A・S・レヴィンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心理学者やキャリア開発論のプロによる、今の不安定な時代の中でのキャリアの築き方についての本。今までは自分の「夢」に向かって一直線に向かう確実なステップを計画し、こなしていくことが正しい道とされていた中で、今後は「偶然の出来事」をチャンスにしていくことで、成功するというもの。しかし、ただ偶然のハプニングを待つのではなく、偶然の確率を増やすこともできて、この本ではそのコツも紹介されている。
仕事を探していて、日々悶々としている私にとっては刺さりまくった本だった。特に不況で大企業でレイオフや採用凍結が相次いでおり、私自身自分の道が見えなくなったし、計画通りにいかずに苛立ちもあった。その中で、「柔軟 -
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Posted by ブクログ
ネタバレチャンスを模索しながらオープンマインドでいることの効用を説いた良著。
行動が道を切り開くことを豊富な事例を通して説いてくれる良著。
メモ
・結果がわからない時でも行動起こして新しいチャンスを切り開くこと偶然の出来事を最大限に活用することが大事。
・私たちは自分の行動と様々な経験に対する自分の反応をコントロールすることができる。この2つは人生の方向決める重要な要因です。
・想定外の失望を利用する
・場所や職業を変えることに対してオープンマインドでいる
・あなたが出会う興味深い人々と自分の興味や経験を共有する
・フラストレーションをチャンスに変える
・偶然の出来事をさらなる偶然の出来事につなが -
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Posted by ブクログ
『その幸運は偶然ではないんです!』は、スタンフォード大学の心理学者J.D.クランボルツとA.S.レヴィンが提唱する「**プランド・ハップンスタンス(計画的偶発性)**」理論を基に、キャリア形成における偶然の役割を分析した実践的なガイドブックです。日本では2005年にダイヤモンド社から刊行され、慶應義塾大学の花田光世教授らが翻訳を手掛けています。
### 理論の核心:計画的偶発性
- **偶然を戦略的に活用**:人生の転機となった45人の事例から、予期せぬ出来事をチャンスに変えるための5つのスキルが提示されています。
- 好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険性
- **行動重視のアプローチ -
Posted by ブクログ
ネタバレクランボルツさんの計画された偶発性について、知りたく手に取った。
結果チャレンジする仕事は自分がどんどん楽しいと思えるものを取捨選択し、やってみる。
失敗するかもしれないという懸念ももちろんあるが、引き返すことも、失敗しないようにチャレンジしてから目の前のことを学ぶこと、深めることで成功もする。
チャレンジ、行動することで自分の仕事での新しい目標ややってみたいことも見つかり、好転していくという話だった。
他人にこんな仕事をしようとおもって、や、自分を内省するために相談に乗ってもらうこと、他人に打ち明けることの大切さも大事だと思った。人とコミュニケーションをとることで、自分の視野が広がるんだと切 -
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Posted by ブクログ
いわゆる有名人や成功者ではなく普通の人々がキャリア形成においてどういった機会を活かして現在の仕事に辿り着いたか、豊富な事例紹介を通して、キャリア形成における「ハプンスタンスアプローチ」を促す本。(ハプンスタンスアプローチについては後書き参照)
前半部分は各事例があまりに上手く行き過ぎているように思えて話半分ぐらいに聞いて(読んで)しまった。が、第6章「行動を起こして自分の運をつくりだす」は、キャリアに限らずあらゆる日常において意識すべき内容で、やりたいと思いながら日々にかまけてなかなか行動に移せていない自分には響く内容だった。自分のおへそを眺めていても何も変わらない!(引用)
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Posted by ブクログ
ハップンスタンスアプローチ:偶然を活用してチャンスをつかむ
・自分の将来を今決めるよりも、積極的にチャンスを模索しながら、オープンマインドでいるほうがずっとよい
・役に立つ偶然の出来事を作り出し、そこから生まれるチャンスを活かす術を学ぶ
・人は間違いを犯すべきかもしれない。間違えることは全然問題ないことだし、むしろよいことだと考えたらどうかな。そうしないと私たちは学べないのだから
・自分が望んでいると思っていたまおのを手に入れるようにも、すでに自分が持っているものに気づき、実はそれこそが本当は自分が望んでいたものだったということに気づくことが幸せなときもある
・明確な目標に向かって努