内野佳織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
怒涛の新展開!!何万年も前から、神々の時代からの孤独と思慕のお話だった。
ホラーというよりかファンタジーというよりか、神話と人間の話なのかもしれないと思った。
小さい事件に見える一つ一つの出来事が壮大な神々のお話に近づいてく手腕は本当に見事でした。
あとは中国大陸の春節の華やかなこと!同性愛者であることを貫くことが、どのように受け取られてしまうのか、シビアな現実まで描写がなされている。
壮大なお話であり且つ群像劇なのに、一人一人の心情描写が細かくて、もっとこのキャラクターのことを知りたい!という気持ちに逐一なる第二巻でした。続きを楽しみに待ちます。 -
Posted by ブクログ
同じ作者priest先生の「天涯客」を原作とした「山河令」のドラマを見て面白い〜!となったので読み始めました。
現代の怪異を解決していく中国大陸のお話。priest先生の語り口も許先生の翻訳もすいすい読める。
BLというよりかは日常と地続きになっているファンタジーの度合いが強いんだろうと思います。
主人公の趙所長がとても魅力的で、ただのイケメンというわけではなくとても考えて行動できるキャラクターで素敵だな〜と思っていました。
「世の中には俺らがどうしようもできないことがあるんだ。それらのことを解決できるくらいまで自分を強くするか、綺麗さっぱり忘れるかのどっちかしかないんだ。そんなくだらないこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ中国神話の話まで出てきて面白い。元々中国神話は全然知らなかったので、註釈たくさんありがたい……
過去編もっと出てくるのかな。最後に出てきた盤古(?)が気になる。
斬魂使として神籍に入っている沈巍と、凡人に転生している雲欄だと、どうしたらハッピーエンドを迎えるんだ……? と謎になってしまう。
斬魂使の神籍がなくならないと幸せに生涯を共にするってできない気がして、趙雲欄が推測していたように、趙雲欄と生涯を共にするにしても、その後に沈巍は大封に身を投じてしまう気がするんだけど、どうなるんだ? 3巻が待ち遠しい!(2巻って、分冊版だと、79章までとかなのかな……?)
あと、大慶の言う前の主人って、崑