安村正也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「保護猫が店員」の猫本専門の本屋さん。
行ってみたい!
閉店する本屋が増えている中で、
「本×○○」のユニークなお店が増えるのは楽しい。
ビジネスと趣味と社会貢献を並行するのは、
なかなか難しいと思う。
たくさんの出会いとつながりがあり、
素晴らしい本屋になった。
「めがねこ」ぜひ読みたい!
本好きは猫好きが多い気がする。
文豪も猫を飼っている人が多いし。
ナカムラクニオ著「猫思考」がおもしろい。
猫は、媚びない。
猫は、他人(猫)と比べない。
猫は、我が道を行く。
猫は、孤独を愛する。
猫は、自分の感性を信じる。
猫は、ポジティブ思考。
猫は、群れない。
猫は、名誉なんて気にし -
Posted by ブクログ
「猫」×「本屋」×「コーヒー」の「猫本屋」の話・・・となったら読まずにいられません。
世間もネコブームですが、我が家も末娘を中心にネコブームです。
この本は
・保護猫が「本屋の店員」として常駐
・店内の本はすべて「猫本」
・収益の一部を「保護猫団体」に寄付
・資金の一部はクラウドファンディング
・住宅の片隅を店舗に
というユニークな特徴を持った「Cat's Meow Books」という本屋さんが、どうやって開業し、運営したのか、ホントだったら聞きにくいお金のリアルな話も含めての裏話満載の本です。
最近、特定のテーマに特化した本屋さんや、本を売るだけでない別のサービス(カフェ併設や雑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ店長、店員猫は全員保護猫。人間の店主は伝説のリブリオバトラー。
2018年の出版だから、今から10年くらい前の話。猫本だけを集めた「Cat's Meow Books」は「猫が本屋を助け、本屋が猫を助ける、というお店」というコンセプトを明確にしたお店。準備段階から、このコンセプトは揺らぐことがなく、そのコンセプトを実現していく中で様々な繋がりが生まれ、とても素敵な空間ができていきます。
企画段階から、物件探し、リフォーム、品揃え、資金のことと、開業からの営業成績。これから書店をやりたい、という方には具体的でとても役に立つ本になっています。
10年ほど前の本ですが、今でも完 -
Posted by ブクログ
「犬族」でも「猫族」でもなく、動物保護にも関心のない私だけど、どのみち買うならこういう本屋さんで買いたい。「本とビールが好き」というポイントで店主さんとお話してみたい。ビブリオバトルを観戦したことがないのだけど、この本を読んで見てみたいと思った。
この本の店主は、青山美智子の『お探し物は図書室まで』に、パラレルキャリアを実際している人のモデルとして出てくる。巻末の参考文献で本書を知り、図書室で取り寄せした。
え、実際この店あるの?と、軽い気持ちでGoogleMAPで検索。あるのか!
世田谷線の猫の車両、いかにも我が家の子どもたちが喜びそう。
東京にはいろんな店があるなぁ。 -
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素敵な本でした。「本×猫」の本屋を開きたいというスタートから、様々な課題を乗り越え、そして猫が繋いでくれた縁もあり「キャッツミャウブックス」を開店させる事ができた店主の安村さん。その安村さんを近くで見てきた著者の井上理津子さんの本です。
感想を簡単にまとめるなら3つ。
①お店を開くのは(経営も)、想像よりも大変なんだなー(近所の本屋さん頑張ってー!←心の声)②やっぱり猫は人と人を結び付けてくれるんだなぁ…(しみじみ。。)③大変そうだけど羨ましい!(自分の働き方も顧みました…)
です。人生=猫と言っていいほど猫好きなので、いつかお店に伺いたいなと思いました。本のなかで紹介されていた本も読んで -
Posted by ブクログ
以前テレビでこちらの本屋さんが取材されていて、ずっと気になっていたので、タイトルを見て即購入。
意外にご本人が書いているのではなく、ライターさんが書いている本でした。
実は私、猫好きだし本も好き。
商店街の近くの3階建ての家に住んでいまして、1階はもともと店舗。
いつか本屋さんできたらいいな、と思っていたので、この「保護猫が店員の本屋さん」には並々ならぬ関心があったのです。
構想から実際に出店するにあたって数々の困難があり、そこを一つ一つ乗り越えていく様がこの本には描かれているのですが、率直な感想は「大変だけど楽しそう!」です。
いつか、同じようなことができるといいなと、さらに夢みがちにな -
Posted by ブクログ
TVで見たことがあった猫本屋さんの開店記。ぼんやりした夢が形になって滑り出していく過程が近しくてでも第三者的な記者目線で綴られていく。
・良かった点
書くプロの文章なので、時系列とか焦点とかスッキリして大変読みやすい。あとTVでは(当然)ふんわり夢叶えました〜ぽく編んであったけど、本は運営のお金やトラブルやらまで書き込まれててああやっぱ大変でだからこそ店が宝物なんだなあと思った。あと作中で紹介された本を読んだら良かったのも得した気分。
・無理かなぁと思う所
パラレルキャリアで行こうと思うと自分の休みが取れなそうな所。最初軌道に乗せるまでが踏ん張り時なのはもちろん分かるし、好きでそんなの苦に