【感想・ネタバレ】その幸運は偶然ではないんです!―――夢の仕事をつかむ心の練習問題のレビュー

あらすじ

夢の仕事をつかんで人生を変えたひとたちのほんの少しの勇気を、心理学者が読み解く、最先端の自己啓発書。人生はハプニングの連続。その偶然の出来事をうまく幸運に変えた人たちが、幸せをつかむことができる。けれどもそのためには、ちょっとした心の準備が必要です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

心理学者やキャリア開発論のプロによる、今の不安定な時代の中でのキャリアの築き方についての本。今までは自分の「夢」に向かって一直線に向かう確実なステップを計画し、こなしていくことが正しい道とされていた中で、今後は「偶然の出来事」をチャンスにしていくことで、成功するというもの。しかし、ただ偶然のハプニングを待つのではなく、偶然の確率を増やすこともできて、この本ではそのコツも紹介されている。

仕事を探していて、日々悶々としている私にとっては刺さりまくった本だった。特に不況で大企業でレイオフや採用凍結が相次いでおり、私自身自分の道が見えなくなったし、計画通りにいかずに苛立ちもあった。その中で、「柔軟でいること」「色々な選択肢や人にオープンマインドであること」「一つの職業や会社に執着しすぎないこと」など自分に欠けていた視点が見えた気がした。悩んだ時に何度も読み返したい。

0
2025年06月07日

Posted by ブクログ

研修の課題図書で読んだが、読んで良かった。
大学生と高校生の子供達に是非読んで欲しい。(当然進めた)学生に将来の希望職業を決めるように言う事は難しいと思う。正解は無い。チャンスに備えて前向きに準備しておくのが重要、という内容。

0
2024年07月01日

Posted by ブクログ

2015年9月5日
世間で「夢」や「目標」を持つことが大切だと言われてるんだけど、そんな必要はないよ!という本です。
納得しながら読み、勇気づけられました。

0
2022年05月19日

Posted by ブクログ

プランドハプンスタンス論。人生の幸運を掴むのはあらゆる偶然を必然に変える行動が必要である。つまり衝突団面積を増やすこと。なんでも挑戦して、いろんな人と交流を持つ。今後の人生の考え方を変えるきっかけとなった。

0
2021年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チャンスを模索しながらオープンマインドでいることの効用を説いた良著。
行動が道を切り開くことを豊富な事例を通して説いてくれる良著。


メモ
・結果がわからない時でも行動起こして新しいチャンスを切り開くこと偶然の出来事を最大限に活用することが大事。
・私たちは自分の行動と様々な経験に対する自分の反応をコントロールすることができる。この2つは人生の方向決める重要な要因です。
・想定外の失望を利用する
・場所や職業を変えることに対してオープンマインドでいる
・あなたが出会う興味深い人々と自分の興味や経験を共有する
・フラストレーションをチャンスに変える
・偶然の出来事をさらなる偶然の出来事につながることを理解する
・自分に合わせて仕事を工夫する
・役に立つ偶然の出来事をつくりだし、そこから生まれるチャンスを活かす術を学ぶ
・自分が望んでいると思っていたものを手に入れるよりも、すでに自分が持っているものに気づき、実はそれこそが本当は自分が望んでいたものだったということに気づくことが幸せなときもある。
・情熱は行動の結果として生まれることもある。他者との意味ある交流を通じて生まれることが多い。
・夢は一歩ずつ試す。
・行動を起こす
悩みをあらゆる人に相談する
学び続ける
新しいことにトライする
プロジェクトに参加する
キャリアの幸運をつくりだす
・情熱は重要な活動に従事する人々との関わりによってはぐくまれる。
・理想的な職業をみつけるには最大の学びをもたらす機会をいかし、あらゆるチャンスを利用して新しいスキルを学び、新たな興味を見つけ、育てていくこと。

0
2020年11月05日

Posted by ブクログ

前向きな人生、キャリアを実現するため、読みました。本書の内容を一言でいうと「積極的に行動してチャンスをつかみ、新しい経験を最大限に活かそうとすることで満足いくキャリア、満足いく人生を見つけられる」です。先が見えない今だからこそ、プランドハプタンスの考え方が重要だと思います。

0
2020年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

就活で苦しんでいたときに父が実家から送ってくれた本。4月からの社会人生活を前に再読。

人生には保証されているものは何ひとつない。
キャリアに確実性を求めてはいけない。
常にオープンマインドでいる。
他の選択肢にも目を向ける。
進む道が正解かどうかなんて誰にもわからない。
挑戦し続けることが大事。
失敗を恐れてはいけない。

ネガティブな性格の自分にはすごく響いた。
これからの人生において、頭に入れておくべき大切なことがたくさん書いてあった。

0
2020年02月19日

Posted by ブクログ

キャリアについて、クランボルツの提唱する計画的偶発性理論を前向きにとらえて実践している人達の話。

エピソード集なので読みやすかった。

0
2025年11月15日

Posted by ブクログ

『その幸運は偶然ではないんです!』は、スタンフォード大学の心理学者J.D.クランボルツとA.S.レヴィンが提唱する「**プランド・ハップンスタンス(計画的偶発性)**」理論を基に、キャリア形成における偶然の役割を分析した実践的なガイドブックです。日本では2005年にダイヤモンド社から刊行され、慶應義塾大学の花田光世教授らが翻訳を手掛けています。

### 理論の核心:計画的偶発性
- **偶然を戦略的に活用**:人生の転機となった45人の事例から、予期せぬ出来事をチャンスに変えるための5つのスキルが提示されています。
- 好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険性
- **行動重視のアプローチ**:「目標設定よりまず行動」を強調し、「失敗から学び、小さな一歩を積み重ねる」重要性が説かれています。

### 構成と特徴
1. **事例ベースの説得力**:著名人ではなく一般人の成功事例を多用し、「誰にでも再現可能」なメソッドを示します。
2. **8つの実践章立て**:
- 想定外の出来事の最大化
- 選択肢の開放
- 行動による運の創造 など
3. **逆説的なタイトルの意味**:タイトル「偶然ではない」は、「偶然を引き寄せる主体的な姿勢」の重要性を表現しています。

### 読者が得られる気づき
- **「情熱は行動の結果」**:最初から完璧な目標を設定せず、試行錯誤を通じて本当にやりたいことを発見するプロセスが描かれます。
- **失敗の再定義**:「間違いを成長の機会と捉える」思考法が、具体的なエピソードと共に提示されています。

### 学術的背景と影響
- クランボルツはキャリア理論の権威で、**アメリカ心理学会の賞を複数受賞**。本書は従来の「計画的なキャリア設計」論へのアンチテーゼとして位置付けられます。
- 日本版翻訳陣は慶應義塾大学の研究者で、**キャリア自律支援プログラム**の開発実績を持ち、理論の実用性を強化しています。

0
2025年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クランボルツさんの計画された偶発性について、知りたく手に取った。
結果チャレンジする仕事は自分がどんどん楽しいと思えるものを取捨選択し、やってみる。
失敗するかもしれないという懸念ももちろんあるが、引き返すことも、失敗しないようにチャレンジしてから目の前のことを学ぶこと、深めることで成功もする。
ャレンジ、行動することで自分の仕事での新しい目標ややってみたいことも見つかり、好転していくという話だった。
他人にこんな仕事をしようとおもって、や、自分を内省するために相談に乗ってもらうこと、他人に打ち明けることの大切さも大事だと思った。人とコミュニケーションをとることで、自分の視野が広がるんだと切に思った。
ネットで情報集めて自分1人で納得する、のではなく、周囲にもわかってもらい適切なアドバイスをもらいながら、自分の考えをまとめていく。

0
2024年04月09日

Posted by ブクログ

知り合いからの紹介で読み始めた。自分だったら手にしなかっただろう本。
内容的には、こんなふうに考えるとポジティブになれる、という暗示にかけられているようで素直な気持ちの時に読まないと面白くないかも。
あとがきで、ごく普通の人が、行動を起こせるようになる手助けとなるように、書かれたとあり、道理でと感じたし、それだけそういう人が多いのだと思った。
個人的には、子供の頃、道徳の教科書を読み物として読み耽っていた気分を思い出しました。
短い事例がたくさん掲載されていて、読みやすいです。

0
2024年03月16日

Posted by ブクログ

『必ずしも行動の前に情熱があるとは考えるのではなく、情熱は行動の結果として生まれることもある。』自分が何がやりたいかわからない、という人には、この考え方もありだと思う。ゴールを決めず、想定外の出来事を最大限に活用する。そのためには、いつでもチャンスを掴める、準備、余裕が必要だと思った。

0
2023年08月12日

Posted by ブクログ

さまざまな例を踏まえて自分で選択することの重要性について述べている。
運だけが決めているのではなく、その出来事が起こるまでのプロセスで何かしら自分の選択が関与している、ということがくどいくらいたくさん紹介されている。
途中で出てくるワークに関してはまだ学生で働いたことのない私には埋められないものが多くあり読み飛ばしてしまったが、今後自分のキャリアに悩む機会があればまた引っ張り出してきて読み返したい。

0
2023年03月11日

Posted by ブクログ

キャリアの意思決定はせず積極的にチャンスを模索しながらオープンマインドでいることが大切。挑戦し、学び、好奇心を持つこと。行動し失敗することは悪ではなく当たり前のことであり、そこからどうするのか考えていくのが良いという話。
仕事のことだけじゃなくて人生全体的に言えることだなあと思った。チャンスはそこらじゅうに転がっていて、楽しみながらチャレンジしてみるってことが人生を前向きに生き抜くコツなのかも。これからも何年か先のことなんて考えずにどんどん新しいことやっていこう。

0
2022年08月06日

Posted by ブクログ

いわゆる有名人や成功者ではなく普通の人々がキャリア形成においてどういった機会を活かして現在の仕事に辿り着いたか、豊富な事例紹介を通して、キャリア形成における「ハプンスタンスアプローチ」を促す本。(ハプンスタンスアプローチについては後書き参照)
前半部分は各事例があまりに上手く行き過ぎているように思えて話半分ぐらいに聞いて(読んで)しまった。が、第6章「行動を起こして自分の運をつくりだす」は、キャリアに限らずあらゆる日常において意識すべき内容で、やりたいと思いながら日々にかまけてなかなか行動に移せていない自分には響く内容だった。自分のおへそを眺めていても何も変わらない!(引用)

0
2022年07月11日

Posted by ブクログ

要点が掴めるようで掴みにくいが人生の切り開き方(キャリアの考え方)についての基本が述べられている。(1)まず行動(2)出来事や経験をうまく解釈(3)人脈広げて力をもらう(4)幸せ感を大切に、ということですね。私も大事にしていこうと思います。

0
2022年04月18日

Posted by ブクログ

自分が正にこの理論によって転職が決まりました。
自分の軸は残して流され過ぎず、偶発的事象を軽く考えずに何か良いことに繋がるチャンスだと捉えられるように過ごしていきたい。

0
2021年11月06日

Posted by ブクログ

最初の計画に固執しないこと
→海外軸で入社した自分には参考になった

オープンにいろいろチャレンジすることで、先が見えてくる

0
2021年09月27日

Posted by ブクログ

要するに、「悩んで、考えて、行動しましょう。きっかけをつかむためにアンテナを敏感に張りましょう。ある程度の計画性は必要だが、さまざまな要因が絡んでくるということを意識しましょう。」ということか。ミンツバーグのプロセス戦略論の個人のキャリア形成版といったところか。といっても、流されないようにしなければならない。勉強になった。

0
2021年05月26日

Posted by ブクログ

ハップンスタンスアプローチ:偶然を活用してチャンスをつかむ

・自分の将来を今決めるよりも、積極的にチャンスを模索しながら、オープンマインドでいるほうがずっとよい

・役に立つ偶然の出来事を作り出し、そこから生まれるチャンスを活かす術を学ぶ

・人は間違いを犯すべきかもしれない。間違えることは全然問題ないことだし、むしろよいことだと考えたらどうかな。そうしないと私たちは学べないのだから

・自分が望んでいると思っていたまおのを手に入れるようにも、すでに自分が持っているものに気づき、実はそれこそが本当は自分が望んでいたものだったということに気づくことが幸せなときもある

・明確な目標に向かって努力することは大事。うまくいくこともあれが、ひとつの職業目標を追い続けることで、視野が狭くならないように気を付けなくてはならない

・キャリアの目標を持つことの大切さが間違って受け止められているのではないだろうか。自分の最も合う唯一の職業を探すよりも、自分の仕事の幅を精一杯広げることのほうが大事

・生涯学習:キャリアだけでなく人生を豊かにする

・千里の道も一歩から

・オープンマインド

・ベストを尽くすことであなたの選択肢は広がる

・能力とは学びの成果

・いつも学び、いつも挑戦し、いつも好奇心を持つ

0
2020年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

キャリアコンサルタント資格の勉強をして、初めて出会った人。クランボルツ先生の本です。
数少ない成功者の出来事ではなく、普通の人たちが、思いもかけぬ出来事をチャンスにかえて、成功した事例が数多く出てます。
リスクを取らず、何もしないこと自体がリスク。
将来何になるか、決める必要はない。
今までこの仕事に投資してきたんだから、今さら辞めるわけにはいかない、って過去を守るべきものと考えてしまうと身動きが取れなくなってしまう。
常に選択肢はオープンに。
人生に行き詰まっているときには、特に効き目がありそうな気がします。私は、とても共感できる考え方です。

0
2020年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あとがきにすべてがまとまっていると思いました。
将来何になるのか決める必要はなくオープンでいること。そして想定外の出来事をどのように捉えてどのように行動するかで結果は変わってくる。今まではキャリアと言うと目標を設定してそこに向かっていくと言うイメージだったが、そんなにうまくいく人はいないと言うのも共感できる。だからこそ、様々な想定外の出来事に対してそれを良い方向に持っていくという行動は大切なのかもしれないと思った。

0
2024年09月09日

Posted by ブクログ

キャリアが非常に流動的だな、と思われた。

これが普通なのか、欧米的なのかわからないが、日本ではなかなか考えられないかな、と。
ただし夢や目標に囚われるのではなくて、常にアンテナを張りながらオープンマインドでいることが大切というのには共感。

結局は日々の仕事をしっかりやりながら、
新しいことにチャレンジして、
変化を恐れないで、というメッセージ。

学びに終わりはない
常にオープンマインドであれ
計画に固執しない

0
2023年01月21日

Posted by ブクログ

アメリカの教育学心理学者クランボルツ教授のプランドハプンスタンス(計画的偶発性)論の実例集

将来を決めるよりも、積極的にチャンスを模索しながらオープンマインドでいるほうが良いというテーマで
普通の人達のケーススタディとレッスン

個人的には理論自体をもっと知りたかった

0
2022年12月24日

Posted by ブクログ

■夢から目覚める方法
夢はどんどん見てください。でも、次のことを覚えておいて、常に目を覚ましていてください。
・夢が破れたときは、別のことに進む。
・夢は一歩ずつ試す。
・悪い選択肢に固執しない。
・アドバイスには耳を傾け、自分で決める。状況が変わったら、優先事項を見直す。
・行動を起こすことで、情熱を生みだす。
・職業の目標と"結婚"しない。
・他の選択肢にもオープンになる。

■失敗に前向きに 対応する
 人はたくさんの間違いを犯し、それでいいのだということをたぶんもう納得してくれていることでしょう。重要なのは、失敗にどのように対応するかです。自分の間違いを否定するか、それとも認めるか。同じ間違いを繰り返すか、それとも失敗から学ぶか。失敗に落ち込み、やる気をなくすか、それとも次はうまくやると決心するか。失敗への対応の仕方が、この世の中の違いのすべてなのです。

■情熱をつくりだすことが本当にできるか?
「あなたの内なる情熱を発見しよう」というアドバイスをよく聞きますが、これはどうでしょ
う?よいアドバイスではないでしょうか?おそらく、どうやってそれを発見するかというのが重要な質問でしょう。じっと座って自分のへそを眺めていることが、情熱を発見する効果的な方法だとは私たちは思いません。情熱は、重要な活動に従事する人々とのかかわりによってはぐくまれるのです。
 理想的な職業を見つけるにはどうしたらよいでしょうか?最もよい方法は、あなたに最大の学びをもたらす機会を活かし、あらゆるチャンスを利用して新しいスキルを学び、そして新たな興味を見つけ育てていくことです。
 単に仕事が欲しいだけのときもあるでしょう――どんな仕事でもいいから今すぐに。そんなときにあなたがすべきことはこういうことかもしれません住む家を確保し、積極的に経験を積んでいくこと。希望にそわない仕事でも、何かしら重要な学びを得ることができるでしょう。

■いつも学び、いつも挑戦し、 いつも好奇心を持つ
 二〇〇二年に八九歳でこの世を去ったジョン・ガードナーは「現世の聖人」と呼ばれています。スタンフォード大学の学長ジョーン・ヘネシーは「ジョン・ガードナーは、社会にポジティブな
影響をもたらす個の力の模範である」と評しました。ガードナーは、リンドン・ジョンソン大統領のもとで、保健・教育・福祉長官として、一九六四年の公民権法の施行、高齢者向け医療保険制度(Medicare)の立ち上げ、一九六五年の初等中等教育法の通過決議、公共放送協会(CPB)の設立に貢献しました。また、彼は早くから選挙資金制度改革を提言した市民グループの創始者でした。これらは彼が達成したいくつもの偉業のごく一部にしかすぎません。自分の人生や、自分が世の中に与えたい影響について考えながら、ジョン・ガードナーがこの世を去る前の年に自分自身の人生を振り返りながら書いた文章を読んでみてください。

 私のキャリアは一貫性はあったけれども、もつれた毛糸の玉のようだった。
 私は自分がどこに向かっているかを理解していただろうか?ぜんぜん!
 私は論理的にキャリアを計画していただろうか?ぜんぜん!
 全体構想などなかった。私は、生涯を通じて元気よくへまをやり、成功し、頭から転び、起き上がってはまた前に突進して、いくつかのシンプルな価値観にこだわり、だれかが言っていたように“いつも学び、いつも挑戦し、いつも好奇心を持つ”というよい信念を持って生きようとしてきたカリフォルニアの少年だった。

0
2022年11月10日

Posted by ブクログ

多数のキャリア本が取り上げてる本。実際読んだら、よくある自己啓発本という感じで期待するほどではなかった。成功事例ばかりを集めて、「だからあなたも一歩踏み出してみよう」と呼びかけてる感じ。むやみに未経験業種・職種やハードル高い会社にアタックしても撃沈するだけで意思がくじかれてしまうのではと不安。もちろん100%計画通りにいくことはないけど、全くの無計画で流されて生きるのもどうかなあ。やってみて、軌道修正することには賛成。

<メモ>
・自分の経験や希望を他人と共有する
・高校生や大学生は、やったこともないのに職業を決めることを期待されている
・挑戦してうまくいかなくても無駄ではない。自分がやりたくないことは何かを発見できるし、そこで身に着けたスキルは別の分野で生かすことができる。これと思うものに出会うまで、様々な選択肢にどんどん挑戦する。
・今までのトレーニングや経験に費やした年月を守るべき投資だと考えると、方向転換ができなくなる。過去に何をしてきたかは関係なく、あなたは今すぐキャリアの方向性を変えることができる。
・教育の年数が高賃金の仕事に就く資格を与えることはない
・いろいろな活動に参加して、好きなこと・嫌いなことを発見する
・仕事以外でも満足感を得られる活動に携わる
・友達や同僚と連絡を取り続ける
・個人の能力を高める講座に参加する
・キャリアの悩みをいろいろな人に相談する

0
2022年03月21日

Posted by ブクログ

・何事も変化すると心得る
・計画通りに行動して、途中で変化させるのも良し
・アンラーニング、学びほぐし

▼ピックアップフレーズ
・自分が望んでいると思っていたものを手に入れるよりも、すてに自分が持っているものに気づき、実はそれこそが本当は自分が望んでいたものだったということに気づくことが幸せなときもある。

・アドバイスには耳を傾け、自分で決断する

・情熱は行動によってつくられる。

▼気付き
①情熱とは、『行動に移してしまうほどの感情の一つ』と定義すると。
行動することで、感情は様々になるから、
行動→情熱→行動→‥となるのでは。

②アンラーニング、学びほぐしにより、
価値観や習慣を自覚し、自己認識を高める。
これにより、新たな価値観やスキル、習慣の習得が可能になる。

0
2021年01月24日

Posted by ブクログ

偶然性を生かしてキャリアを決めようという本
個人の話を元にそこから学べることを書いている。ちょっと例が多すぎる

与えられた仕事に付きながら自分の心が望んだ方向にキャリアを進めていこうという感じ
こう言うと明確なプランのように聞こえるけどそうではなくて、今の仕事をしつつ何かあったときに動ける準備をしようという形。そして動いた人の話。
そもそも最初の仕事を選んだのも偶然と言えるしそこに固執する必要がないのはわかる

行動を起こしてチャンスを切り開く、偶然の出来事を活用する、選択肢を常にオープンにする
夢を一歩ずつ試す。悪い選択肢に固執しない。
色んな人にキャリアの話をする。仕事について情熱的な人と話す。
仕事で学んだスキルを次の仕事を得るときに活かす。
経験から自分が楽しむことは何かを知る
いろんな活動に参加して、好きなこと嫌いなことを発見する

0
2020年07月25日

Posted by ブクログ

キャリアプランはいらない。夢は変わっていい。目標を持ち続け前向きに行動し続ければ人生は好転していく

★本書のメッセージ
幸運は前向きに行動し続ける人に訪れる

★本の概要・感想
 本書のメッセージは巷の自己啓発本と変わりないが、特筆すべきはその構成にある。それは、「命題を示すためサンプル数が非常に多い」ことだ。一般的に、自己啓発本は成功者が凡人に成功君を垂れる構図になりやすい。そのため、読者は「いや、あんたやからできたんや」とか「あんたは運が良かったんや」等と言う可能性がある。努力したくなくて、素直にメッセージを受け止めきれないのである。その一方で、本著は凡人のケースをたくさん収録しているから、そのような批判はしにくい。「あんたの言ってることハロー効果じゃね?」とは言えない。語られるケースのサンプリングは確証バイアスにとらわれているのかもしれないが、多様な人物・職業の物語が書かれている。そのため、強い説得力を持つ。人生を好転させていくためには、今ここに集中し、前向きに努力をしていくしかないのだなぁ、そう思わせてくれる作品である。

★本の面白かった点、学びになった点
*選択肢はいつもオープンにする。一つの職業にこだわりすぎては視野が狭くなる

*決めるのは簡単だが実現するのは難しい
・新しい夢を決めても、いきなり大きくジャンプしすぎないこと
・失敗しても手痛くない所からはじめよう
・「決めること自体は簡単だ。しかし、実現させるのは大変なことなんだ。医者になる決意をしたことを友達に自慢するのはやめておこう。まだ自慢できることは何もない。友達には、キャリアの可能性を模索していて、自分が興味を持っている分野で何が必要かを調べているところと言っておこう。...」
・夢を試そう!一歩ずつ
・これ!と思うものに出会うまで様々なことに挑戦するべし

*この本のターゲットは普通の人たち
・著名な成功者の偉人伝ではなく、普通の人たちのエピソードによって作られているのが本書である

*情熱は行動によって作られる

●学んだことをどうアクションに生かす
・前向きな目標を持ちづける
・いきなり大きなジャンプは飛ばない。ちょっとずつ夢を試す

0
2020年01月04日

Posted by ブクログ

オープンマインドでいることでプレッシャーに対処する。
将来の計画を立てても、囚われたら悪影響。
職業目標と結婚しない。
新しいことをすることは、それだけでメリットがある。
失敗を恐れない。
迷ったら、コイン投げで決める。それで決心がつくこともある。
忍耐強く何度も挑戦する、以外に他のことに挑戦する、という選択肢もあることに気づく。
株式と結婚してはいけない。過去に未来をコントロールさせてもいけない。

行動は紙に書いて、ステップのリストを作る
チャンスがドアをノックするのを待たない。

ベストを尽くす。ベストを尽くすのに明確な理由はいらない。



偶然の出来事が影響を与えている。
自分の行動と、自分の反応だけしかコントロールできない。
何もしなければどこにもたどり着けない。
予期せぬ失望を利用する。
想定外の事態がさらなる想定外の事態をよぶ。
キャリアについて決め事にしない。
夢が破れたら、ほかの道に進むだけ。
自分が望んでいるものを手に入れるより、自分が持っているものに気づく。
情熱は行動によってつくられる=先に情熱をもてるものを探さない。
人生の他の選択肢にもオープンになる。
失敗を冷静に受け止める能力、が成功のカギ。成功の前には失敗が付きものだから。
結果がわからなくても行動する。
間違えるより、何もしないことのほうが失敗。
間違いから学ぶことこそが成功につながる。
迷ったらコイン投げで決める。一度決めた、と思うと本当の選択が見えてくる。
千里の道も一歩から。一度に一歩ずつ進む。
未来は今ここから始まる。
どんなに遠くに来ても、間違った道なら戻れ。
どうすればいい仕事は引き受けない。新しいことは学ぶことができる。
いつも学び、挑戦し、好奇心を持つ、ことが人生の幸運を作り出す。

0
2020年08月08日

「ビジネス・経済」ランキング