スティーブ・J・マーティンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小ネタ満載。自己啓発本感が前作よりも増している。
説得を科学的に行う術がたくさん書かれている。サービス業や営業で使えそうなものばかり。
説得だけでなく、リーダー論も展開されており、それがより一層自己啓発本の成分を高めている。
一方で、子育てや教育に使えそうなものも散見される。面白いと感じる読者層は非常に幅広いだろう。
60個の実例をあげつつも、根本の理論は共通していることも多い(一貫性の原理など)
根本の理論については、前著の「影響力の武器」をぜひ読んでいただきたい。
へたな恋愛テクニック本を読むよりも、普遍的に相手に好意を持ってもらう術が盛り込まれている本書を読み込む方が良いかもしれ -
Posted by ブクログ
返報性
相手に好意を示すと、相手も好意で返す。
付箋にメッセージを書き添えることで、返信を増やせる。
キャンディーを渡すとき、もう一回戻って渡す=特別感を出す、とチップが増える。
先に与える=すでに寄付をした、と言ってタオルの再利用を求める。
与える側は、だんだん与えた事実の価値が高まる、貰ったほうは、直後が一番高い。恩恵を与えた直後に、求める。
希少性
日付が違う土産物(誤植のもの)は価値が出る、と考える人が多い。
コカ・コーラが新しくなった時、オールドコークを求める声が多くなった=失いそうなものの価値が高かった。
ブラインドテストでは、ニューコークのほうが評判が良かったにもかかわらず。新 -
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Posted by ブクログ
人の心を動かし、承諾を得るためには、何をすればいいのか?説得に関する科学的研究をもとに、「イエス!」を引き出す秘訣の数々を、豊富な実例を挙げて解説した書籍。
説得の心理を理解し、科学的に有効な方法を使えば、人を説得できる。その方法とは、例えば、次のようなもの。
・商品について複数の選択肢を検討する時、消費者は「妥協の選択」を行い、最小限必要なものと最大限手に入れたいものの中間を選ぶ傾向がある。よって、高価な商品を先に提示すると、中間価格の商品の魅力が高まり、売れ出す。
・面接などの選考の場では、審査を受ける順番が結果に影響を及ぼすことがある。選考プロセスにおいては、始めの方よりも終わりの -