遠藤嘉基のレビュー一覧

  • 着眼と考え方 現代文解釈の方法〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    遠藤嘉基・渡辺実 共書による、「着眼と考え方現代文解釈」シリーズ
    現代文解釈の基礎は、高校1年生を対象とした現代文教本
    現代文解釈の方法は、大学受験生を対象とした現代文受験本 としている

    どうやったら勉強していいかわからない「現代文」について「なんとなくできた」から「いつもできる」へ導くのが本書2冊である

    問題解決のプロセスを言語化できるスキルは、現代文の理解を超えてあらゆる学習と知識の実践にとって、欠くことができない重要な技術である
    単に、学習、受験を越えて、広く日本語の「読み書き」、文章の内容と表現を把握するための「方法論」なのである

    気になった点は以下です

    ・現代文の解釈に

    0
    2023年05月13日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    遠藤嘉基・渡辺実 共書による、「着眼と考え方現代文解釈」シリーズ
    現代文解釈の基礎は、高校1年生を対象とした現代文教本
    現代文解釈の方法は、大学受験生を対象とした現代文受験本 としている

    どうやったら勉強していいかわからない「現代文」について「なんとなくできた」から「いつもできる」へ導くのが本書2冊である

    問題解決のプロセスを言語化できるスキルは、現代文の理解を超えてあらゆる学習と知識の実践にとって、欠くことができない重要な技術である
    単に、学習、受験を越えて、広く日本語の「読み書き」、文章の内容と表現を把握するための「方法論」なのである

    気になった点は以下です

    ■構成は、解釈

    0
    2023年05月13日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    国語の授業を聞いているような感じになってくる一冊。
    例題として取り上げられている物語作品は有名なものが多く、こんな解釈や捉え方があるのかという発見があった。
    上半分に問題の文章、下半分に解説という構成になっていて、見た目よりも中身ギッシリです。

    0
    2024年03月14日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

     「半世紀にわたって読み継がれた至高の現代文教本がここによみがえる!」に惹かれて読んでみた。なんと1963年に初版が刊行されたものだそうだが、古さは全くない。これが「読むということ」だ。「読むことの」王道だ、と思った。
     自分が受験生だったのは、かなり前のことだが、現代文の問題を解くといつも、問題文の他の部分が読みたくなった。その年代が興味を持ちそうな文章で出題されているのだろう、ぐらいに思っていたが、本書で例題文を読み、設問の答えを考えていてふと思った。設問の答えを考えることで、その文章のよさや意味に近づくことができたから、おもしろさを感じたのではないか。現代文の設問は、その文章の理解するべ

    0
    2022年03月14日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    読むことにコンプレックスがある。おもしろいと書評にあっても自分がどうも中身が理解できないものが多々ある。読書法も読んでいるつもりだが、それでもわからない。そしてこの本である。この本は試験の参考書である。今も読んでいるところにすぐ役にたっている。

    0
    2022年10月16日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    2、3年前に三省堂のカゴフェアになってるのを買ったのは覚えてるのだけど、当時の自分が何を求めて買ったかはとんと覚えていない。積読期間が長すぎる。
    内容は思ったより高校生向けの読解技術解説書だったな。さすがに論も美しく、散文の後半なんかはオトナになってるのに上手く言語化して落とし込めてなかったなぁなどと学びがあり満足。練習問題は受験生時代にもう一生分解いたので勘弁してもらった。高校生の時に精読してたら別の感銘があったのだと思う。
    通読して感じたのは、企画性質上「読解技術」にフォーカスしているから指摘できないのは仕方ないのだけど、結局「技術」の裏表として「知識」があるなという印象。例えば学びの天才

    0
    2025年08月27日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    1963 年に刊行された現代文参考書の復刻版。
    文学的な文章を扱うパートと、論理的な文章を扱うパートの2部構成で、それぞれ解説と、主に昭和初期から中期の文章を題材にした例題や問題演習から構成されています。

    復刻版だから当たり前とはいえ、はじめは「これが現代文と言われても、ちょっと古すぎるなあ」ととまどいつつ読み始めたのですが……。
    思いのほか、解説文が平易かつ明快で、古さを感じず、文章の読み方についても深く掘り下げられており、とても良かった。
    そして解説文と合わせて読むうちに、題材文の視点の面白さや主張の魅力にもひきこまれました。

    「意図」「文体」「価値づけ」「世界観」などなど、漠然とわか

    0
    2023年08月03日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    本書は、学習参考書である。高校初年生向け、つまり中学を出たばかりの人のために作られたものとして、昭和38年(1963年)に刊行された。その後、改訂がなされたのだと思うが、私が読んだこの本自体は、「新訂版」として、2021年10月に、ちくま学芸文庫の中の1冊として発行されたものである。
    高校時代に「現代国語」という科目があった。当時から本を読むのは好きだったので、この「現代国語」という科目は嫌いではなかった。「国語」は、この現代国語・古文・漢文とセットで、大学入試の受験科目の1つであった。入試のために「国語」の勉強をしたかというと、古文の文法を勉強したり、漢文を読み解く練習をした記憶はあるけれど

    0
    2023年02月21日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    読書猿さんが解説を手掛けられているということで興味を持ち読みました。

    幼い頃から読んできた日本語の文章の数々も、こうして細かく多面的に分解され、解釈の手引きを与えられると、「これまで自分が『読んだ』と思っていたものは、本当に読めていたのか?」「そもそも『読める』とはどういうことか?」という根本から揺さぶられました。

    ほとんどのページで例題文と解説文が上下に書かれていたりするので、文庫本サイズでありながら読み通すにはかなりボリュームのある一冊です。

    0
    2022年02月05日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    【星:3.0】
    「よみがえる至高現代文教本」という文句に誘われて呼んでみたが、私には少々荷が重い1冊であった。

    昔ながらの現代文教本ということもあり、今流行りの現代文参考書のようなとっつき易さはまるでなかった。

    ただ、どの問題文についても、どの解説や読みの深さ自体は今風の現代文参考書をはるかに凌駕していることは間違いない。

    しかし、本書のレベルは大学受験の現代文をかなりのレベルでマスターした次の段階にあると感じる。したがって、現代文があまり得意ではないという人が手を出すべき本ではないと思う。

    0
    2024年01月07日
  • 着眼と考え方 現代文解釈の基礎〔新訂版〕

    Posted by ブクログ

    復刻版なのか、ビジネス関連で話題となっていたので購入してみた。
    懐かしいという感じもあるし、直接ではないものの役立つことも一部見つけることができた。

    0
    2021年11月06日