遠藤嘉基のレビュー一覧
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遠藤嘉基・渡辺実 共書による、「着眼と考え方現代文解釈」シリーズ
現代文解釈の基礎は、高校1年生を対象とした現代文教本
現代文解釈の方法は、大学受験生を対象とした現代文受験本 としている
どうやったら勉強していいかわからない「現代文」について「なんとなくできた」から「いつもできる」へ導くのが本書2冊である
問題解決のプロセスを言語化できるスキルは、現代文の理解を超えてあらゆる学習と知識の実践にとって、欠くことができない重要な技術である
単に、学習、受験を越えて、広く日本語の「読み書き」、文章の内容と表現を把握するための「方法論」なのである
気になった点は以下です
・現代文の解釈に -
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遠藤嘉基・渡辺実 共書による、「着眼と考え方現代文解釈」シリーズ
現代文解釈の基礎は、高校1年生を対象とした現代文教本
現代文解釈の方法は、大学受験生を対象とした現代文受験本 としている
どうやったら勉強していいかわからない「現代文」について「なんとなくできた」から「いつもできる」へ導くのが本書2冊である
問題解決のプロセスを言語化できるスキルは、現代文の理解を超えてあらゆる学習と知識の実践にとって、欠くことができない重要な技術である
単に、学習、受験を越えて、広く日本語の「読み書き」、文章の内容と表現を把握するための「方法論」なのである
気になった点は以下です
■構成は、解釈 -
Posted by ブクログ
「半世紀にわたって読み継がれた至高の現代文教本がここによみがえる!」に惹かれて読んでみた。なんと1963年に初版が刊行されたものだそうだが、古さは全くない。これが「読むということ」だ。「読むことの」王道だ、と思った。
自分が受験生だったのは、かなり前のことだが、現代文の問題を解くといつも、問題文の他の部分が読みたくなった。その年代が興味を持ちそうな文章で出題されているのだろう、ぐらいに思っていたが、本書で例題文を読み、設問の答えを考えていてふと思った。設問の答えを考えることで、その文章のよさや意味に近づくことができたから、おもしろさを感じたのではないか。現代文の設問は、その文章の理解するべ -
Posted by ブクログ
2、3年前に三省堂のカゴフェアになってるのを買ったのは覚えてるのだけど、当時の自分が何を求めて買ったかはとんと覚えていない。積読期間が長すぎる。
内容は思ったより高校生向けの読解技術解説書だったな。さすがに論も美しく、散文の後半なんかはオトナになってるのに上手く言語化して落とし込めてなかったなぁなどと学びがあり満足。練習問題は受験生時代にもう一生分解いたので勘弁してもらった。高校生の時に精読してたら別の感銘があったのだと思う。
通読して感じたのは、企画性質上「読解技術」にフォーカスしているから指摘できないのは仕方ないのだけど、結局「技術」の裏表として「知識」があるなという印象。例えば学びの天才 -
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1963 年に刊行された現代文参考書の復刻版。
文学的な文章を扱うパートと、論理的な文章を扱うパートの2部構成で、それぞれ解説と、主に昭和初期から中期の文章を題材にした例題や問題演習から構成されています。
復刻版だから当たり前とはいえ、はじめは「これが現代文と言われても、ちょっと古すぎるなあ」ととまどいつつ読み始めたのですが……。
思いのほか、解説文が平易かつ明快で、古さを感じず、文章の読み方についても深く掘り下げられており、とても良かった。
そして解説文と合わせて読むうちに、題材文の視点の面白さや主張の魅力にもひきこまれました。
「意図」「文体」「価値づけ」「世界観」などなど、漠然とわか -
Posted by ブクログ
本書は、学習参考書である。高校初年生向け、つまり中学を出たばかりの人のために作られたものとして、昭和38年(1963年)に刊行された。その後、改訂がなされたのだと思うが、私が読んだこの本自体は、「新訂版」として、2021年10月に、ちくま学芸文庫の中の1冊として発行されたものである。
高校時代に「現代国語」という科目があった。当時から本を読むのは好きだったので、この「現代国語」という科目は嫌いではなかった。「国語」は、この現代国語・古文・漢文とセットで、大学入試の受験科目の1つであった。入試のために「国語」の勉強をしたかというと、古文の文法を勉強したり、漢文を読み解く練習をした記憶はあるけれど