比護遥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とっても真面目な技術の発展史。
興味のあるところだけ拾い読みしました。
それでもじゅうぶん楽しかったけど。
一文字ずつ印字するタイプライターは
表意文字である漢字には対応できない。
それを可能にするべく考えだした
先駆者たちの発想と技術がすごい!
やがてパソコンへと応用され
こうして漢字文化圏の人間も
気軽に機械で文字を打てるのね(^_^)
ありがたや。
実物写真も掲載されていますが
でっかい円盤みたいなやつ
(回転させて任意の文字を印字する)
偏と旁を別々に印字するやつなど。
うまく言えないけど…
ドット絵みたいにして打つのもあったわ。 -
Posted by ブクログ
日本語は、ひらがな+カタカナ+漢字の表音文字と表意文字の組み合わせだ。
読み慣れていないせいだが、英語の文章のアルファベットが並んでいるのを見ていると、ぱっと見で文全体の意味を把握できない。
日本語だと、漢字をつまみ取れば、ひと目で何となく文意を探ることができる。
アルファベットを採用している英語の方が簡単だから、世界共通語足りえるのは当然なのだが。
さて、本書は表意文字しか持たない中国語のタイプライター開発史である。
タイプライターはキーボードに記されたアルファベットをクリックすると、そのアルファベットが紙に印字される。
ところが、中国語の漢字の総数は膨大すぎて、中国語タイプ