猫沢エミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎日どれくらいの選択をしながら生きてきたんだろうか?
そんなことを考えながら読み進めた。
タイトルの通り、人生は選択でできている。
歳をとると、だんだんと大きな選択をすることが怖くなる時がある。
それでも自分の人生の選択権を決して他者に委ねてはいけない。
これからも自分の意思で選び続ける。
人生には失敗など存在しないし、
勝ち組も負け組もない。
人と比べると言う無意味な行為を捨てる。
本当にその通り。
私は今まで自分の意思だけで選択したきたか考えてみたけど、以外に他人に影響を受けている。
決断することが苦手だから。
自信がないから?
そんなことを考えるきっかけをくれた良い内容だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分には到底できそうにもないことを人が成し遂げると、「あの人は志からして自分とは違う」とつい、逃げ腰な思考になりがちだけれど、本当はただ、自分は始めておらず、その人はもうとっくの昔に始めていただけだったりする。だから「物事は始めなければ、始まらない」と、心にいつも留めている。
渡仏前は、これまでやってきた音楽の仕事にせよ、物を書く仕事にせよ、映画に関しての仕事にせよ、どこかが中途半端で、まだまだ”にせもの”でしかないといつも感じていた。
人生経験どんなときでも「あれもこれも」では通らない。ひとつ選べばひとつは捨てるしかない。
日本では、ひとつ外国語ができれば、まるで人格者にでもなったかのように思われがちだけれど、語学は人生の選択肢を広げるための当たり前のツールでしかないというフラットな考え方。
パリで生活していると、何かにつけて「待つ・間違い・不条理」の三拍子が繰り返される。
美奈子さんがパリで一番に学んだことは「無理はよくないけれど、現状を打破するために、ときには無茶をすべきだ」ということだそう。日本だと何かに挑戦する前から、人に「それは無理なんじゃないの?」というネガティヴな助言を受けることが多かったけれど、フランス人は何事もやってみなくてはわからない、という気風がある。
パリに来て、お金の価値観がだいぶ変わった私。実際生活に必要なものは、そんなにたくさんはないのだ。大切なことはお金の量ではなく、それを使うセンスと、お金に対していつもフラットな姿勢を保つことだと、パリでの小さな生活と、フランスの友人たちはいつも私に教えてくれる。 -
Posted by ブクログ
私自身猫好きなので思わず取ってみた本
軽い気持ちで読み始めたら予想に反して深く考えさせられるものだった…
ねこを看取った経験のある人が読むと辛い気持ちを思い出すかもしれない
"この愛しい小さな生き物たちが寿命の長さでは測れない、命の価値について教えてくれること"
"個々の種族に合わせた倫理観があることを認め、きちんと線引することが大切であること"
といった、著者がねことの共生、パリでの生活を経て実感したことを本を通して訴えかけている
宗教が強く根付いている海外と違って日本では死生観について誰かと議論を交わすことがほとんどない
種族を超えた死生観については尚更
考えずに生きていても困ることはきっとないけど、それは人間のもつ特権に依存していて傲慢な気もする
私自身もここまで深く考えたことはなかったのでこの本が改めて考え直すきっかけになった
✏C’est la vie=セ・ラ・ヴィとは、どうしようもないことが起きたときフランス人がよく使う、悲劇をさっさと終わりにする魔法の言葉で、「これが人生(だからしかたがない)」という意味だ。
✏不思議なもので人の魅力というのは、実は言葉を介さない。その人のセンス、知性、志から発せられる魅力は、仕草や呼吸を通してトータルの印象になり、相手に伝わる。そこに言葉が加わることで「何か」がより明確に現れる。たとえるならば、言葉は人の内面を形にするため、ふちどりに使われる金の糸なのだ。
✏足りないのは愛情ではなく、システムです
✏親に見捨てられたヒナは飛ぶことを覚えず、短命に終わるという自然淘汰の掟があるんです。それを人間の尺度で「かわいそう」と捉えるのは、ラインを越えた介入になるわけです。