ライリー・セイガーのレビュー一覧

  • すべてのドアを鎖せ

    Posted by ブクログ

    王道エンタメサスペンス
    ある程度予測できる展開だが、読みやすさとテンポの良さで飽きさせないストーリー運びが秀逸
    そこにどんな秘密があるのか、それが知りたくてページを捲る
    やめときゃいいのに、ほら言わんこっちゃない

    0
    2026年09月29日
  • すべてのドアを鎖せ

    Posted by ブクログ

    同棲中の彼に浮気され失業もしてしまいどん底のジュールズは、高級アパートの求人広告に飛びついた。〈バーソロミュー〉という憧れの高級アパートの空き部屋に短期間住むだけで高額の報酬がもらえるバイト。ただし来客禁止、外泊禁止、居住者の邪魔をしないこと。バーソロミューには気味の悪い噂もある。親友のクロエはやめた方が良いと言う。しかしジュールズは住む家も金もなく追い詰められていたし、バイトに魅力を感じていた。期待を持って始めるや、居住者たちと親しくなり、気になる人もできた。しかし深夜に悲鳴を耳にする。アパートで何が起きているのか。そこからジュールズの不安は大きくなっていく。

    文庫本のあらすじを読んでゴシックホラーと勘違いする人も多いようですが、超常現象や幽霊のホラーではありません。あらすじにホラーサスペンスとありますが、いわゆる人が怖いというやつです。

    バーソロミューのスタッフ、門番、ジュールズの怪我を治療してくれた住人の外科医、その他住人の作家、元女優、元国会議員、ジュールズと同じバイトをするイングリッドやデュラン…。誰が味方で、誰が敵?

     話はテンポよく翻訳も読みやすい。歴史あるバーソロミューで過去に起きた事件の数々、住人たちの暗い影。このアパートで何が起きているのか?

    過度な期待をしすぎたのかもしれない。以前読んだ「夜を生き延びろ」ほどのドキドキはない。ジェットコースターを期待したが、そこまでスピード感はない。シンプルな話なので十分楽しめる。2冊とも読むなら先にこちらを読んでから「夜を生き延びろ」を読むことをお勧めする。「夜を…」に比べると少し物足りないから。

    0
    2026年04月19日
  • 夜を生き延びろ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最終的にチャーリーがジョシュと一緒になったのか、自分はいまひとつ解せなくて……なので星4。
    助けてくれたけど、もとは怪しげな仕事を引き受けてチャーリーがこんな目に遭う原因を作ったようなものだし。友人くらいのポジションだったら、まあ……となるのだけど。
     でも、こうならなければキャンパス・キラーの正体はきっとずっと分からないままで、チャーリーは脳内映画を観続けることになっていただろうし……チャーリーに加え、マージも苦しみから逃れることが難しかったかもしれないし……。なんとも。いや、何よりも元凶で最低最悪なのは、ロビー、おまえだよ!!気持ち悪すぎてオエッとなった。

     自分もそういうところがあるので、チャーリーが内向的で彼女自身の中にぐっと色々なものを押し込めてしまう様子は読んでいて苦しかった。後悔、苦悩して自責の念に囚われ続けている姿はしんどかった。でも、そんな彼女が憧れの(?)仕事に就けているのはよかったな〜。

    以下、印象に残った箇所のメモ。
    〝それはあなたがたのせいではないと誰も教えてくれない。責任はひとえに、おぞましいまねをする非道な男たちと、そういう連中を育て、作りあげ、弁護してやるめちゃくちゃな社会にあるはずなのに。世間は自分たちのあいだにモンスターがいることを認めたがらないので、モンスターどもはいつまでも野放しにされ、暴力と避難のサイクルはいつまでも断ち切れない。〟

    0
    2025年08月03日
  • 夜を生き延びろ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友人を殺人事件で失った大学生チャーリー(分かりにくい名前だが女性)は失意を胸に故郷に帰ることにし、大学の掲示板に乗用車同乗の募集ビラを貼る。そのビラを受けて車を出し同行を申し出る男ジョシュ。

    二人の車はニュージャージーからオハイオまで、夜のハイウェイを進むのだが、道中チャーリーはジョシュの言動に不穏なものをかぎつける。この男は友人を殺した連続殺人犯(キャンパス・キラー)じゃないのか?

    ぎこちなく不安なドライブが続く中、ジョシュが食事をしようとハイウェイを降りてさびれた街のドライブインに入ったことから物語は急展開を始める。

    前半から中盤にかけては正直退屈な部分もあるし、一番怪しいヤツは犯人じゃない常套を考えると余計に進まないし、急展開を見せてからも、主要登場人物を引き算していくと真犯人は容易に分かってしまうという欠点もある。正直粗が目立つ小説だと思う。

    が、ジェットコースターのような急展開と主人公の映画オタクっぷりが楽しくて意外と楽しめた。長旅、特に長距離バス移動なんかのお供に最適と思うが、さすがにヒッチハイク旅ではリアルすぎて、お勧めできない。

    0
    2024年01月13日
  • すべてのドアを鎖せ

    Posted by ブクログ

    主人公の生い立ち等、ストーリーを、読み進めても、ゴシックホラーは、あまり感じ無い。うまい話しに乗っちゃダメだよ、とわかっている訳だし、割と早めに、怪しい人々がわかるし、怖さは、ないけどスルッと読めちゃう。
    でも、彼女の生存本能というか、生きる力強さは、ある意味感動。
    初めて読んだ作家さんだったけど、他の作品も読んでみたいな!!

    0
    2021年08月13日
  • すべてのドアを鎖せ

    Posted by ブクログ

    暑くてバテバテでもぐいぐい読めるよ。ゴシック色は期待していたほど強くはなかったけれど、館物であり、人物もストーリーもよく出来ている。手際もよく、スピード感もサスペンスも適度。ラストもわるくないと思います。個人的にはレッドヘリングかと思った人がレッドへリングではなかったw 大人の夏休みの楽しい読書にうってつけ。

    0
    2021年07月23日
  • 夜を生き延びろ

    Posted by ブクログ

    『すべてのドアを鎖ざせ』が面白かったので期待して読んだが、前作には及ばず。主人公の脳内映画という特殊体質?がなんだか面倒くさくて、途中から斜め読みになってしまった。とはいえ、最後の方はなかなかスリリングな展開でよかったので、星3つ。

    0
    2024年08月18日
  • すべてのドアを鎖せ

    Posted by ブクログ

     読書を楽しむその瞬間瞬間、電車内での朝夕の読書。翻訳物の読みづらさなど全く感じず、眠気を催すこともなく引っ張る吸引力はさすが。ただ、気がついてみたら、先行作品を思い出す展開。うわー残念。おどろおどろしい話で突っ走って欲しかった、なんて。

    0
    2022年02月03日
  • すべてのドアを鎖せ

    Posted by ブクログ

    現代ニューヨークが舞台だけど、ガーゴイルつきの建物の謎なので、ゴシックロマンの趣も。
    高級マンションの「部屋番」に雇われた不幸極まる若い女性の10日間。セレブと知り合ったり、ハンサムな医師と恋におちたりキラキラ体験もしながら、だんだん恐怖が高まり謎が深まるさまが、なかなかジェットコースター。
    ラストな。なるほどなるほど、今後の世界の犯罪は、これをめぐって起きるんだろうなー。

    0
    2021年08月29日