月25日