上白石萌音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「世界を?ガブリ⁉︎」
スケール感が飛び抜けてる。なにせ相手は
"世界”なのだから。僕の"世界”は目の前のことだけでも、逃げ出したくなるのに「ガブリ」って⁉︎
“食”は世界の共通言語。“食”という生命維持の営みから世界を知る。素早く、確実に世界と向き合う手がかりとしての“食”。萌音さんが伝えてくれるのは、さりげない入り口から覗き込んだ世界の広さ、深さ、熱さ…。
イメージは果てしなく広がるけれど、萌音さんの文章は、手のひらにのせて眺めたくなる“目の前のこと”として届けてくれる。大盛りの“想い”を載せた“一皿”のようだ。となりから声が聞こえてきそうな彼女の文章が、僕は好きだ -
Posted by ブクログ
読み始めようと手にして驚いた。
なんと凝った装丁を施した本なのだろう。普段、文庫本ばかり購入している僕には、とても興味深い“本”の造作。モノとしての本の魅力、物欲の対象としての本の、新たな魅力に目の覚める思いがした。
巻末にある“『いろいろ』ができるまで”の頁が興味深い。
筆者の、こだわりが詰まった本なんだな。
こだわりが詰まって収まりきらずに、迸る。
そりゃそうだ。
本を好きな人が“作った”本なのだから。
本好きな人に、こだわりがないなんて、きっとないから。
彼女が紡いだ文章は言うなれば、そう、たとえば昨日買ってきた米粉のように粒子が微細で、ぎっしりと充実した密度の高さと、その割に拍子抜け -
Posted by ブクログ
ネタバレ上白石萌音さんの初のエッセイ。
『脳味噌で生きてるんだなと思った。天に昇るもそこに落ちるのも、結局はこころがけ次第なのかもしれない。ちょっとしたことで、下向きの矢印は上を向く。その逆も然りなので要注意。自分の機嫌は自分でとって、上手いこと生きていかないと。』p31
『好きなことを好きというにはとても勇気が必要だった。(中略)なんだかとんでもなく苦しかったなあ。あの時の自分の背中をさすってあげたい。』p45
『一冊の本とは、人と時間の結晶なのだ。』
『書くことは、伝えるということは、見つめることからはじまるのだと思った。そして一人では何もできなくて、誰かの力を借りたら何でもできるのだと思っ