ビル・ブライソンのレビュー一覧

  • 人類が知っていることすべての短い歴史(下)(新潮文庫)
    上巻が天体や地殻に関するマクロ的視点だったのに対し、下巻は生命に焦点を当てたミクロ的視点(時間軸はマクロ)。

    46億年のうち人類が繁栄した時間を示せば一瞬であるという記述が印象に残る。とともに人類は自分が体験どころか見もしない出来事を推察し検証し解明しDNAのようにそれを誰かが引継ぎ研究する、そう...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    相対性理論や量子力学が世に出てからまだ約一世紀で、そもそも我々がいる地球の年齢が46億年だとかその銀河系は137億年だと推定されてからまだそう長く経っていない。(それもあくまで仮説で覆るかもしれないが)プレートテクトニクス理論なんて若輩者もいいところだ。そうした人類の驚くべき発見や叡智を堪能できる本...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    宝くじで一等当選する確率と、地球が滅亡する確率はどちらが高いだろう。
    両方ともに遭遇せずに死ぬ確率の方がよっぽど高いことは間違いない。
    氷河期、地軸反転、火山爆発、彗星衝突。過去46億年の中で、人類が滅亡するほどの自然現象に何度も見舞われてきたのが地球だが、偶然にもここ1万年ほどは安定しているようだ...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(下)(新潮文庫)
    宇宙の誕生から人類の誕生までの壮大な歴史を扱う上下巻のうち、下巻は地球の誕生後の生命の誕生と人類の誕生まで。人類の誕生って意外にわかっていないことが多いんだなあ。
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    本書は、宇宙の成り立ち、太陽系の形成、地球の歴史、原子等の研究史について、理論物理学、地質学、化学等の自然科学から述べるもの。すごく面白い。今では誰もが知っていることも過去には誰にもわからなかったという当たり前のことも、こうして科学の発展の過程を知ると感慨深く思えてくる。下巻に続く。
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    人類発生からの世界史的な話だろうかと思っていたら、宇宙の創生から始まるなんともスケールの大きな話であった。
    様々な科学について、解き明かされていく様子が、テンポ良く記述されているので、なんとなく自分が知識人になったような気になるが、それは気のせいである。

    ヒッグス粒子など、執筆当時はまだ未発見であ...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    地球の歴史をぎゅぎゅっと短縮した本かと思いきや、いろいろな偉人伝をコンパクトにまとめてくれた印象。
    そのおかげで、科学を全く知らなくても何とか読める。
    科学者の人が一般向けに分かりやすく書いてくれたのかと思ってたけど、旅行作家として有名な専門外な人の本だったので、疑問に思うこと、興味がわくとなどはい...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(下)(新潮文庫)
    上巻の続き。後半になってようやく生物、人類史。人間の歴史って短いし、化石になるのって凄く大変なんだーと思い知らされる。今となっては恐竜の存在は当たり前になってるけど、ちょっと昔はそんな存在すら知らなかったのかと改めて思うと、恐竜を始めて発見(理解)した人はすごい!
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    天体、宇宙、地球、地質学の総合入門書。どれひとつとして役に立つ訳ではなく、しかしそれが無ければ科学の発展がなかった137億年の探求の物語。
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(下)(新潮文庫)
    科学史というか、人類が今まで知ってきた世の中の色んな科学的な話をてんこ上下巻にまとめて盛り。知的好奇心がある人、理系バックボーンがある人にとっては読んでて非常に面白いと思う、時間はかかるけれども。いわゆる現世人類がどのようにアフリカから世界に広がっていったのか、がこうも判っていないとは。人類のこと1...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    高校生の時分、生物学は20世紀の科学で、化学物理学は19世紀の内容を教えていると言われた。この本を読むと、そもそも最近になるまで人類は多くのことを知らないままだったのだと気づかされる。
    登場人物が多くて一度では全ては把握しきれないだろう。それでも、ある程度自然科学の進化と体系について俯瞰図を与えてく...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(下)(新潮文庫)
    宇宙、量子、地球、生物、人類の成り立ちなど、科学のエッセンスをまとめたような読み物。
    科学でこんなことがわかるんだよ!逆に、こんな身近なこともまだわかってないんだよ!と、読みやすく知的好奇心を刺激する名著だと思います。
    翻訳も読みやすくていいね!
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    宇宙、量子、地球、生物、人類の成り立ちなど、科学のエッセンスをまとめたような読み物。
    科学でこんなことがわかるんだよ!逆に、こんな身近なこともまだわかってないんだよ!と、読みやすく知的好奇心を刺激する名著だと思います。
    翻訳も読みやすくていいね!
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    宇宙がどうやって出来上がったか、地球は今どういう状態なのかについて、その謎に対して過去から様々な人々が挑戦されてきました。その歴史を通じて、その謎に出来るだけ迫ろうという意欲的な著書だと思います。
    上巻は、宇宙のでき方から現在の姿まで、地球について(大きさや年齢など)、原子、地球の内部のこと、など興...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    時折、挟み込まれる科学者のエピソードがとても面白い。最終章では、地球が活きていることがよくわかります。
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(下)(新潮文庫)
    上巻に比べると、本筋をすすめるために必要な話だけに刈り込まれていないような印象を受けました。面白いですが、下巻は後になるにつれ、かなり冗長な印象は受けました。
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    科学の本なのにまったく眠くならない。
    宇宙の構造や地球の構造、現代物理学の成り立ちなど今まで不思議に思っていたことをユーモアを持って科学者達に焦点を合わせながら説明してくれた本。
    この事象に関しては現在ここまでしかわかっていないということもはっきりしているのも興味深い。
    今まで読んだこういった本の中...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    宇宙の謎と原子の謎に挑む人類の知的営為が、独特のユーモアと明快な文章で語られる、現代人の必読書。
    全てはビッグバンから生じた素粒子から生まる。
    素粒子は原子を形成し、超新星爆発によって生じた重い原子が集まって星を形成し、化学物質が何故か分裂して生命が誕生する。
    生命は星屑からできているのだ。

    それ...続きを読む
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(上)(新潮文庫)
    宇宙から生命の誕生、人間の発明など、全てを網羅している。確かにユーモア交えて気楽に読めて、地球の歴史のことにますます興味を持てた。
  • 人類が知っていることすべての短い歴史(下)(新潮文庫)
    読めば科学のことが好きになって、自分が少し賢くなった気分になる。上巻下巻とも飽きずに夢中になって読めた。