加藤浩晃のレビュー一覧

  • 医療4.0
    写真というテクノロジーの出現によって画家の存在意義が問い直され、サロンやアカデミアの権威から離れて多様性と無垢な芸術性を獲得できたように、AIの台頭によって医療従事者の存在意義が問い直され、権威主義から離れて医療が再定義されることを予見させる本。

    2018年出版のためChatGPTに関する記述がな...続きを読む
  • 医療4.0 実践編
    これはかなりよくまとめられている。
    これから医療・ヘルスケアのビジネスを始めていく方、医療機器メーカーで次世代のプロダクトを考えて行く方など、多くの人に読んでほしい。
    また、仕事をしていく上でのマインドなども響くものがあった。
  • 医療4.0
    日本の医療を取り巻くマクロ環境の変化に対して、イノベータの方々の所見・打ち手の提案が集約されています。
    少子高齢化による医療・介護を中心としたヘルスケア領域の激しい変化はAIのシンギュラリティなんかよりももっと現実的ですぐ近い将来にある課題なんですよね。
    医療の個別化、主体化というお話が出てきますが...続きを読む
  • 医療4.0
    1次情報ではないが、現場で働く医師のインタビューが掲載されており大変参考になった。同じサービスも視点が変われば見え方も変わってくるので、医療機関、患者や患者家族、行政、健康関連サービス会社、保険会社等、全ての立場でwin-winを達成できるとよいのだが。
  • 医療4.0
    日本の医療体制が置かれている現状、勃興しているテクノロジーがそれらに対し、どのような解決となり得るのか。

    本書は、医師の立場から、現在の医療環境に存在する問題を解決するべく、事業を果敢にも立ち上げている医師たちが多く登場する。

    とかく「4.0」と命名されているように、テクノロジーばかりに目が行き...続きを読む
  • 医療4.0
    国の医療費の現状と展望、患者の立場から見える医療や病院の問題点はニュースで取り沙汰されやすいが、改善にはどのようなアプローチがあるのかを把握したく読んだ。
    問題は数多ではあるが、各分野の現場でそれを解決しようとする医師達の見方や取り組み方を知ることができた。
    基本的にはテクノロジーの利用で雑務の効率...続きを読む
  • 医療4.0
    2030年の医療について、新進気鋭の若手医師達と著者の対談を集めた一冊。30人の方から話を聞いているだけに、非常に多様かつ読んでいて面白かった。自分も試してみたいと思ったこともちょくちょく出てきた。図が無く言葉だけなので若干分かり辛いところがあるのは、残念。
  • 医療4.0
    世の中にこれだけたくさんの医師がICTで医療を変えていこうとしていることに気づく。
    また、医療の現場は我々が思っている以上にムダ、ムリが多く、医師は患者と向き合える時間が少ない。
    IoTやAIで医療を変えていくべき、また変えていこうと思える本である。
  • 医療4.0
    日本においての医療1.0 1960年代に国民皆保険制度が実現し、現在の医療提供体 制の基礎の確立。医療2.0 高齢化社会の到来に対応した老人保険法の制定、高齢 者保険福祉の10ケ年計画であるゴールドプランの策定、現在につながる介護施 策。医療3.0 インターネットの広がりによる電子カルテをはじめとし...続きを読む
  • 医療4.0
    medtechのトピックスをサラッと見るのに前半部分は良い。若干古い情報になってきたがコロナによる影響を考えながら読むのも面白い。ただ、どうしても医師の診断の仕事は近い将来全部機械に置き換えられる、、、というような意見には眉唾。対して、機械を導入するハードルを整理し、医師という人材を活かすための技術...続きを読む
  • 医療4.0
    高尾洋之先生の『デジタル医療』を読み、その流れで本書を手にした。テクノロジーが活用されることで、2030年の医療はどうなっているのかを未来予想するという企画。

    冒頭は眼科医の加藤浩晃氏による総説、後半は先進的な取り組みをしている30人の医師へのインタビューで構成される。スタートアップの株式会社に携...続きを読む
  • 医療4.0
    医療4.0という形でこれからの医療の方向性と、医療現場における最新のテクノロジーについてわかる本です。

    第3章では個々のソリューションについて深掘りされているので、理解を深めることができます。
  • 医療4.0
    医療AIの全体像が少しわかる前半だけはまあ良いが、後半のインタビューは内容が薄く統一感がなく読み飛ばし。
  • 医療4.0
    ちょっと仕事上で必要に駆られて、手に取った本。
    医療やヘルスケアに関わらない限り、こんな本読まないと思いますが、
    自分のような素人でも大枠理解できるように書かれていて読みやすいです。

    デジタル化に合わせて、医療やヘルスケアの在り方が変わっていくというテーマなのですが、
    構成の3/4くらいは、ヘルス...続きを読む
  • 医療4.0
    さまざまな技術革新はもちろんだけど、5G通信のインパクトが大きい。それと、人手が必須ではない作業の自動化。医療関係者の中に、ITと絡めて、現状の問題を解決できないか模索しているイノベーター、あるいは、アーリーアダプターがいるのだということが分かって心強く思った。タイトルの通り、2030年の日本の医療...続きを読む
  • 医療4.0
    医療にヘルステックが取り入れられる2030年にはどうなるのかを描くインタビュー集。
    新しい知見もいくつかあったが、既知のものが多い総集編的な内容。
    AIとクラウド技術、ビッグデータ、ブロックチェーン技術、5Gなどが出揃って果たしてどんな医療の未来が実現するのか、非常に興味がある。
    その頃までは生きて...続きを読む
  • 医療4.0
    旧態の残る医療界の中でもテクノロジーなど新しいことを取り入れ、より良い医療を目指す若き医師たちのインタビュー本だった。
    人数が多く一人一人の内容がやや薄かったけれど、概してテクノロジーを積極的利用し保険医療の枠を超えて活動をしていた。

    既成の常識にとらわれず、真に大事なことへ向かおうとする姿勢にエ...続きを読む