アン・アプルボームのレビュー一覧

  • 権威主義の誘惑:民主政治の黄昏

    Posted by ブクログ

    現代における民主主義の衰退と権威主義の台頭を鋭く分析したエッセイ。アン・アプルボームは、ピュリツァー賞を受賞した歴史家・ジャーナリストであり、彼女の洞察力と経験が本書に色濃く反映されている。アメリカのトランプ政権やイギリスのブレグジット、ポーランドやハンガリーの権威主義政権の台頭など、具体的な事例を通じて、民主主義がどのようにして危機に瀕しているのかを描く。

    ― 本書は欧米で見られる権威主義を扱っているが、読者は読み進むにつれ、語られる多くの事象がよそ事ではないことに気づくのではなかろうか。たしかに、日本の政治状況を権威主義と呼ぶには、ポーランドのカチンスキやハンガリーのオルバーン、トルコの

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    2024年10月24日