木村泉のレビュー一覧

  • スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学

    Posted by ブクログ

    # 時代を経ても変わらない、本質的なリーダーシップ論

    ## 面白かったところ

    - よりによって、筆者がリーダーの役割に対してかなりネガティブだったことで親近感が湧いて読みやすかった

    - 人間の成長に関する、現代にも通じる成長理論を30年以上も前に提唱していた事実に脱帽した

    ## 微妙だったところ

    - 個人的にはかなり読みづらかった。とても素晴らしい内容ではある

    ## 感想

    久々に本にぶん殴られる感覚を得た。だってこれ30年以上前に上梓された本だぜ?

    「人間は自分自身が盲目なので、日記を書いて `自分からは見えない自分` を観察しよう」だとか、
    「問題を解決するために、問題設定を

    0
    2023年10月14日
  • ライト、ついてますか 問題発見の人間学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    問題を定義してから答えを見つけなくてはならない。ただ、問題が完全に定義しきれるわけではない。解いても問題は生まれる。
    無意識に除外している事物を考慮しなくてはならない
    本当に解きたい問題か?自分に起因した問題ではないか?解いてほしいと考えている人はいるのか?

    0
    2022年10月03日
  • ライト、ついてますか 問題発見の人間学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■印象に残った言葉 
    「もし人々の頭の中のライトがついているなら、ちょっと思い出させてやる方がごちゃごちゃいうより有効なのだ。」
    有効であるかどうかは頭の中のライトのレベルを見極める精度が必要なので自身の頭に依拠するところがあるなあと思う…

    ■実体験と照らし合わせ
    就職、転職、結婚、最終的になぜ生きるのかというところまで考える
    第五部に関しては個人的に一番考えさせられる話であった。
    今まで自責自責、自己責任と考えて生きていたがある意味思考停止であったことに気付かされた、


    ■感想
    この本を読んで心底面白いと感じた気持ちは本物なのでそれが全てかなと。

    0
    2022年01月01日
  • ライト、ついてますか 問題発見の人間学

    Posted by ブクログ

    「問題に対しどう向き合っていくべきか」という問題に向き合った本.
    問題解決を生業とする研究者やコンサルタントだけでなく,学生や普通のサラリーマンにもおすすめできる.内容は平易だが,学びがあり,かつ,本質的だと思う.

    問題は”現状と理想のギャップ”とはよく言ったが,本著では
    現状=誰かの認識とすると示す「問題とは認識された状態と望む状態の間の相違」という表現の方が正しいな.
    →認識が合わない人とはある問題の議論もできないということになる

    「何が問題なのか」
    「そもそもそれは解くべき・解きたい問題なのか」
    「それは誰の問題なのか」
    といった問いは
    解くべき問題が予め定められた状態で,それをいか

    0
    2021年10月02日
  • ライト、ついてますか 問題発見の人間学

    Posted by ブクログ

    「問題の定義に正解はない」というのが心に残りました。頼まれた問題を解決しても、本当はそれが問題じゃなかったということがしばしばあります。だからその問題の解決を頼まれたときに、その問題の経緯を聞くことが大事だと思う(そして、それも本書に書かれてた)。

    0
    2021年05月10日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コンサルタントの仕事とは、「人々に、彼らの要請に基づいて影響を及ぼす術」
    賢明なコンサルタントなら、依頼主の自尊心を認知するようなやり方で答えるでしょう。ただし、自分自身の自尊心を犠牲にすることはしないでしょう。そうでなければ、本物の、長続きする変化は生まれてきません。
    マネージャーの文化の中では、相手が誰であるにせよ、自分に処理できない問題があることを認めるくらいまずいことはない。
    まず、依頼主が有能であるということに同意し、そのうえで、何か改善を要する分野はありませんか、と問うというものである。
    依頼主は、あまりにも問題の近くにいるために、自分がどんなに深いトラブルに巻き込まれているかわか

    0
    2021年05月05日
  • スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学

    Posted by ブクログ

    ワインバーグ氏による、技術リーダーシップとして知っておくべき知識や考え方が幅広く記載されています。本書(翻訳本)の初版は1991年ですが、今でも決して枯れることのない内容だと思います。
    マインドセットから組織での動き方、変わり方に至るまで、リーダーに必要な要素は広く扱っており、この一冊を読むだけでも自分の悩みについての突破口が得られると思います。

    0
    2021年05月04日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    ジェラルド・ワインバーグ(Gerald Marvin Weinberg)は、その洒脱な文体での著作の数々で、一部の人には非常に有名なシステムエンジニアで、心理学者だ。

    「一部の人」とは、システムエンジニアのみならず、コンサルティングに関わる人、また、経営層に近い人のことで、個人的にも、IT系の管理職の方はほぼ全員、何らかの彼の著作を読んでいた。

    私も、仕事の絡みで知り合ったシステムエンジニアの方から紹介してもらって読んだのが最初だ。あれは20年以上前だろうか。で、久々に手に取ってパラパラと開いてみる。

    ---
    コンサルタントの第一法則
    依頼主がどういおうとも、問題は必ずある。
    コンサルタ

    0
    2020年07月05日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    ワインバーグ氏がコンサルタントとして気をつけなければいけない法則がまとめられたもの。詳細はWikipediaにまとめがあるが、純粋にストーリーとして面白いので本書を読む価値は十分にある。自分が第三者レビュー組織を率いていて顧客に売り込みに行く際、あるいは現在社内コンサルとして仕事をこなしていく中で、本書を先に読んでいればと思った。あるいは、ある程度コンサル業を経験した方が、本書を実感を持って読むことができるかもしれない。オススメ。

    0
    2019年10月30日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    数多くの金言が散りばめられていて、コンサルタントに関わるあらゆる人におすすめしたい。
    後半の内容はやや一般的で他の専門書に譲っている印象も受けますが、9章までの流れは感動的です。

    0
    2019年08月13日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    ここのところ、自分の知識の見直しという気もあって、昔読んだワインバーグの本を読みなおしているのだが、今読んでも感心させられることに感心させられる。特にこの本は、自分の仕事のしかたにとても影響を与えていることに改めて気づいた。
    人に何らかのアドバイスを与える仕事(ほとんどどんな仕事でもそうなのではないかと思うが)を持つ人にはとても役に立つ本。

    0
    2017年12月26日
  • スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学

    Posted by ブクログ

    技術者がキャリアアップしようとして陥りがちなジレンマ、誤りの処方箋。特に気に入ったのは、
    自分の技術力に頼らない
    命令する人、される人の二元論にならない
    人から試される、値踏みされることに慣れる
    自分の思考の流れを観察する、特に感情の理由になっている自己防衛ルールを知る

    巻末の読書案内もなかなかマニアックで参考になる、

    0
    2013年12月27日
  • スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学

    Posted by ブクログ

    組織でソフト開発する時には避けて通れない、人間関係についてのお話てんこ盛り。リーダシップ、自分自身の変革、組織作りなど内容は盛りだくさんやけど、一番心に残ったのはコミュニケーションのギャップについて。

    これまでの経験や、周りから受けた影響で知らず知らずのうちに自分の中にできあがる"当たり前"。お互いが口に出さないそれぞれの"当たり前"が異なることが、認識のずれの主な原因。このずれを解消するには、自分自身の考えを腹割って話しつつ、相手の考えに寄りそう、それしかない。小手先のリーダ論振りかざす前に、ちゃんと目の前のメンバと向き合ってる?とごっつい厳しい内容

    0
    2013年12月07日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    コンサルタントが相手を変えるためにどのようにすれば効果的か、が面白おかしく書かれている本。当方は大企業の横串機能の部署に所属しているが、社内コンサル的な立ち回りをすることが多く、本書に書かれている内容にとても共感ができた。
    非合理の扱い方、なぜ問題が解決できないか、依頼主がどれだけ混乱にしてるか見分ける方法、、など。
    文体のせいで真偽を疑ってしまうものもあるが、他人の混乱を整理してお金を稼いでいる人にとっては身近に感じるテーマが多く、うまく自分のケースに当てはめて読むことができれば有用な本ではないだろうか。

    0
    2013年02月23日
  • スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学

    Posted by ブクログ

    こちらも約30年前に書かれた本。本当に人間は30年で進化してないと思う。。。(苦笑)

    この本でおもしろかったのは2つ。

    ■リーダーシップのMOIモデル
     M-Motivation
     O-Organization
     I-Idea
     この3つは、リーダーシップを発揮する上でのモデルとなる。

    ■リーダーの成功要因
     ・問題の理解
     ・アイディアの流れの調整
     ・品質を保持する

     たしかにリーダーの仕事はこの3つでいいかもしれない。

    0
    2013年01月15日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    コンサルに関わるものにとって示唆に富む名書です。再読する度、初読の時とは違った見方をしている自分を発見できます。読み手の成長とともに、いろいろな気づきを与えてくれるでしょう。「過去の栄光は未来の墓場である」今でも箴言と思っています。

    0
    2012年09月30日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コンサルタント以外にも読む価値は十分ある本。

    ・そこに見えるものを見るための方法
    ・見えないものを見るための方法
    ・変化に対する考え方
    ・抵抗とつきあう方法

    などをエピソードをまとめながら法則としてまとめている。
    「パンドラ性発疹」のパンドラの考え方が一番印象に残ったかなあ。

    0
    2012年01月22日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    ワインバーグの本
    コンサルタントの秘密、プログラミングの心理学、スーパエンジニアへの道
    は自分にとってのワインバーグ3部作です。
    翻訳がとてもうまく、翻訳本に特有の読みにくさがなく、とても読みやすく、内容もウィットに富んでいてどれもうなずける内容です。購入してからかれこれ10年以上は立っているとおもいますが、節目節目で読み返してまさに人生のバイブル本です。

    0
    2011年06月10日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    コンサルタントとしての自覚などを学ぶ、ということもありますが、それ以上に人との付き合い方---さらに言えば生き方---について教えられる本です。
    何度も救われました。

    0
    2011年04月28日
  • コンサルタントの秘密 技術アドバイスの人間学

    Posted by ブクログ

    最高傑作といってよいほど、大好きな本。

    この本を読んで、コンサルタントになりたいと思い、社会人としてキャリアを重ねてきたといっても過言ではない。

    今ではそれなりに経験や実績を積んできたので、「そうだよな~」と思えるが、社会人に成り立ての頃は、いちいち「おぉーなるほど!」とうなづいていたのを覚えている。

    お勧めの一冊は何ですか?といわれて、必ず挙げる本です。

    0
    2010年06月21日