宮崎康二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Uber、Airbnbなど世界規模での新サービスが広がってきている中、日本においても徐々にシェアリング・エコノミーの拡大が見られる。
少し古い書籍(2015年)ではあるが、そのときよりも随分規模も拡大してきており、世の中の資産の有効活用という動きは素晴らしいと思う。
自分自身もスペースマーケットやあきっぱ、軒先パーキングなどを利用した経験があり、非常に有用だと考えています。
特に息子の高校サッカーの観戦に行くときに近隣の駐車場に空きが無いとまずいので、無駄に早く行くのは面倒だという課題を抱えていたので、事前に予約できる点や意外と近い場所に駐車場が確保できるとかメリットを享受させていただいており -
Posted by ブクログ
Uber、Airbnbに代表されるP2Pシェアリングサービスの概観・特徴・世の中に与える影響についてコンパクトにまとめられている。
著者は1993年生まれで昨年大学を卒業したばかりとのこと。
記述形態が学生が書いた論文っぽい感じだが、その分平易で理解しやすい。
ここでは、カーシェアリング、クラウドファンディングからBitcoinまで、シェアリング・エコノミーをかなり広い概念で捉えている。
シェアリング・エコノミーの最大の利点は、遊休していた資産や労働資源を有効活用して資源配分の最適化を実現することにあると考えるが、一方でホテル・旅館業界やタクシー業界など国からの規制を受けながらビジネスを行っ -
Posted by ブクログ
成功パターンはネットビジネスの学びで十分だった。細かい規制などについてはその業界特化しすぎて汎用性に乏しかったかも。
・シェアリング・エコノミーには世の中にあるものや人といったリソースの稼働率を上げることで、社会全体の生産力をあげるという効果が期待される。
・ネット上にPFで実名性の高いアカウントによって取引が行われている。
・シェアリングを可能にしたもの
①ネットの普及/②スマホの登場/③決済システムの変化
・社会の追い風
①都市部への人口集中により地価があがり、空いた部屋を貸したい/借りたいニーズ
②フリーランスという働き方の登場
・資源の最適分配の3条件
政府の介入や規制なしに