浅井祥仁のレビュー一覧

  • ヒッグス粒子の謎

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    ヒッグス場は質量の起源であり、多様な宇宙の源であるという魅力的な触れ込みに惹かれる。難しすぎる世界をかつてないほどわかりやすく書いてくれていて、”加速器は巨大な顕微鏡のようなもの””ヒッグス場(群衆)の中に現れた人気者(素粒子)は歩くスピードが遅くなるから質量が生じたように見える”など、おおっ!なるほど!!と思った。が、やっぱり難しくてわからない・・・笑

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    2018年10月18日
  • ヒッグス粒子の謎

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    新書らしく、専門的な内容を極力抑え、興味をもってもらうことに力点がおかれている。その意味で中高生をメインターゲットにしていると思われる。

    ノーベル賞受賞者の功績を振り返りながら、素粒子物理の世界を紹介し、LHCでその発見に躍起になっているヒッグス粒子とは何なのかを解説する。

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    2013年08月15日
  • ヒッグス粒子の謎

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    極めて読みやすい。
    けど、やっぱり途中でスピンとか、右巻き左巻きとか出て来たあたりから判んなくなった。
    一度ちゃんと勉強してみたい。

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    2013年05月23日
  • ヒッグス粒子の謎

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    昨年「発見」されたヒッグス粒子について、LHCでの活動内容を紹介し、標準モデルにおける位置付けや今後の余剰次元や超対称性粒子、さらに相対性理論と量子力学の統一といった課題と絡めて説明する。難しい点はまだ多いが、全体には平易に書かれている印象。

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    2013年02月15日
  • ヒッグス粒子の謎

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    2012年7月に最後に残った「神の素粒子」といわれている「ヒッグス粒子」の世紀の発見に、世界中が湧いた。以前から興味のあった素粒子の世界や宇宙の始まりの研究にまたチャレンジしようと思って、読んだ。相変わらず素粒子の世界は常識が通用しない世界であるらしい。ビッグバンは宇宙の誕生から10のマイナス34乗秒に起こった。その時の宇宙の大きさは10mぐらいだったのが、10のマイナス12乗秒後には1京度(10の16乗度)に冷えて、更に10のマイナス10乗秒には現在の宇宙の状態ができた。その頃にヒッグス粒子も誕生して、素粒子に質量を与えた。スイスの巨大加速器LHC(山の手線の大きさ)では、陽子同士を光速の近

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    2013年05月26日
  • ヒッグス粒子の謎

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    ど素人にはやはり難しく途中で???連発だったが、それでも何か楽しそうな感じが伝わってくる。
    最近とみに思うのだが、成功しているかは別にしてこの世界の住人は素人にその楽しさを平易に説明しようという気持ちに満ちている気がする(少なくとも他の分野よりその手の本が多いと感じる)。
    脈々と受け継がれる伝統・気質なんだろうか、この点は誰が何と言おうと素晴らしいと思うな。

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    2012年10月20日
  • ヒッグス粒子の謎

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    話題のヒッグス粒子を中心に 素粒子とは何か その中でもヒッグス粒子は何が特徴的か ヒッグス粒子を「発見」するとはどういうことか ヒッグス粒子が発見されることで今後どのような研究がなされていくか についてわかりやすくまとまっている。

    自分は理系の大学生とはいえ物理は基本的な知識しかなかったがそれでもすらすらと読めた
    入門としてこの本を読んだので次はもう少し難しい本を読み知識を深めたい

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    2012年09月27日
  • ヒッグス粒子の謎

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    量子力学というわけのわからない世界、そのわけのわからなさを理解してみたいというニーズに応えるうちの一冊。
    「慣れれば良い」との考えのもと、色々と手当たり次第に読んでいますが、この本はヒッグス粒子に的を絞ってあり、物理学との違いについても解説してあって少し受け入れることができました。
    なぜぐるりと見渡すと360°なのか、との問いに、光のスピンがそうだから、と簡潔に回答する姿勢が素晴らしい。

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    2018年01月22日
  • ヒッグス粒子の謎

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    物質に重さ(質量)を与える素粒子である。
    その概念がわかりやすく説明されており理解しやすい。
    CERNでの研究の内容も、意義も良く分かる。

    様々な理論は統一されて、発展しており、相対性理論と量子論の統一ができることを期待されている(らしい)。

    エネルギーと質量は等価である。E=mc^2
    自然界の4つの力:重力、電磁気力、強い力、弱い力
    素粒子には17種類 (だんだん分からなくなる)
    真空は「空っぽ」ではない (イメージがわかず理解不能)

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    2014年08月21日
  • ヒッグス粒子の謎

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    ヒッグス粒子については、この本をよんでも理解できなかった。
    そもそも量子力学ってどうしてあんなにわけがわからないのか。
    素粒子がとんでもなく小さいものということはわかった。
    「ヒッグス場とヒッグス粒子」とか、「自発的対称性の破れ」なんかになると、頭が理解することを放棄してしまう。
    でも、とにかくすごい発見らしいぞ。

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    2013年12月30日
  • ヒッグス粒子の謎

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    ネタバレ

    ・正確には、質量は何かというと、ふた通りの定義のしかたがあります。ひとつは、光のスピードからどのくらい遅くなるかを示す量のことです。「慣性質量」と呼ばれています。質量にはもうひとつ、「重力質量」というのがあって、こちらがいわゆる「重さ」です。このふたつが非常に高い精度で一致していることが実験から分かっています。この理由はまだ不明ですが、一般性相対理論を支持する「等価原理」のひとつです。

    ・宇宙誕生直後に温度が下がって、平均してゼロになった時に何かが起こった。何が起こったかというと、それまで何もなかった真空がヒッグス場に満たされ、エネルギーが低くなったのです。
    だから、平均したら何もないのでは

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    2013年06月01日
  • ヒッグス粒子の謎

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    2012年の非常に新しい本.CERNの加速器であるLHCの説明を詳細に述べている.「場」や「真空」と言ったものに着目しつつ初心者にも分かりやすい説明.


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    以下超個人的評価基準
    ☆5: 絶対に読んでほしい
    ☆4: 興味があれば,特に読んでほしい
    ☆3: 興味があれば,読んでほしい
    ☆2: あまりお勧めしない
    ☆1: お勧めしない

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    2013年01月12日
  • ヒッグス粒子の謎

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    話題のネタなので少しは知識を仕入れたいところ.
    すさまじい装置を使って研究者が何をやっているか,その片鱗くらいは分かったかも.

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    2012年10月09日
  • ヒッグス粒子の謎

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    噂のヒッグス粒子モノ本第二弾だ。著者はヒッグス粒子の研究に携わっているバリバリの東大教授であり、素粒子論の基礎・CERNの実験施設・ヒッグス粒子の役割などなど全般をコンパクトに纏めている。

    そもそも素粒子論は研究者にとっても判り難い、と評判の理論であり素人の手に負えないのは百も承知なのだから逆に大胆な切捨て、省略で簡略にしなければ中々説明が身につかないものだ。その意味で素粒子がエネルギー保存の法則を一時的に破る、という当たりで「ウソをつく」という表現にしたりして工夫を加えている(個人的には他の本で使われている「借金をしても良い」の説明のほうがしっくり来るが)。

    その流れからの説明でヒッグス

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    2012年10月02日
  • ヒッグス粒子の謎

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    脇道にそれた話がひらめきに満ちていて、興味深いのだが、本題であるヒッグス粒子についての説明が弱い、と感じる。標準理論の基礎知識がないと書いてあることがよく分からない人が多いのではないだろうか。

    ・ハイゼンベルクの式を修正した小澤の不等式は観測上の話。ケナードの不等式とは別。

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    2012年10月01日