石井志昂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ご自身も不登校を経験し、現在は不登校新聞の編集長となった著者が、子どもが学校に行きたくないと言い出した時に、親がどのように接すればいいのかを教えてくれる1冊。
一口に不登校と言っても、その原因はいろいろあり、対応も一つではないだろうが、参考になることは間違いないし、今は不登校ではないお子さんも、いつ学校に行かなくなるかはわからないため、予習しておくのも悪くないだろう。
36ページにある、「子どもをコントロールしようとするとうまくいかなくて、子どもの意思を尊重すると親も子どももハッピーになれる」という言葉が印象に残った。
自己肯定感という言葉を1980年代の前半に言い始めたという -
Posted by ブクログ
わたしの子どもはまだ赤ちゃんだけど
ずいぶん早い予習のつもりで読みました。
わたしは不登校こそしなかったけど
小学校も中学校も嫌いでいつも行きたくなかったので、我が子はどうなるかと今からドキドキしています。
(子どものための予習のつもりなのに、自分が当時つらかった理由をこの本に探してしまうのは良くないなとは思いました。)
要は親にできることは
子どもを信じる
休みたいときは休ませる
雑談をする
逃げ道を用意する
そんな感じかと思います。
いまは、そんなことは当たり前にできるでしょと思ってしまいますが、当事者になると意外と焦っちゃったり、夫と足並みが揃わずケンカしちゃったりする -
Posted by ブクログ
小5の長女がコロナ分散登校辺りからちょいちょい学校を休む様になった。理由を聞くが、「食欲ない」や「お腹痛い」など。学校が嫌な大きな理由は無い様、妻がスクールカウンセラーに連れていくが、取り立てて問題ないようだ。私も最初は不安やイライラしていたが、無理に行けと言う方が良くないと言うことを聞き、暖かく見守ることに、が親としてはどうするのが良いのか情報を得たく手に取る。なるほどと思うような内容も多く、助けになった。
■学び
子供は雑談したがっている
会話を誘導しない、オウム返し
子供は親の笑顔が好き
学校を休みたいと言ったら休ませる
数日休むと学校に行きたくなるし、こまめに休んだ方が深刻になりにく -
Posted by ブクログ
小2娘が毎朝「学校行きたくない」と言うようになり読んでみた。深刻なのか甘えなのか、親はどうするのがよいのか。
内容もそうだけど、表紙に描いてあるヨシタケさんの「そうだ。学校に行ってほしいんじゃない。幸せになってほしいんだ。我々は「良かれと思って」何ができるのか。」にしびれる。
以下、私に響いた言葉たち。
1章 子どもがのびのびと育つためにできること
・子どもは雑談したがっている
→話をコントロールしたり、親が期待する結論に導こうとしたりしない。とにかく聞くのみ。「気にするな」「仕方がない」もNG。オウム返しが適切
・子どもに提案するときはひと呼吸置く
→提案は難しい。大人のあるべき姿が正