梅田俊作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ねずみのすもうの絵本は数多くありますが、私はこの絵本が一番のお気に入りです。
まず原作に近い。
そして、やせねずみの気遣い。
おじいさんとおばあさんが、やせねずみの為に餅をついてやるシーンが2回あるのですが、ねずみに食わす小さな餅とは言え、貧しい暮らしの二人にはかなり無理があったはず。
それを気遣うやせねずみは、ふとっちょねずみが「餅をくれ」と頼んでも、すぐにはYesと言いませんでした。
更に、餅をゲームのパワーアップアイテムみたいな扱いにしていないところも好感が持てます。
低学年から読んであげるのが一番なのですが、なにせ話が長いので(子供たちに合わせて読むと10分くらいかかります)、 -
Posted by ブクログ
見てみぬふりだって、イジメの加担だぞ。という本ですね。
そして、カルマの法則。苛めた奴は苛められる。
はっきり言って、絵は見づらい。
誰が誰なのか、ちょっと見では見分けできない。
いや、それはあたしの見方が悪いのかもしれないけども
でも、子供相手の本だとしたら
理解力などは大人にあわせずに子供目線でよいだろうし・・・・
いや、あたしがそこまでの目線にもなってないか・・・とも思ったりして。
まぁ、いいや 絵のほうは。
話は、すごい残酷な面とリアルな面があって
子供に向けての本でもあり
先生や親に向けての本でもある。
文字数は少ないのだがページ数が多い。