上田未来のレビュー一覧

  • 人類最初の殺人
    人類史における「犯罪」の始まりを追う物語。
    殺人や誘拐、盗聴等が人類史上始めて行われる場面をみていく。
    重要なのは史実に基づかない話になっていることで、完全なフィクションであるからこそ面白みのある作品だと思う。
    時代背景は最低限則っており、「こんな事はあり得ない!」とも言い切れなさそうなのがまた面白...続きを読む
  • 人類最初の殺人
    人類最初の・・・というお題で語られる、ラジオ番組「ディスカバリー・クライム」。
    様々な時代や場所がテーマになっていて面白かった。
    ラジオドラマを聴いているような雰囲気が味わえます。
  • 人類最初の殺人
    タイトルに惹かれて購入しましたが、肝心の人類最初の殺人のお話は序盤でクローズ。短編集なので仕方無い気もしましたが、少々物足りない印象でした。個人的には「人類最初の誘拐」の話が読後感が良く好きでしたが、好みは分かれそうですね。。
    あくまでフィクション、小説として楽しむ作品であると感じました。

    本作の...続きを読む
  • 人類最初の殺人
    元ネタとも言える遺物もあるだけに(流石にまんまではないにしろ)現実世界とフィクション世界の境界が曖昧になる感覚があった。
    そして、ここでも悪人サイドとして書かれるのか中大兄皇子と中臣鎌足。

    ラジオ放送のスタイルで語られる人類最初の犯罪の数々。
    殺人、詐欺、盗聴、誘拐、そして密室殺人。
    日本の話が多...続きを読む