ビル・ブライソンのレビュー一覧
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人体の不思議さについてあらゆる角度から書かれている。何かしら人体についての発見があり面白い。わかっていることだけでなく、何がどこまでわかっているのか、何がまったくわかっていないのか、事細かに書かれていて大変興味深い。
個人的には、やはり運動の重要性が指摘されている点が印象に残った。健康本ではなく、...続きを読むPosted by ブクログ -
人体のあらゆる機能についての網羅的解説。雑学的情報も多く読むのが大変。
今日の医学の発展は無知に基づくおおくの野蛮な治療や人体実験のたまものであることに戦慄を覚えるとともに、感謝の念を抱かずにいられない。
それにしても世界で最も高度な医療を受けられるアメリカの平均寿命が世界順位31位で、かろうじてキ...続きを読むPosted by ブクログ -
興味ある分野はスラスラ読めたが、特にないところはなかなか読み進められなかった。だが総じて未知なる人体は面白い。Posted by ブクログ
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読みやすい。audibleに良いかも知れない。取材力を感じるし、「へえー」もあって、楽しく読めるのが良い。「人類が知っていることすべての短い歴史」もそう感じたけど、主題に強くフォーカスした感じじゃないのが、ビル・ブライソンの良い面でもあり、物足りない面でもあるのかも。Posted by ブクログ
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軽い気持ちで読める本だけど、テーマがテーマだけにサクサクは読めない。昔の科学者の変人エピソードは知らなかったので面白く読めた。Posted by ブクログ
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『人類』について考えるには、一体どれだけの知識が必要となるだろう。
その半分を占める宇宙と地球については上巻で語られたので、下巻では生命の誕生から。
はじまりの極限世界、空と海と大地の歴史、原始タンパク質誕生の奇跡。
ミトコンドリアとの共生、シアノバクテリア、ストロマトライト。
細菌の貢献、進化と...続きを読むPosted by ブクログ -
皮膚の細胞はすべて死んでいる。成人であれば死んだ皮膚を2キロ持ち歩いていることになり、そこから皮膚のかけらが毎日数十億片ずつ剥がれ落ちていく(P257)驚愕の事実(笑
追記:『生命40億年全史』の引用がある(P160)2014年2月11日にレビューがあるので載せておく、以下参照
著者 : リチ...続きを読むPosted by ブクログ -
広浅な知識、中学生向き。
科学は面白いが人間の利権が加わると突然俗なものになるということがわかり、そこは残念だった。Posted by ブクログ -
原子のサイズを理解するために、原子の幅を1ミリと仮定してみる、そうすると一枚の紙の厚さがエンパアステートビルに相当する。その極めて極小の原子を大聖堂の大きさまで拡大してみる、すると原子核はハエほどの大きさにしかならないらしい。さらに原子核を回る電子については、太陽を回る惑星のイメージとは違い、形の無...続きを読むPosted by ブクログ
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宇宙や地球などを扱った上巻から細胞から生物の進化、人類の誕生などにスポットを当てた下巻。
下巻に関しても今まで疑問に思っていたことをあくまで今分かっていることに関してしっかりと答えてくれた。
あとがきを読んで著者が科学とは全く無縁の方なのだと知り納得した。科学者ではこんなにも理解できない普通の人達向...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルの通り、内容は科学史全般である。
宇宙の始まりから地球の内部まで多岐にわたる。
特に目新しいトピックは見当たらないが、浅いけれど網羅的に内容を理解することができる。
数式もまったく出てこないので、読みやすい。
が、どうしても中途半端な感じが否めない。したがって、本書にて興味がわいたところが...続きを読むPosted by ブクログ -
自然科学に関する、現時点での一般的なことがらについてまとめられた一冊。しかしながら、技術そのものの解説というよりも、それが判明するまでの人々の試行錯誤がメインになっているように思う。悪いという意味ではなく、ものすごい労力を掛けて、こんなことしか分からないのか。あれ?これってまだ分かってなかったの?...続きを読むPosted by ブクログ