思っていた以上に良い本だった。
書名の「遊ばせる技術」というのは若干ミスリードな感じがある。
もちろん読み終わった今なら言いたいことはわかる。
「あそび」や「ゆとり」が重要で、そしてそれを作り出すことは「技術」なので天与の才がなくてもある程度上達して身につけることができる類のものである、ということがいいたんだと思うのだけど、「遊ばせる」というとちょっと語感が違うかなと。
あと、実践的に使えるテクニックやプラクティスを求めるとこの本は期待はずれかもしれない。考え方、が中心。
他の人と意見を言い合いながら読みたいタイプの本でもあった。