日本の医療体制が置かれている現状、勃興しているテクノロジーがそれらに対し、どのような解決となり得るのか。
本書は、医師の立場から、現在の医療環境に存在する問題を解決するべく、事業を果敢にも立ち上げている医師たちが多く登場する。
とかく「4.0」と命名されているように、テクノロジーばかりに目が行き
...続きを読むそうであるが、そうではない。今、医療の現場は、何が課題なのか?それを丁寧に拾い上げていくだけでも、多くのヒントが隠れており、解決しなくてはいけない課題はたくさんある。それらに対し、テクノロジーの側面で問題解決が図れるのであれば、それはどんどん推進するべき。
ヘルスケア×テクノロジー=ヘルステック
というキーワードを多く聞かれるようになってきた。若い医師たちが、問題解決を目指して自分たちなりの解決策を突き詰めていく、そんな姿は多く学ぶところがある。