新井健一のレビュー一覧
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きちんと世の中の感覚がアップデートされていることを前提として(たまにアラフィフ=バブル世代なんて人もいるので)
現在のアラフィフ(45から52,3?)は就職氷河期、真っ盛りで「とにかく就職できるところを」派が大半だった。そのころは教育重視(辞められたら困る)ではなく、ハラスメントの概念もなくひたすら耐えた。年をとったら「ソフト老害」(一部の人だけだと思うがこういう言葉が一人歩きするとその世代、全てと見なす人もままいるので)となり、死ぬまで負け組を宿命づけられたような世代が手にとって見て、正直、良かった。
新井さんの構成と文章が、広い範囲の層が手に取って分かるよう、シンプルな言葉でこれからの時代をサヴァイブしていく方法を書いている。基本的かもしれないビジネス用語だけど、みたいなものにも注釈もつけてくれているので学生もよみやすいと思う。
分かりやすく伝えるってほんとは上に行けば行くほど必要なスキルと思うのだけどなかなかそういう人に巡り会えない昨今、本書で安心と学びを得られた。
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学んだことメモ ●議事録を大事にする
決定事項
検討事項
次回までアクションプラン等でまとめる
主語述語明瞭化
接続詞は最低限
代名詞等は言い換え
1文3行
文章前後関係で並び替え
→ 会議の目的、ポイント、結論、次にすべきことが明確化
●本は三冊同時、共通点で読んで勉強、考え方を読む
●上司の関わり方
ノリや働き方を合わせ求めることを考える
誘いは断らない
部下から積極的な働きかけ
●時間別タイムスケジュール
朝 アウトプット
昼 作業
夕 インプット
夜 将来の勉強
●仕事の進め方
GPDCA
前提等確認
仕事の細分化
捨てることを検討等
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルでバッと手に取ったものの中身は思ったよりも充実していてとても勉強になりました。
中間管理職の自分(37歳)が今読むべき本だったように思います。
日本人の一括採用、年功序列は悪しき文化と言われていたのは周知の事実ですが、それは日本人の歴史に裏付けがあった。
戦後等しく貧しくなった人々がみんながご飯を食べていける働ける仕組みを作ったのが一括採用年功序列の裏側にあったとのこと。
そして日本人は働くことを神事として捉える国民性も相まって、無駄な残業や意味のない仕事をこねくり回す人材が増えて生産性が下がっていると分析されています。
欧米的な成果主義の働き方が賞賛されているけれども、労働人口が減っていく中、新卒一括採用で労働力を確保する流れは変えられない。
そんな中誰もが成果主義になったら、人材を育てることができない。
そんな状況で、筆者が提案するのは日本型、欧米型のハイブリッドの管理職を混在させること。
一つは欧米型の職務給人材、もう一つは役割給人材。
役割給人材とは、「部下の成長のために『贅沢な無駄時間」を作り出すことである」とされる。
そして本書のテーマ、現代版の徳。
これが何かははっきりとはわからないと筆者。
役割給人材の根本には人の(成長の)ために、動ける気持ちが備わっていないと、プロフェッショナルにはなれないと感じたので、きっとそういうことなのかなと思う。
私は自分の職務能力に専門性を感じられず、どのようなキャリアを築いていけばよいのやらと悩んでいたので、部下の成長に喜びを感じられるようになった今、職務給人材としてキャリアを積んでいこうという指針にもなりました。
そのための自己研鑽についても記載がありましたが、心理学を学ぶなど、できることがたくさんあるとわかり目の前が明るくなった気持ちです。
松下村塾の本も読んでみたいと思います。 -
Posted by ブクログ
★この本を読んだ理由
・働かない技術というタイトルに惹かれた
・目次を見て、ピンと来るものがあった
★この本で印象に残った事項
・8時間労働の根拠は、知的労働者の生産性とは全く関係ない
・40代、50代に刷り込まれた強烈な価値観
・日本人はその仕事の目的地を明らかにしないまま進めてしまう傾向があるようだ
・日本人の働き方はメンバーシップ型、欧米人の働き方はジョブ型
・働き方改革の本質
→自ら自律的に研鑽し、企業人として成果を出すこと、生涯キャリアを自ら管理し、人生100年時代を生き抜くこと
・特定の人に仕事が一局集中するメカニズム
→任せられそうな人に任せる
・できる人材が残業体質になりやすい宿命
→上位等級の仕事を任されることがザラにある
・重要度が高く、緊急度が低い業務を第2優先する
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ネタバレ•感想
分厚かったですが中々の良著。
独立目指す人にはぜひ一読ください。
そしてプロフェッショナル目指そうと思ったのと課長としてより一層頑張ろうと思いました!
•Todo
•人は生きがいを失うと死ぬ
仕事と社会貢献活動の両者に参加すると長生きする。
★資本主義社会では代替可能性が低く、希少価値の高い仕事が出来る人により高い報酬が支払われる。
★3つの場を設けて人生バランスを取ること
•すぐお金になる場 今の会社の仕事など
•興味があることをやる場 ボランティアや起業家の手伝い
•自分がやり続けたいことをやる場 コミュニティ
自分は人の役に立つと思っている人ほど自分に対する満足度が高い。
★社会人基礎力
①考えぬく力
課題発見力、計画力、創造力
②前に踏み出す力
主体性、働きかけ力、実行力
③チームで働く力
発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、規律性、
ストレスコントロール力
•日本人特有の地道に頑張る力を使う。
★心理的安全性を高める。
★対人関係の悩みも課題を分離することで解決することができる。
★部下の手柄は奪わない
★叱責を恐れずにマイナス情報を伝達させる。
•報告者の話を聞く
•問題解決を引き受ける
•最終責任を受け入れる
ゼネラリスト
幅広い知識や経験を備え、多角的な視点から組織の問題を解決する人材
スペシャリスト
特定の専門分野に深く精通し、専門的な見解から問題を解決する人材
プロフェッショナル
問題解決志向が強く、これに資する高い専門性、また幅広い知識や経験を持つ人材
★プロフェッショナルを目指す。
★事業部長になるための経営の基礎 を読む
★設けの仕組みの把握を常に行う。業界動向サーチのサイトをチェックする。
その業界や会社の成長性と伸長度合、収益性、業界競合関係や競合度合などにより経営方針や社員に対する指示指導も変わる。
•今後のビジネスチャンスは下記
教えてあげる
決めてあげる
合わせてあげる
試してあげる
言ってあげる
ある業界のある会社のある職種の会社員として能力を発揮できなくてもそれら無能ではなく、適性が無いだけである。
能力は多くの前提条件を満たした上で初めて発揮できるものでこれまで有能人材が平気で無能にもなる。
また上司や周囲との相性でもパフォーマンスも大きく変わる。
★こういう考え方を大事にすると独立後も上手くやれる。
あくまで仕事とわきまえる
大言壮語には乗らない付き合わない
自分に出来ないことは引き受けない
常に仕事は回すものと考える
常に人物の性質を見極めようとする
親切だが押し付け押し売りはしない
人脈を自ら積極的に作ろうとしない
目先の利益より信用取引を優先する。
★同じ管理職でも課長の価値は部長よりも上がる。
部長の部下は会社人材(課長)だが、課長部下は会社の人材ではない。
課長は 多様な人材が集う組織のマネジメントおよび、人材育成を担うプロフェッショナルマネージャーである。 -
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タイトルは『働かない技術』ですが、決して、仕事をサボるための技術ではなく、これからの働き方の指南書です。
仕事における正しい心構え、正しい志向性を模索してきた著者の考えをまとめた本と言えると思います。
日本の企業の多くで、知らず知らずのうちに採用されているメンバーシップ型の組織に対し、欧米型のジョブ型の組織。
専門性を追究する職務給人材と、人材育成に重点を置いた役割給人材。
こういった区別を丁寧に行いつつ、適切に適用・運用していくことが、よりよい働き方・組織につながるのだと思います。
また、企業で働く場合、組織の一員として働くことからは逃れられないので、利他の精神は必須だと思うのですが、それが、著者のいうところの「徳」ではないかと思っています。 -
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ネタバレ働き方改革が進められる中、日本型企業と欧米型企業との根本的な違いを理解し、これまでの日本独自の人事体系を理解しないと格差社会を醸成してしまう。
狩猟型人材・業務と農耕型人材・業務の理解が必要
『論語と算盤』の「論語」に示される『徳』を、現代ではどのように育めば良いか?
宗教家ガユーナ・セアロ師曰く
管理職の役割「部下の成長のために『贅沢な無駄時間』を作り出すこと」
徳「『人助けが、喜びである』と心底思えるよう、自らを癖づけること」
引き続き、知性推し(職務給人材)でいくか、徳推し(役割給人材)で行くか?
知性が捨てられない職務給人材は、職務給人材としての自分の市場価値を常に見極め、高めつつ、転職や独立も視野に入れながらキャリアを積む。
役割給人材はその職責の中心にあるのは人材育成であるから、その方面のプロとして職務給人材に転換することは可能。
役割給課長:自分の仕事をさっさと済ませ、部下を徹底的にサポートする
職務給課長:自身の職務範囲内で、その専門性を活かして会社に貢献する
レジリエンス:困難で用意を与える状況にもかかわらず、うまく適応する過程や能力、および適応の結果のことで、精神的回復力とも訳される。(出典:最新 心理学事典)
p201
臨床心理療法家 アルバート・エリス ABC理論
A:Affairs(出来事)
B:Belief(自分にとって好ましい解釈)、IB:Irrational Belief(自分にとって好ましくない、非合理的な解釈)
C:Consequense(結果)
D:Dispute(反論)
E:Effect(効果)
p223
業務改善の視点と手順
Eliminate:排除;既存業務の何かを取り除くことは出来ないか?
Combine:結合と分離;類似の業務を一つにまとめるか、異なる業務を分けられないか?
Rearrange:入れ替えと代替;業務の順序・やり方を変更することは出来ないか?
Simplify:簡素化;業務を単純にすることはできないか? -
Posted by ブクログ
働き方改革が叫ばれて久しいですが、残業が無くならない大きな課題のひとつが人事制度とのこと。
欧米の職務給制度に対し、日本は職能給又は役割給制度。この違いや残業規制の法制の違い、仕事に対する意識の違いにもよる。
本書のテーマは、残業できない時代にどう生きるか。
まずは、徳を持つことだと著者は語る。
「徳とは、『人助けが、喜びである』と心底思えるよう、自らをクセづける事」
徳とは、学習であり、習慣。
また具体的には、自分たちの業務が財務上のどこに貢献しているかをはっきりと認識して働くことだと著者は言う。
そのために、バランススコアカードを活用し、
「財務の視点」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」「学習と成長の視点」から現場でどう活かすかとの事。
具体的なストーリーも交えながら、わかりやすく解説してくれています。
生産性向上の一助となる参考書だと思います。