宮越大樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
この本を読むきっかけは、夫が職場でコーチングを受け、そこでおすすめされた本を買ったこと。コーチングって何?と全く知らない世界だったけれど、少し読み始めると面白くて止まらなかった。
理想の将来を実現するために、どう考えて行動するのか、本当の目的は何なのか?を考えることの大切さを学んだ。
どの立場の誰が読んでも、ためになる本だと感じた。
夫と3歳の子供と暮らす私は、家族で毎日笑顔で過ごす、という目的のために、日々の家族とのコミュニケーションのとり方を変えてみよう、と思った。小さなことから始めて、大きな夢にもつながり得るのだという自信も得られた。
実際にコーチングを受けてみたい。 -
購入済み
明るい未来に向けて
この本を読んで 自分が今までどれだけの事柄に蓋をして可能性を潰してきたか、、、もったいなさすぎたなと 感じました。
コーチングとは 何か?知りたくて手に取った本書。
基本的な事を わかりやすい事例を元に 読みやすく 書いてくれています!
初心者の私には すらすら 時間もかからず読み終えることが出来ました。
読んだ後から 何だか 自分の視界に新しいフィルターがかかったように世界が見えて来ます!
それは、わくわくする世界! 生きてるって 可能性の塊で そして、それを叶えるべく ちゃんと人は動いていけるんだなと 感じました!
-
Posted by ブクログ
ネタバレ何度泣いたか分からない。
コーチングバイブルになる一冊。
何度も読み返したい。以下、基本モデル。
①今回は何について話したい?考えたい?
②今の状態からどうなる事を望んでいる?
(どうなったら良い?)
③その先であなたが本当に望んでいるのは何?
(=自分軸、どうなりたい?)
④では、まずどうなる事を目指すのが良い?
(=ゴール)
⑤ゴール達成に向けて現状できていることは?
⑥ゴールと現状の間にはどんなギャップが?
⑦ゴール達成のためにできる事は?他には?
⑧具体的には、まず何から始める?
⑨(必要を感じたら)障害の特定
→途中で起こりそうなリスクは何がありそう?
→どんな対応をすれば良いと思う?
⑩(可能であれば)行動をとった後の振り返り
→実際にどんな事をしてみた?
→行動した事で何が起こった?
→それでは次はどんな事をしてみる?
———
確認の質問
・具体化(例えば?〜っていうのは?)
・網羅(他には?全部言えた?)
・目的(どうして?何のために?)
・反芻(行ってみてどう?)
・抽象化(つまり?まとめると?)
・肯定形(〜の代わりに何?〜でなく何?) -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!感動した!
本当に3箇所くらい感動して涙してしまうところがあった。
人の可能性と素晴らしさに感動した。
特に自分で学びになったことは、(子を持つ親としての立場で)
自分の生きる姿勢そのものが子供に影響を与えるということだ。
自分が人生を勇気と希望を持ってイキイキとチャレンジしている姿が、
子供に生きる希望を与える。
子供に言葉でいろいろと伝えるのも大切だけど、
一番大切なのは自分が本当に人生を楽しんで生きていることなんだ。
自分が自分を信じていて、人を信じていて、
共同体感覚をもって貢献感を持っていることがベースにあると、
子供も心から人生に希望を持って生きていくことができる。だって、目の前にイキイキと人生を楽しんでいる人(親)がいるんだから。
そして、何事もやっぱり捉え方なんだなと思った。
過去の出来事も捉え直しができる。
どんなことでも、いつでも、捉え方、考え方次第でどんな方向にも変えることができる。
自分にコントロール権があるということ。
自分が自分の人生を生きていいんだということ。
考え方と行動でいくらでも未来は変わっていくんだ。
コーチは相手のことを信頼し、理解して、応援する。勇気づける。
そして、相手もコーチ自体が自己一致している状態で人生を生きているからこそ、自分もそうなりたい!そうなれる!と、またそこでコーチの生きる姿勢に勇気づけられる。
やっぱり「人」だなと思った。
私はコーチではないけれど、家族に友人にも、大切な人たちに良い関わり方をしていきたいなと思った。
そして、大切な人たちと共に、それぞれの可能性に感動し、生きる喜びを分かち合って人生を楽しみながら生きていきたいなと思った!
とても良い本だった。
また読み返して大切なことを忘れずにいたい。 -
Posted by ブクログ
後輩ができたことをきっかけとして、コーチングに興味を持ち、最初に読んだ本。コーチングとはどういうものなのか、アドラー心理学と絡めてその有用性が理解できた。
学んだ点
・コーチングではコーチが提案したり、答えを出すことが主になってはいけない。なぜなら、それはコーチの解であって、クライアント(コーチングを受ける人)の解ではないから。コーチングでは、クライアントは既に考えを持っていて、その表に出てきていない考えを引き出すのが重要なのだと理解した。
・コーチングをしている時に、クライアントが沈黙になっても気にすることはない。なぜなら、沈黙になっているのは自身の奥底に眠っている本当の考えを、引っ張り出そうとしているだけだから。答えを急かしても、出てくるのは表面的な答えであって、コーチングで引き出したい真意ではないのだと気づいた。
・GROWモデルを初めて知った。自分が目標設定をするときにも、使えそう。GROWモデルでは、まずGoal(具体的な望む状態)とReality(現状)を理解して、ゴールと現状のギャップを把握する。このギャップを把握することが、この後の行動を決めるための重要なポイントになる。その後、Options(ゴールに近づくための行動の選択肢)を考えて、最後にWill(どの行動を起こすかの決断)を決める。ここでのポイントは、クライアント本人が意思決定をすることで、コーチはあくまでそのサポートをすることだと理解した。
批判的に見た意見
・著者とクライアントのやり取りが、うまく行き過ぎているように感じた。例として提示しているだけだと思うが、うまくいっていない時の例もあると、現実的で良かったなと思う。 -
Posted by ブクログ
コーチングとは真逆のクラッシャー的マネージャーから始まり、組織崩壊の危機にコーチングにであって自ら変わって行った著者の話
やや綺麗事感感じるところもあるが、コーチングノウハウを超えて経緯から威力まで立体的人感じられる本。
本当の目的は?
・他人の評価軸で生きてないか?嫌われないこと、評価されること
・自己実現と社会貢献が重要
・答えは自分の中にある、自分の行動がヒント
コーチングの目的は幸福の実現
自分の過去感情が大きく動いた出来事に自分の本当の目指すことのヒントがある
GROWモデル
新たなゴールを設定し、現状認識し、ギャップを埋める方法を挙げて意思決定
○コーチが作る関係性
・心理的安全性がある
・クライアントの話と様子に集中する、必要なのは関心だけ、五感を使って全身でマインドフルに聞く
・クライアントは自ら考え決断する主体と捉え、コーチは課題に踏み込まない
・守秘義務
・二重関係を避ける
○実現傾向
・人にはそもそも実現傾向があり、望んでいることを実現し、望む人生を生きる力があり、向かっていく。 by カールロジャーズ
そのための
・3つの中核条件
1. 無条件で受容
2. 正確に理解し共感
3. 自己一致: コーチ自身が自分の気持ちに正直に生きていること
○傾聴の3要素
①リラックスして相手に意識を向ける
②相手の心の温度を感じとり、合わせる
③相手のスピードやリズムに合わせてリアクションする
・沈黙を大事にする: 探索的に話す時ほど気付きに出会う可能性が高まる。次の言葉を待つ
相手の話をより正雄に理解するための「確認の質問」
1. 具体化 「~っていうのは?」「どういうこと?」「例えば?」
2. 網羅「ほかには?」「全部言えた?」
3. 目的「どうして?」「何のため?」
4. 反鍋「言ってみてどう?」
5. 抽象化「つまり?」「まとめると?」
6. 肯定形「~の代わりに何?」「~でなく何?」
○自己理解を深める質問の例
- 過去のエピソード「これまで充実感(幸福感、ワクワク感)を感じたのはどんな時ですか?」
- 過去のエッセンス
- 「何があったから充実感を感じたのでしょう?」「あなたが人生で大切にしたいことは何でしょう?」
- 未来のエピソード
「何でも叶うという前提なら、将来どんなことが実現していたら最高ですか?」
○時間の使い方
・最初にこの時間で得たいゴールを問う。
・その時に相談内容が生まれた背景を聞き、本当の目的を尋ねていく。
・目的は対人関係の中で持たれる、という対人関係論から、もやもやを明らかにする時に、思い浮かぶ人から入るアプローチがある。
○共同体感覚
・幸せに生きられ、建設的な行動がとれ、勇気を与えられるコーチへ近づく
①所属感
ありのままの自分でよく、その自分にちゃんと居場所がある
②自己受容
自分なりによくやってきた。自分の考え、興味関心には価値がある
3他者信頼
誰しも同じように価値がある。話せばわかり合え、協力し合える
④貢献感
自分はいまでも貢献できているし、これからも貢献ができる -
Posted by ブクログ
ネタバレ「コーチング脳」を読み終えた今、最も深く残ったのは、ただのコミュニケーション技術や自己啓発本ではなく、人間の変容の本質と社会変革の可能性を真正面から問い続ける一冊だったという実感だ。著者・宮越大樹の提唱する“コーチング脳”のコンセプトは、単なるノウハウや目標達成法ではなく、認知科学的なアプローチを通じて「脳(思考様式・認知パターン)の変化」が人生や組織の未来すら変えるという壮大な枠組みだ。
個人的に惹かれたのは、コーチングの基盤に流れる「目的論的思考」「自分で選び取る未来志向」「信念・価値観の再編成」というテーマ。精神的な自立だけでなく、現状や問題に過剰に原因論で縛られることなく、未来に向けてゴール設定し、現状を再解釈していく力―これが“コーチング脳”の核心にあると感じた。ここにアドラー心理学やカール・ロジャーズの影響、さらにマズローの自己実現理論、GROWモデル、氷山モデルなど、ほぼすべての人間理解・成長論のエッセンスが融合している。
書籍を通して繰り返されるのは、コーチングが「技術」から「存在への働きかけ」へと進化している点である。抽象的に見える言葉の裏に、対話や問い・フィードバックが脳内の認知枠を揺るがし、自己変容のトリガーになる具体的な仕掛けが豊富に語られている。コーチやクライアントにとって、自己理解・目的設定・習慣化といったプロセスが“脳レベル”で動くべき理由が他書より圧倒的に説得力を持って語られている。
一方で、この本からは現実感も強く受け取った。コーチング型マインドセットを持った人間は実は希少で、ニッチな市場であることもしっかり伝わってくる。集客や成果のために“質と適合性”が求められ、これまで家系や師弟制度の中で守られてきたノウハウが現代社会のオープンソース化・コミュニティ化によって、誰でもアクセス・学習できる知恵になりつつあるという文脈も刺激的だった。OSS(オープンソース)のように知の民主化が進む未来では、ユーザー同士の相互学習・共創・エコシステム形成が必須となるだろう。
また、リーダー層や社会に影響を与える人間ほどコーチャビリティが高く、パワフルな社会変革の担い手となり得るという指摘も印象的だった。これはコーチングが個人の成長や幸福のみならず、組織・社会全体のイノベーション、レジリエンス、世界平和といったマクロな価値の実現とも直結していることを教えてくれる。
本書を通して私が得た最大の学びは、コーチングが単なる自己啓発や対話技法に留まらない、脳科学・哲学・社会学・倫理論まで含む「人間存在と未来創造の総合モデル」だということだ。柔らかな語り口に隠れた深い知の体系、技法の普遍化と本質志向のバランス。技術と人間性、個人と社会、歴史と未来…すべてを内包し、問い直させる力がこの本にはある。
自分自身がコーチング型の思考様式を身につけたい時、あるいは新しい社会・組織づくりに挑む時、必ずこの本に立ち返り、変化の原点を確認したくなる。知識の壁を超えて“脳の使い方”をデザインし直すことこそが、現代コーチングの核心であり、社会変革の出発点なのだ―そう強く確信させてくれる一冊だった。